Henri Sorvali(Gt, Key&Vo)/Ville Sorvali(Vo&Ba)/Mitja Harvilahti (Gt&Vo)
Markus Euren(Key)/Marko Tarvonen(Dr, Per&Vo)


壮大な叙事詩を紡ぐメタル十字軍MOONSORROWは、神話のロマンティシズムと異教のアプローチをテーマに1995年に結成された。1996年からデモを4作と1枚のアルバムを発表。2001年念願のSpinefarmと契約し、2ndアルバム『Voimasta Ja Kunniasta』をリリース。引き続きリリースされた3rdアルバム「Kivenkantaja(2003年)」において早くもフィンランドのアルバム・チャート16位を獲得。2004年からは国外でもライヴをはじめ、翌年には4thアルバム『Verisakeet(2005)』をリリース。翌2006年にはバンドにとっての初めて欧州全土を巡るツアーを敢行。ヨーロッパ各地を熱狂させることに成功した。彼らの5thアルバム『Viides Luku - Hävitetty』では30分前後の大作2曲による大胆な構成で、話題を呼び、ペイガン・メタルをアートの領域にまで高めることに成功した。
2011年彼らの最高傑作『Varjoina Kuljemme Kuolleiden Maassa(邦題:我、死者の国を影のごとく彷徨う)』というタイトル通りのコンセプト・アルバムが遂に完成!もはや輝きを失い、荒廃、絶望、死が蔓延する世界の壮大な物語をテーマに、ドラマティックなアートを構築することに成功した!!

MOONSORROW インタビュー

2011.06.09 UPDATE

MOONSORROW : Mitja Harvilahti(Gt)Ville Sorvali(Ba&Vo)
インタビュアー : 道明 利友

母国の誇りを胸に奏でる壮大な叙事詩――
フィニッシュ・ペイガン・メタル最後の大物、日本上陸!!
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Suden Uni

(2001年)
 


Voimasta Ja Kunniasta

(2001年)


Kivenkantaja

(2003年)
 


Verisäkeet

(2005年)
 


Viides Luku - Hävitetty

(2007年)


Varjoina kuljemme kuolleiden maassa

2011.7.13 On Sale!

5月28日に開催された“FINLAND FEST 2011”で初来日、あのKORPIKLAANIなどと同じステージに立ったフィンランドの精鋭!まずインパクトを放つ重厚さ、そして攻撃性は、インタビューで本人も語っているENSLAVEDやDARKTHRONEなどから脈々と受け継ぐブラック・メタルの血を感じさせるには十分な仕上がり。そのアグレッションを前面にフィーチャーしながら、“フィニッシュ・ペイガン・メタル”と称されるスタイルならではの北欧独特なムードを醸し出している。どこか切なく、哀しげで、儚い雰囲気に包まれ……。“終末後の世界”を舞台にした壮大なストーリーを、ブルータル一直線ではなく、胸に染みる郷愁のようなものとともに描いているところにこのバンドならではのオリジナリティを感じさせる。 道明 利友