? BRING ME THE HORIZON 特集!! | ラウドロックポータルサイト
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BRING ME THE HORIZON 特集!!

イギリス/シェフィールド出身、Oliver Sykes/オリヴァー・サイクス(Vo)、Matt Nicholls/マット・ニコルス(Dr)、Curtis Ward/カーティス・ワード(G)、Matt Kean/マット・キーン(B)、Lee Malia/リー・マリア(G)からなる5人組、Bring Me The Horizon(ブリング・ミー・ザ・ホライズン*以下BMTH)。 2004年3月に結成/活動をスタート。Norma Jean、The Red Chordや多くのUSメタル・コア・バンドから影響を受けた彼らは結成後すぐにツアーを開始。バンドは全く境界線や限界をもたず、ただ彼ら自身が聴きたい・プレイしたい曲を書き、Zao、Shaped by Fate、Johnny TruantなどとのUKツアーでの凄まじいステージによって急速にファンを獲得し、過激さに飢え、忠誠心の強いファン達がショウごとに拡大していった。 結成翌年の2005年には、デビュー・ミニ・アルバム『This is What the Edge of Your Seat Was Made For』をリリース。激しさは極限に達し、爆発的に叫び、始まっては止まる激しくも的確なリフを刻む4曲18分から成る驚異的なデビュー作によってシーン強烈なインパクトを与え、彼らがプレイする限りキッズはモッシュを繰り返した。 2006年はBMTHの年となった。まずはMySpaceでのプレイ回数トップ100に、Coldplayと共にUKアーティストとしては唯一その名を刻み、Enter ShikariやThe Automaticを破ってKerrang! Awardsで「Best British Newcomer」を獲得。続いてLostprophets、Killswitch Engage、Aiden、Bleeding Throughなどとのツアー、伝説となったDownload Festival 06への初参戦やヨーロッパのみならずUSへもツアーを拡大。そして同年10月、遂にフル・アルバム『Count Your Blessings』のリリースを迎えた。 このデビュー・アルバムには、再生と断絶、巨大かつ重厚なリフ、強烈なスピードの変化、限界のないボーカル、激しくも細かく刻まれたリズム...ファンがBMTHに求めるバンドを構成する全ての要素を余すことなく詰め込み、これまでにLostprophetsやCradle of Filthを手がけてきたトップ・プロデューサー: Dan Spriggによって、さらにその完成度が高められた同作品によって、その後とこのジャンルにおける基準を指し示すこととなった。 2007年から2008年にかけて、BMTHはUSでのリリースや世界各国広範囲に及び大規模なツアーによって、その人気と注目度を高めていく。Megadeathとのオーストラリア・ツアー、2000人収容のロンドン/アストリア公演を含む完全ソールド・アウトとなったUK/ヨーロッパ・ツアー、USでのWarpedツアー、さらにはロシアでも2度ギグを行い、その扇動的なライブによって、その地位を確固たるものとしていった。 こうしたツアーによってさらなる成長を遂げながら並行して新たな曲を書き続けていったシェフィールド出身の最もヘヴィーな若者達は、2008年4月からレコーディングをスタート。これまでにArch Enemy、At The Gates、Dimmu Borgitなどを手がけてきたプロデューサー: Frederik Nordstormと共にスウェーデンで制作され、デビューから2年の時を経て、遂に2008年9月、ニュー・アルバム『Suicide Season』を完成させた。 過去2年の経験を経て、より深く、より激しく、より熱情的に、より成熟度を増した新たなレベルへと達したそのサウンドは、単に激しく叫ぶだけのものではなく、ボーカルは変化に富み、ギターはより独自の音を弾き、ドラムがそれをさらに強固なものにドライブしていく。 2008年9月29日、2ndアルバム『Suicide Season』をまずはUKでリリース。UKでは7月にレディングへの出演やUSでもWarpedツアーを行っていた彼らは、アルバム・リリース直後から早くも新たな巨大なヘッドライン・ツアーをスタート。11月にはUSでも本作がEpitaphからリリースされる。

BRING ME THE HORIZON / Suicide Season

2009/01/21 Release!!

深く激しく情熱的。09年、避けて通れないメタルコア作品のまず一作目。2004年3月に結成された、イギリスはシェフィールド出身の5人組。05年にリリースされたミニ・アルバム「This is What the Edge of Your Seat Was Made For」とデビュー・アルバム「Count Your Blessings」で既にその存在は世界的に知られたものとなったが、本作でめでたく日本デビューを飾る。MySpaceでのプレイ回数トップ100にあのCOLDPLAYと共にUKアーティストとしては唯一その名を刻んだり、Kerrang! AwardsではENTER SHIKARIを押さえて「Best British Newcomer」を獲得するなど、本国での支持率は圧倒的なバンドである。さらにアメリカではEpitaph Recordsと契約を結び、本作の大々的なプロモーションが行われているところを見ても、アメリカから寄せられる彼らへの期待も大きいものなのだと改めて関心する。アメリカの新種のメタルコア勢と並ぶ、プログレッシヴでキレ味良く、爆発力のある音楽性。カリスマ性も十分だ。ちょうど一年前、PROTEST THE HEROのセカンド「Fortress」を聴いた時に抱いた只ならぬ期待感を思い出した。

(MAY-E)

BRING ME THE HORIZON / Pray for Plagues