UNEARTH : Trevor Phipps(Vo), Ken Susi(Gt)
Interviewer : 米沢 彰
-既に日本は4度目になるかと思いますが、いつも行く決まった場所とかお気に入りの場所はできましたか?
T:Ninja Barはすごいクールだよ!
K:Ninjaのディズニーランドみたいなところなんだ!
T:大阪だったら、ROCK ROCKだね!あと、ロスト・イン・トランスレーションって映画にすごくハマったから、その映画のロケ地めぐりもしたよ。あと、前回来たときは、みんなより一日長く日本に滞在して、Derek(Dr)と一緒に京都を回ったよ!
K:おもちゃ屋さんにも行った!
T:あと、渋谷の犬(ハチ公)も見に行ったね。
-Ninja Barって何ですか?
T:前回来た時に見つけたんだけど、ホテルの近くにあって、忍者が天井から寿司を持ってきてくれたりするんだ。場所はもうよく覚えてないけど。
-今回、一緒にツアーを回っているTHE BLACK DAHLIA MURDERについて、率直な感想を教えて下さい。
K:そういえば、もうかなり長い間友達だね。2004年にツアーを一緒に回ったんだけど、その後は共演する機会がなかったんだ。それ以来の久しぶりの共演だけど、彼らはバンドとしても人間としてもすごくいい奴らなんだ。楽しむことが好きだし、パーティーすることを大事にしているしね。そうじゃないバンドって結構多くて、喧嘩したりとか、面倒臭いことに関わりたがるような奴らも多いけど、彼らはそうじゃないんだ。だから、一緒に回れるのはすごく楽しくて、いいんだよね。
-THE BLACK DAHLIA MURDERは先ほどのインタビューで、2004年より成長した姿を見せたいって言ってましたよ。
K:あいつら、嘘つきだな(笑)
T:変わったのは葉っぱの量ぐらいじゃないのか?(笑)
K:何も変わってないぜ!
T:それは冗談として、実際はメンバーが3人も変わってるからね。ほとんどのメンバーとは初対面になるんだ。これからその成長を見たいね。あ、でもShannon(Dr)は元ALL THAT REMAINSで、その時に一緒にツアーを回ったことがあるな。
-日本ツアーでのオープニング・アクトを務めているEACH OF THE DAYSのライヴはご覧になりましたか?
T:すごいバンドだね。昨日初めて見たんだけど、演奏も素晴らしいね。ROCK ROCKでの打ち上げで話をしたけど、人間的にもいい奴らだな。
-『The Oncoming Storm(2004)』、『III: In the Eyes of Fire(2006)』、『The March (2008)』というペースで作品をリリースしてきていますが、そろそろ新しいアルバムの制作の予定など決まっていたら教えて頂けますか?
K:来年の夏には新作を出すよ!次の作品はフレッシュなアイディアを取り入れていきたいんだ。だから時間をかけて作っていくことになるね。
The March
Price: ¥ by Amazon | Release :前作「Ⅲ:In The Eyes Of Fire」がビルボード・チャート初登場35位を記録するというハードコア・バンドにとっては異例の大ヒットとなったUNEARTH。今作ではプロデューサーを2ndアルバムまで起用していたKILLSWITCH ENGAGEのAdamに戻し、ARCH ENEMY、MACHINE HEADの作品でもおなじみのAndy Sneapがミックスを担当している。彼ら特有の極悪なブレイクダウン・パートはそのまま維持しつつ、前作でも垣間見れたスラッシュ・メタルへの傾倒をさらに突き進めており、特にギターソロパートは前作の50%増しとレーベル資料にあるとおりとにかく弾きまくっている。06年のLOUDPARKでは早い時間帯での出演ながらもフロアに超巨大サークルピットを作り出した彼らにはぜひ再来日をしていただき伝説の再現を期待したい。 (ムラオカ)