[ from L. to R. ]
James Davies(Gt) / Gareth Lawrence(Dr) / Sean Smith(Vo)
Matthew Davies(Gt) / Gavin Butler(Vo) / Rhys Lewis(Ba)

2003年、イギリス諸島はウェールズのマーサー・ティドヴィルという街にて結成。当初、TEN MINUTE PREVIEWと名乗っていたが、「1977年のニューヨーク大停電」に関しての「I survived the blackout」という言葉が描かれたTシャツから、バンド名をTHE BLACKOUTへと改名。04年に、『Pull No Punches』なるEPを自主制作。そして06年、同郷ウェールズ出身、LOSTPROPHETSのアルバム『Liberation Transmission』のリリースに伴うツアーにサポートとして帯同したり、KIDS IN GLASS HOUSESらと共にツアーしたりしたのち、かつてCOLDPLAYやPLACEBO、ASH、KEANEらも在籍していたFierce Panda Recordsより正式なデビューEP『The Blackout! The Blackout! The Blackout!』をリリース。その年の『KERRANG!』誌の「BEST BRITISH NEWCOMERS」にノミネートされる。

07年、LOSTPROPHETSのIan Watkins(Vo)もゲスト参加したデビュー・フルレングス・アルバム『We Are The Dynamite!』をリリース。数あるFierce Panda Recordsの歴代リリース作品の中で、最速ペースで売れたアルバムとなった。そして、FLOOD OF REDとPIERCE THE VEILを引き連れてのUKヘッドライン・ツアーを行い、イギリス、イタリア、ベルギーの『Taste Of Chaos Tour 2006』に、THE USED、RISE AGAINST、AIDEN、GALLOWSらと共に参戦。08年4月にBLESSTHEFALLをサポートする形で、初の北米ツアーを敢行。その流れで『Bamboozle』や『Give It A Name』といったアメリカのフェスティヴァルに参加。その後、STORY OF THE YEARのUKツアーに帯同。同年9月、ALESANAとのカップリングで東京2公演・大阪1公演の計3公演を行い、全公演ソールドアウトと好評を得る。日本公演を終えたバンドは、再びUKツアーを行い、『London Astoria』(キャパシティ:1,600~2,000)での単独公演をソールドアウトにさせる。メジャー未契約のバンドでこの会場を満員にしたのは、 THE DARKNESSとENTER SHIKARIに次いで、3バンド目であった。

そして08年、Fierce Panda Recordsから離脱。09年2月には、Epitaph Recordsと契約を交わす。すでに08年から米国テキサスにてレコーディングを開始していた2ndアルバム「THE BEST IN TOWN」は、09年5月にEpitaphから発表される。直前の4月には、『PUNKSPRING 09』へ出演するため再来日を果たす。さらに「THE BEST IN TOWN」リリースにともない、SILVERSTEIN、HOLLYWOOD UNDEADらとUKツアーを行い、『Download Festival 09』にも参戦。

2010年1月、ALL TIME LOW、YOUNG GUNS、MY PASSIONと共に『The Kerrang! Relentless Energy Tour 2010』に参加。同年秋の、LIMP BIZKITのヨーロピアン・ツアーにサポート・アクトとして帯同した。ときを同じくして、バンドは3rdアルバムの制作を開始し、同年12月には完成。 2011年2月には、MY CHEMICAL ROMANCEのUKツアーのメイン・サポート・アクトを務める。そして4月、新たに契約を交わした英国のCooking Vinylより、3rdアルバム『Hope』をリリースする。