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INTERVIEW

Vanity Sicks

2017.06.02UPDATE

2017年06月号掲載

Vanity Sicks

メンバー:INZ(Vo) ユウスケ(Machinegun-Vox) vincent(Gt) Ash(5st. Performer) takahiko(Dr)

インタビュアー:杉江 由紀

ハイブリッドなメンツの繰り出す、コンフュージョンなラウド・ダンス・ロック。聴いていると、自然に心と身体が踊り出してくるほどのダイナミズムに溢れたVanity Sicksの音は、とても面白い。約1年前に始動した彼らは、メガマソのフロントマンでもあるINZ、元HIGH and MIGHTY COLORのユウスケがツートップとなり、ここまでの日々を駆け抜けてきた。そんななか、このタイミングでいよいよ発表されるのが1stアルバム『Foretell the Future』なのだ。だがしかし。なんと、来たる7月22日のワンマン・ライヴをもって、Vanity Sicksは解散することが決定してしまっているという。解散直前独占インタビューを、ここにお届けしよう。

-Vanity Sicksは待望の1stアルバム『Foretell the Future』を発表しますが、同時に7月22日のライヴ"Title Match-FINAL ROUND-"をもって解散することもすでに告知されております。まずは、その経緯についてのご説明をいただけますと嬉しいです。

INZ:実は、アルバム自体は今回の解散が決まる以前にすでに録り終わっていたものなんですよ。僕ら自身の意識としても、そのときは"今回これだけのことができたんなら、次はもっとあんなこともできそうだね"っていうふうになっていたくらいなんです。

-それがなぜ、解散ということに?

INZ:そこは今後の具体的な活動について考えたときに、いくつか"これはいったんちょっと見直した方がいいね"ということが出てきてしまったからです。別にメンバー同士の仲が悪くなったとか、全然そういうことではありません(笑)。だから、解散といっても、僕らはここですべてが終わりだとも思ってはいないんですよ。

-もしや、アルバムのタイトルに"Future"という言葉が冠されているのは、そのあたりも含ませたうえでのことなのでしょうか。

INZ:それもあります。今回のアルバムは、以前ライヴ会場での限定販売音源として作った「PLUS ULTRA」(Track.5)と「White ray of hope」(Track.7)以外のすべての曲が、未来をテーマにして未来に向けて歌った曲たちばかりですからね。つまり、『Foretell the Future』は自分たちの未来も重ねながら作ったものという部分もあるわけです。

-そういうことでしたか。では、ここで改めてVanity Sicksというバンドの実態について触れてまいりましょう。まずは、とにもかくにも異色なメンツでのイレギュラーな編成であることに驚きます。

INZ:もともとは、僕以外のメンバーが前身バンドとして4人編成での活動をしていたんですよね。そこに僕があとから入って、約1年前にVanity Sicksとなったんです。

ユウスケ:前身バンドでは僕がひとりでヴォーカルをやっていたんですけど、INZ君が入ってからは彼がヴォーカリスト、僕がMachinegun-Voxというパートになって、ふたりでセンターに立つ形に変わりました。

-ツートップのおふたりは、つまりいい意味でのライバル関係ということですか?

ユウスケ:まぁ、そういうことなんでしょうねぇ。僕は、昔のバンド(HIGH and MIGHTY COLOR)では男女ツイン・ヴォーカルをやっていたので、ツインでやること自体にはまったく抵抗がなかったんです。しかも、INZ君が入る前に数年ひとりでやってみて、その面白さと難しさもいろいろとわかったうえでのことだったので、彼が入ることになったときは"自分だけじゃ表現し切れないところをできる人が現れた!"と感じて、素直に嬉しかったんですよ(笑)。実際、INZ君と一緒に音楽を作っていくというのはとても刺激があることだし、すごく面白いです。