TASTE OF CHAOS 2008特集!!
当初はTaste Of CHAOSジャパン・ツアーのラインアップに名を連ねていたATREYUが残念ながら出演キャンセルし、迎えたツアー当日の海外勢は、残念ながら STORY OF THE YEARとAS I LAY DYINGの2バンドのみであった。日本のバンドであるMUCCがヘッドライナーを務めることに加えATREYUのキャンセルも重なり、結果、脇を固める出演バンドも海外勢より日本勢の方が多くなってしまった今年のTOCジャパン・ツアー。それは過去と比べて今年は大きく雰囲気の異なる内容ではあったが、その結果は成功だったと言えるだろう。洋楽志向のファンから見れば腑に落ちない点も多いだろうが、アメリカ発生とはいえこのように世界各国を回るワールド・ツアーにおいて、開催される国のカラーをそれぞれの会場ごとに出していくことはもっともな話であると私は思うのだ。そしてSTORY OF THE YEARやAS I LAY DYINGはもちろんのこと、ヘッドライナーを務めたMUCCや出演した全てのバンド達がレヴェルの高いライヴを見せてくれたことが、今年のTaste Of CHAOSジャパン・ツアー成功の決定打であろう。
本年度のTaste Of CHAOSジャパン・ツアーは新木場スタジオコーストにて、10/10、11、12の3日間に渡り開催された。MUCC、STORY OF THE YEAR、AS I LAY DYING以外のバンドは各日ごとに変わり、3日間通して出演したバンドは前者ら3バンドのみとなる。ここでは、激ロックに深く関わりのあるSTORY OF THE YEARとAS I LAY DYINGのみをピックアップしてレポートしよう。
AS I LAY DYING |
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STORY OF THE YEAR |