SUICIDAL TENDENCIES (tokyo only)


80年代初め、Mike Muir(Vo)によってカリフォルニアのヴェニスで結成。初期の特徴的なハードコア・スタイルで、スケーターの間で大きな支持を得、スケート・パンクという言葉を生むほどにその影響力を拡大。スラッシュ・メタルに注目がいく以前だった。早い段階で、オリジナル・ラインナップ のバンド<Mike Muir(Vo)、Grant Estesu(G)、Louiche Mayorga(B)、Amery Smith(Ds)>は地元ギャングと関係するメンバーが所属するという噂でライヴをする場所を探すのが困難だったと同時に、その噂とともに話題も膨れていった。1983年にセルフ・タイトルのデビューをリリース。するとアルバムは、たちまちハードコアのベストセラーとなった。中でも良く知られている楽曲「Institutionalized」は最初のハードコア・パンクのビデオの1つとしてヒットした。その後はメンバー・チェンジ、ソロ活動などを繰り返しながらも、数々のスラッシュ/スケート/ハードコア/パンクのアンセムを生み出して行く。ライヴ活動は続けてきたものの2000年以来オリジナル・スタジオ・アルバムのリリースからは遠ざかっているが、Mikeが2012年のニュー・リリースを示唆していたのがどうなるか、楽しみな所だ。一方ライヴでは2007年にSUMMER SONIC 07に出演。Mountain Stageでのパフォーマンスはファンに強烈な記憶を植え付ける伝説的なライヴとなった。そして2011年、新録の編集盤『No Mercy Fool!/The Suicidal Family』(2010年)を引っさげてのPUNKSPRING出演が決定していたが、この2011年開催が震災の影響を受けやむなく中止に。しかし今回、PUNKSPRING 2012への出演が決定!会場を狂喜乱舞の渦へと巻き込むだろう。