スペイン、バスク地方国内第10位の都市ビルバオで、05年にNODRAMAは結成された。地元のアンダーグラウンド・シーンで各々別のバンドでプレイをしていた旧知のメンバーが、新しいサウンドを造り上げるべく、NODRAMAとして集結した。いわば、地元シーンを代表するオールスター・チームが、このNODRAMAなのだ。 新たにNODRAMAとしてプレイする曲を書き起こす傍ら、地元を中心にライヴをこなしていくのだが、オーディエンスの数は日増しに増え、リアクションも目に見えて良くなっていくのであった。3曲を収録したデモを配布すると、その評判は瞬く間に広がり、それに気を良くした彼らはさらにステップ・アップしたデモ音源を作るべく、本格的なスタジオ・ワークに突入するのであった。『I Mind』と題されたセルフ・プロデュースによる、10曲入りのデモ音源が08年4月に完成した。デモはスペイン国内のプレス関係者から絶大な反響を受け、音楽誌やWEBサイトを通じて彼らの存在が広まっていくのであった。 その評判をかぎつけて、もっと良い条件下でのライヴのオファーが舞い込み始め、WHITE SNAKEやCYNICといった大物のオープニングを行うようになり、バスク地方はおろかスペインの音楽シーンにとって、重要なバンドの1つになっていくのであった。 『I Mind』発表後のライヴ・ワークが終わる頃には、彼らを支持しサポートする人の数も格段に増えていった。NODRAMAは次のステップである1stアルバムに向けて曲作りに入っていくのだが、彼らが目指すバンドとしての更なるクオリティの向上とソングライティングのオリジナリティの確立のため試行錯誤を繰り返すのであった。そして彼らの評判は国境を越え、遂にはイタリア・メタル・シーンの巨匠Ettore Rigottiから熱烈なオファーを受け、遂にディールを獲得。同時に日本でもデビューが決定した！