－今作で日本デビューになりますが、日本にはどんな印象がありますか？

B：超楽しみ！超楽しみ！超楽しみ！日本でリリースするのはアメリカのバンドにとっては大きな栄誉なんだ。世界各地の人々が僕らの音楽を聴いて共感してるなんて、本当に嬉しい。繰り返すけど、超楽しみ！

A：人々や文化と出会うため、前から日本に興味があった。音楽をやりながらそれが実現するなんて、夢がひとつ叶ったよ。

Tim：燃えているぜ！！I Scream Recordsからのヨーロッパでもリリースしたことも一大イベントだったけど、その流れのまま日本でリリースするのは、目標への大きな一歩だね。世界各地の皆がRENO DIVORCEを聴いてる、って思うと嬉しい。今まで見たり聞いたりした事によると、日本の皆はノリがめちゃくちゃ良い！！そういうのマジで好き！！思わず笑顔になる！！

Tye：日本での可能性を考えると興奮する。良い反応を期待しているし、もっと多くの人に聴いてもらいたいね。

－今後、日本でのライヴは予定されていますか？また日本に来た際は観光したい場所はありますか？

B：夏かその前に行きたいね！待ち切れないよ！観光って事でいうと、リアルな日本文化に触れたい。タトゥースタジオやパンクロックバーに行きたい。

A：RENO DIVORCEの日本の夏フェス出没に要注意。詳細は未定だけど、まもなく決まる！

Tim：日本ツアーの可能性が結構濃厚。実現するといいね。もし来日出来たら、僕らのライヴで盛り上がるファンを見て、やばいくらい美味しい寿司を食べたい！！！あと日本文化を堪能する！！

Tye：周りの流れに身を任せるよ。

－日本のバンドで知っているバンドがいれば教えてください。

B：残念ながらほとんど知らない。でも今後増えるだろうね！

A：ブラック・メタル・バンドのSIGHなら知っているよ。もっと色んなバンドやアーティストをチェックしたいし、日本がどんな国か知るのが本当に楽しみだよ。

T：残念ながら知らない！でも日本ツアーする頃には、もっと知っていると思うよ。

－各メンバーそれぞれかなりのバンド経験があるようですが、これだけ長くバンド活動を続けていける秘訣を教えてください。

B：ファンのおかげ！だから辞められない！つまり僕らは人質みたいなもんなんだ！

A：いつでも楽しむこと。メンバーは皆違う人間だしそれぞれのやり方があるから、バンドは大変なのが当たり前。でも楽しんでさえいれば、すべては上手く行く。

Tim：そうだなー、皆に音楽を聞いてもらうこと。ツアーの為にやっている様なものだし、実際すごくツアーを周っている。ファンが欲しがるもの、つまり質の良いパンクロックを提供し続けることに燃える！！！

Tye：コミュニケーションが一番大事だね。

－最近のアメリカのパンク・シーンについてどう思われますか？

B：商業主義に走っているし、一旦トレンドから外れてしまったらもう終わりだけど、まだ希望はある。

A：BAD BRAINS、MISFITS、BLACK FLAG、DESCENDENTS、DEAD KENNEDYS、MINOR THREATとか昔のバンドが好き。でも今のいわゆる“パンク・ロック”は、昔のバンドにあった危うさやオリジナリティがない。店に行けば、誰でも髪を染め派手な服を手に入れ“パンク・ロック”風になれるけど、本当のパンクはそんな事じゃない。僕に言わせれば、パンクはルールがないこと。今のバンドは、サウンドとかルックス面で周りの目を気にして、ルールに囚われすぎている。自分の気持ちに正直でさえあれば、他の人がどう思おうと関係ないはずだよね。

Tim：この30年でシーンは大分変わり、今最悪の事態を迎えているんだ。でも良くなる事を願っているし、USツアーを続ければ僕らの人気も出るし、もっと良くなると思う。今まではそれを実現するのが難しかったけど、僕らは健康な男子だし、自分達が得意なこと、つまり僕らにしか出来ないロックンロールをやり続けるだけ！

Tye：1995年以前の昔のパンク・バンドが好きだけど、最近のバンドでも幾つか光っているのがいた。

－Brentは日本のインタビューにて「決して止まらず、決して老いない！」と答えていますが、あなた個人の人生の目標、RENO DIVORCEの今後の目標が定まっていたら教えてください。

B：RENO DIVORCE の美点は自分達の速さで自分達らしく進む、ということ。流行に乗った事なんかないし、自分達のルーツとなる音に妥協することなくその時々でやりたいと思う事をやって来た。それが僕らの成功のポイントなんだと思う。RENO DIVORCEのファンは、世界でも耳の肥えた音楽好きばかり。“一夜にしての成功物語”とか一切興味がない。ファンは僕らの音楽に、自分と似た匂いを感じ取るんだと思う。僕の目標はアルバムを作り続け、もっとツアーすること。マイクの前に立てる限り、歌い、ギターを弾き続ける。なんだかんだ言って、それが一番自分の好きな事だから。