“このアルバムのタイトル『Winter Kills』は再生を意味する”とDEVILDRIVERフロントマンのDez Fafara(Vo)は言う。90年代のメタル・ユニットCOAL CHAMBERから始まった彼の長年のメタル・ライフの中で様々なものを見てきた。 この最新アルバムはDEVILDRIVERが古巣のRoadrunner Recordsを離れて、初めてNapalm Recordsより発売する作品となる。日本ではHOWLING BULLからのリリースとなった。ドラムのJohn Boecklinと2人のギタリストJeff KendrickとMike Spreitzerに、近年共にツアーをしているベーシストChris Towningが正式メンバーとして加わり、彼らは更なる飛躍を遂げる。プロデューサーにはMark Lewisが起用された。 Dezはヘヴィ・メタルの基本は、パワーと自由の本質を追求することにあるという信念を持っている。『Winter Kills』は希望と肯定で人々に力を与える瞬間のフラッシュオーバーを創造してカタチにしたものだ。少なくとも個々の存在意義を知るための、インスピレーションを与えるきっかけを作るものだという。世の中は住みにくくなってきているが、DezそしてDEVILDRIVERは希望を失わず、この作品を通して聴く者の心に力が沸き起こるように働きかけている。
DEVILDRIVER インタビュー
2013.08.23 UPDATE
Dez Fafara (Vo)
これぞ究極のエクストリーム・メタル!DEVILDRIVERが放つヘヴィネス・グルーヴを全身で体感せよ!
Winter Kills
2013.8.28 On Sale!COAL CHAMBERの再結成を経て再びDEVILDRIVERとして放たれる6枚目のオリジナル・アルバム。ROADRUNNERから移籍して心機一転といったところだろうか、これまでに培ってきたグルーヴィでエッジが際立つエクストリーム・メタル・サウンドに、メロデスの要素がふんだんに取り入れられているのだが、それはあくまでDEVILDRIVERのフィルターを通したオリジナリティを追求したもの。新鮮な風通しの良さを感じると共に、ファンの期待を裏切らない相変わらずの完成度の高さに唸らされる。前作はヘヴィネスを突き詰めた作品だったが、今作はミディアム・テンポの曲も充実しており、高速ナンバーとのバランスが絶妙。溢れんばかりのエネルギーが漲る、スーパーパワフルなメタルが聴きたければ、絶対に聴くべき1枚! KAORU