DESCENDENTSはポップ・パンクを生み出したと言っても過言ではない。ロサンゼルスのサウスベイのシーン(BLACK FLAG、MINUTEMEN、SSTレコード、など)の肥沃な音楽環境を背景に1978年に結成されたDESCENDENTSは、1979年にトリオ編成で最初のシングル7インチ『Ride The Wild』をリリース。その後間もなく、Milo Aukermanがヴォーカルとして加入した。Miloの熱烈なパフォーマンスはその胸が張り裂けるように叙情的な歌詞と彼の才能とが相まって、Miloの加入が即座にバンドの節目となる。1981年にEP『Fat』 をリリース。1982年にはアルバム『Milo Goes To College』をリリースこの2つのリリースがバンドの人気を決定づけ、目まぐるしいほどのエネルギー、人生、愛のそしてその不確実性に目を向ける思春期の不安を抱える若者のバイブルとなる。同時にその不安をポップな感性でPUNKという音楽で発することで、世界中にファンを得ていく。その後メンバー・チェンジを経てリリースされた1987年のアルバム『All』では、バンドの本領がいよいよ発揮され黄金期を築いていく。バンドは80年代半ばから後半を通じて絶え間なくツアーし、1991年には『Somery』、1996年に『Everything Sucks』そして2004年には『Cool To Be You』と各アルバムをリリース。そして2012年PUNKSPRINGへの出演が決定。なんとDESCENDNTSとして初来日を果たす。