今年で3回目を数え、既にエモ・スクリーモ、ラウドミュージックフェスとして日本に定着しつつあるtaste of chaos Japan Tour。出演した全アーティストを改めてご紹介。
AIDEN / Conviction (3rd) | |
昨年『KERRANG』や『METAL HAMMER』などの有名音楽雑誌で“BEST INTERNATIONAL NEW COMER AWARD”を受賞し、一躍シーンのトップ付近まで躍り出たAIDENが2年ぶりにフルアルバムをリリース! 頭が華の男性という目を引くジャケットは、THE USEDのアートワークでもお馴染みのAlex Pardeeが手掛けており、彼らの写真を見ても前作までの化粧バンドというイメージを覆すほどの変わりように驚きはしたが、アルバムの内容には更に驚いた。ギターリフが炸裂し叫びまくるスクリーモバンドだった彼らが、まるで何年もかけて作り込んだかのような綿密で繊細な曲がずらりと並び、勢いに任せて叫ぶのではなく、その曲が求める適材適所なメロディーメイク&サウンドメイクを見事なバランスで構築させている。 ギターの音を歪ませてガムシャラに弾きまくるのではなく、あくまでも曲が求める音にこだわった。 彼らがそうコメントしても不思議ではない今作は、AFI、MY CHEMICAL ROMANCEの変化(進化)と同じように捉える事が出来るほどの完成度。ゴスだとかスクリーモだとかジャンル分けを吹き飛ばしてくれる秀曲揃いの名盤。(顕-AKIRA-) |
|
AIDEN / Rain In Hell (EP+DVDミニアルバム) | |
3rdアルバムとの架け橋的存在となる2ndアルバム発売後にリリースされたDVD付きミニアルバム。 KERRANG!誌の表紙を飾るなど、VICTORYの代表アーティストと呼ばれてもおかしくないほどの人気を獲得した彼らが、次のステップに至るまでの楽曲を収録した未発表曲6曲のEPは、1st&2ndアルバムの頃の疾走感を重視した内容からよりメロディーに重きを置いたかのような聴かせる曲中心な内容。 |
|
AIDEN / Nightmare Anatomy (2nd) | |
自主制作のアルバムから既に問い合わせが殺到するほど注目を浴びていたシアトル産メタリックスクリーモバンドAIDENのデビュー作。 VICTORYから華々しくデビューアルバムをリリース出来るほどの実力は、サウンドを聴けば一目瞭然。 メタリックかつ攻撃的なギターリフがザクザクと切り裂き、キャッチーなメロディーをがむしゃらっぽく歌い上げるボーカルで疾走感ある曲に仕上げていく。 ゴスメイク全開の見た目とは裏腹に、タイトに年間100本近くライヴをこなす彼らの経験と勢いが充分に収録されたアルバム。 (顕-AKIRA-) |
|
AIDEN / Our Gangs Dark Oath (1st自主制作/再リリース盤) | |
VICTORYが目を付けるきっかけにもなったAIDENのデビュー作。
正しくはこちらのほうがデビューアルバムになるが、自主制作によりほとんど流通されてなかった名盤。 メタリック&疾走感はデビューアルバム"Nightmare Anatomy"よりも更に攻撃的で、絶叫パートも断然多い凶暴なサウンド! このアルバムが自主制作で埋もれてしまうのはもったいないと、聴いた誰もが思うほどの完成度。 (顕-AKIRA-)
|
Copyright © 2007 激ロック. All Rights Reserved.
Reproduction in whole or in part without written permission is strictly forbidden.