INTERVIEW
ISSA
2011.11.01UPDATE
2011年11月号掲載
Interviewer:ムラオカ
-歌詞はあなたが書いているのでしょうか?
そうよ。歌詞とメロディは私の仕事。曲の雰囲気を大切にしつつ常にポジティヴなメッセージを伝えられるように努力しているわ。良い曲には必ず良いメッセージが必要だと思っているの。
-今作は、前作のヨーロッパ的な哀愁あふれるサウンドと比較すると、アメリカ的でアダルトなロックになったというイメージですが、これは狙ってのことでしょうか?
そうね、狙ってたことだと思うわ。デビュー・アルバムはヘヴィなギターをフィーチャーしていたけど、今回のアルバムではギターが少しソフトになっているわね。全ての楽器がバランスよく入っている印象ね。
-厚みのあったコーラスを減らしたり、曲が幾分かいい意味でシンプルになった分、あなたの声の素晴らしさが引き立った作品になっていると思いますがその意見についてどう感じたか教えてください。
ハーモニー部分は全て私が自分で入れているのよ。曲によってハーモニーが沢山必要だったり、あまり必要じゃなかったりするのよね。レコーディングのミックスをする前はどの曲も大量にハーモニーが入っているので聴いていて面白いのよ。個人的にはハーモニーが沢山入っているのが好きなの。でもハーモニーが少ない分、声が引き立っているという意見はとても嬉しいわ。
-あなた自身が最も気に入っている曲と理由を教えてください。ちなみに私は「What Does It Take」です。
「What Does It Take」は私も大好きな曲よ。それに「Invincible」もお気に入りなの。「Black Clouds」や「We’re On Fire」、「You’re Making Me」はライヴで歌うのが楽しみな曲ね。
-アルバム・タイトルが『The Storm』とは非常にシンプルですが、このタイトルにした理由を教えてください。
このタイトルはFrontiers Recordsが選んだタイトルなのよ。
-今作の参加ミュージシャンは非常に実力派が揃っている分、ライヴ活動は難しいのではないでしょうか?実際のライヴ活動はどのような編成で行っていくのでしょうか?
ノルウェーやイギリスで一緒に仕事をする優れたミュージシャンが沢山いるので困ることは無いと思うわ。どこでライヴをやるかにもよるわね。例えばスペインでライヴをやるならスペインのバック・バンドをつけるのが現実的だと思うの。機会があるばDaniel Floresには一度でもいいからライヴに参加して欲しいと思っているわ。それとVEGAのJames Martinはキーボーディストとして固定メンバーだと考えているわ。
-あなたがヴォーカリストとして普段自分の声を保つために心がけていることがありましたら教えてください。
レコーディングやライヴの直前はあまり声を使わないように心がけているわ。時々ショウガ入りの蜂蜜レモンティーを飲むこともあるけど、基本的にはウォーミングアップを行うことが大切だと思うわ。
-あなたは非常に上手いヴォーカリストでありつつ、容姿も端麗ですね。モデル活動など、音楽活動以外に活動はされていないのでしょうか?
ありがとう、そんなことはないけど。特に他のことはやっていないわ。歌と音楽だけよ。
-ほぼ同時期にEVANESCENCEが新譜を6年ぶりにリリースするのですが、あなたと同様、女性ヴォーカリストのAmyに関して何か感じるところはありますか?
特にEVANESCENCEのファンではないけど、彼女の声はあの音楽スタイルには非常にマッチしていると思うわ。とても特徴のある声をしている。こういった音楽スタイルにおいては重要なことだと思う。「My Immortal」における彼女の声は特に素晴らしいと思うわ。
-リリース後の予定を教えていただけますでしょうか?
ともかくインタビューが多くて忙しいわ。もちろんアルバムのプロモーションのためにツアーをすることにはなると思うの。Facebookにいつもライヴ・スケジュールを含めた最新情報をアップしているので是非チェックしてね。それとMyspaceもやっているのでそれも是非チェックして欲しいわ。www.myspace.com/isabelloversveen
-最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
日本の皆さん、いつも応援してくれてありがとう!日本でライヴができるように、そして皆さんとお会いできるように今一生懸命頑張っているので待っていてね。それとFacebookやMyspaceでアルバムの感想等をどんどん送ってほしいから、是非アクセスしてね!