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13:40〜 DEAD TO ME
LIVE REPORT
彼らは『One Man Army』のジャック(G&VO)とブランドン(G)、Western Addictionのチキン(VO&B)が中心となり、2003年に米国サンフランシスコで結成された4人組パンク・バンドだ。
パンスプ直前まで彼らの所属レーベルである『Fat Wreck Chords』と「DEAD TO ME」のインタビューの調整を行ってきたが、残念ながら実現せず。ん〜やはりアメリカ人相手に交渉って難しいと実感。
アメリカではレーベルメイトというか大先輩の『NOFX』のオープニング・アクトとしてツアーに帯同している彼らだが、一聴したところFat Wreck系ど真ん中といえるPUNK ROCK直球サウンドで最近のポップパンクやエモの影響なんて微塵も感じさせないところが非常に潔く感じさせる。
マキシマムザホルモン直後ということでレッドステージ前は閑散としているが、ライブが進むにつれて水分補給を終えたキッズが少しずつ戻ってくる。
彼らのサウンドってPUNK ROCK好きなキッズからしたらやっぱり自然に反応してしまう音なんだと思う。スタート時は分離の悪かった音響もライブが進むにつれてどんどん改善されていきこっちのテンションもどんどんあがってくる。
4人ともスリムで楽器を弾く姿もすごく様になる。最近の新人パンクバンドってどちらかというと親しみやすいキャラクターや近所のお兄さん的なキャラクターが多い中、彼らはスタイリッシュでカリスマ性をすごく感じさせる存在だ。
おそらく今後さらにビックになって再来日してくれるだろう。
(ムラオカ)
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15:00〜 THE RED JUMPSUIT APPARATUS
LIVE REPORT
アルバム1枚で彼らほど注目されているバンドはそうはいない。
LINKIN PARK、THE USEDなどほんの一握りの選ばれたバンドのみの特権といってもいいだろう。
メンバー全員が日の丸のハチマキをして登場。ベタでいいな〜
恐らく過去の偉大なバンドの『LIVE IN JAPAN』や『LIVE IN BUDOHKAN』を見て日の丸ハチマキに憧れていたんだろうな〜とついついにっこりしてしまう。
ライブはアルバム同様「In Fate’s Hands」でスタート。会場は熱狂しモッシュ&ダイブが起こる。みな彼らの来日を待ち焦がれていたという気持ちがびしびしと伝わってくる。
続いてアルバムでは3曲目に収録されている「False Pretense」をプレイ。
みんなで拍手するパートなど観客とバンドとの一体感を高められる素晴らしい曲だ。
彼らのアルバムにはキッズが一緒に叫んだりシンガロングすることができるパートがふんだんに取り入れられているのでライブでは非常に効果的だ。
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17:40〜 DOROPKICK MURPHYS
LIVE REPORT
会場内でも見受けられた髪の毛ツンツンで、アイルランドの国旗を腰に下げた男の子達。彼らが待ちに待ったのがこのドロップキックマーフィーズでしょう!
アイリッシュパンクってなんか怖そうなイメージがあったんですけど、みんな楽しそう!かといって、あの男気溢れるモッシュの渦に飛び込む勇気など私には持ち合わせておりませんでしたので、「バグパイプ吹いてみたいなぁ」なんてことを思いながら(笑)遠方より静かに観戦してました。
(MAY-E)
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19:10〜 JIMMY EAT WORLD
LIVE REPORT
JIMMY EAT WORLD(以下JEW)に出会わなければエモにハマらなかった。今でもそう思えるほど彼らの存在は僕の中で大きい。
日本に住んでいる限り、ライヴを見てからバンドにハマるという機会はフェスぐらいしかなく、僕にとってもJEWとの出会いはClarityというアルバムからだ。
しかし今でも忘れない、いや忘れる事なんて出来ない2005年の単独公演。彼らの真の良さはライヴでしか体感する事が出来ないという貴重な経験。
バンドはCDだけではなくライヴも観て初めて良さがわかるというのが僕の持論というか大事にしてる事であり、 他にもたくさんそういったバンドが存在する事も体感してきた。が、JEWだけはやはり特別な存在だと思う。
このPUNKSPRINGで一人でも多く、そう思って帰路に着く人が増えたら嬉しいなと、一人でニヤニヤしていたらメンバーがステージへ…。
待ち焦がれたこの瞬間!!一曲目から飛ばしていきます「Bleed American」!!
Salt, sweat!
sugar on the asphalt!!
Our hearts!
littering the topsoil!!
右手に拳を作り、天高く突き上げて歌っていたところで熱狂し過ぎてる自分にふと気付き、我に返って周りを見渡せば会場全体も同じようにシンガロング!!
いきなりの選曲にボルテージも上がりっぱなしのオーディエンスは、一曲目でいきなりの一体感を感じて更にヒートアップ。
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20:50〜 NOFX
LIVE REPORT
さてパンクスプリング07オオトリの『NOFX』の出番である。
ここでメタルバンドや普通の大御所バンドなら大げさなSEやパイロなんかが焚かれての入場といったところだが、そこはノーエフエックス。会場のサイズに全くマッチしていない縦2m弱、横2m強のフラッグがバックにちょこっと貼られているだけでSEもなく普通にぞろぞろと登場とノーエフ節炸裂しまくってライブがスタートする。
去年は『BAD RELIGION』がオオトリだったが、『ZEBRAHEAD』終了後、たくさんのキッズが途中で帰ってしまったということがあったので今年も同じようになってしまわないかと少し不安もあったが、かなりのお客さんで溢れかえっていたのでノーエフ世代として思わず小さくガッツポーズをする。
ライブは「Dinosaurs Will Die」からスタート。パンクバンドってステージアクションは派手でも演奏はずさんなバンドが多いが、彼らはさすがベテラン!演奏力も非常に安定している。
その後、「Stickin In My Eye」「Murder The Government」「The Brews」と進んでいくが、曲間のトーク、MCが結構長い。
ライブの持ち時間は40分くらいあったが、そのうち1/3くらいはメンバーたちのトークに費やされていたと思う。これがアメリカなら恐らく観客も一緒になっての掛け合いになるんだろうがここ日本ではどうしてもみんなぽか〜んとそのやり取りをみているだけになってしまう。英語圏だろうが日本だろうがマイペースなそんなところがNOFXらしいといえばそうなんだし、キッズに気を使ってライブをやってるFAT MIKEなんてみんな見たくないだろうしね。
そんなこんなで終演した後、わずか1分位してメンバーがぞろぞろと出て来た。
アンコールは難局やってくれるのかなと期待したが1分程度の曲(ごめんなさい、曲名が分かりませんでした)を演奏して再びさっさと消えていきました。
アンコールでは「Don’t Call Me White」をやるという噂を聞いていたので少し肩透かしをくらった感じがした。
2分台の曲が中心の彼らにとって40分間で10曲前後しか演奏してないってことはやっぱりトークが長かったといえるが「Dinosaurs Will Die」「Linoleum」に「Bob」もやってくれたので個人的にかなり満足できたライブだった。
(ムラオカ)
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