ラウドロックの総合ポータル・激ロック 激ロックニュース スペシャル・特集 アーティスト・インタビュー 動画インタビュー・メッセージ ライブレポート
激ロック・ディスクレビュー DJパーティー・激ロック 激ロック・ブログ リンク

ALL THAT REMAINS | 激ロック インタビュー

ALL THAT REMAINS:Phil Labonte

インタビュアー : ムラオカ

ALL THAT REMAINS

-LOUDPARK07でのインタビュー以来、二回目のインタビューとなりますがよろしくお願いします。 CHILDREN OF BODOMとのジャパン・ツアーは体調不良により急遽キャンセルになりましたね?
話しづらいとは思いますがいったいどのような状況だったのでしょうか? 詳しく教えてください。

オレたちはすごくキツいスケジュールで動いていて、なんと日本に行く前日にレコーディングが終わったんだ。「終わった」って考えられた唯一の理由は、もう出発しなきゃならなかったから、とも言えたね。ただ不運なことに、オレの声がレコーディングのオーバーワークで疲労しすぎてしまったんだ。だから、これから永久に声がダメになってしまうかもしれないというリスクを冒すよりも、今回はキャンセルして、またもとのようにオレの声が戻るように治すべきだったんだよ。

-新たに仕切り直しで日本に来る予定はないのでしょうか?

来年の早い時期にまた行きたいと思ってるよ!

-それでは4作目に当たるニューアルバム「Overcome」についてお聞きします。 かなりの難産だったと思うのですが、完成した今の気持ちを教えてください。

とってもいい作品ができて、いい気分だよ。今現在のオレたちをとてもよく表現できたという感じだよ。
とても満足した曲がかけたよ。

-フィルのヴォーカルについていくつか質問いたします。 ヴォーカルのレコーディングにはかなり時間をかけたようですが、一番時間をかけてこだわった点を教えてください。

その通り。ヴォーカルには長い時間をかけたよ。いろいろたくさん試したし、もっともっとできただろうとも思うんだけど、時間がなかったんだ・・・。

-今までのあなたがたのアルバムの中で最もバラエティに富んだ作品ですね?まさに進化と成長を感じさせるアルバムだと感じました。この進化と成長はあなたのヴォーカリストとしての成長によるところが大きいのではないでしょうか?

まぁある程度はそうだね。でも、結局のところ、たくさんあるメタルスタイルの中から少しを選びだしてオレたちのものに作り上げたのは、バンド全体だと思うんだ。

-前回のインタビュー時にフィルはメリッサ・クロスの元でヴォイス・トレーニングをかなり積んでいると言っていましたが、今でもヴォイス・トレーニングは続けているのですか?

できるときにはやっている。彼女のところに行って一緒にトレーニングするのは大変なんだ。でも、問題や疑問点があるときには彼女のところに行って助けてもらうんだ。

-2曲目の「Two Weeks」や4曲目の「Forever In Your Hands」を筆頭にクリーンパート中心の構成は新しい試みですね?

そうだね。とても満足しているよ。強制的に聴こえないかどうか、曲があるがままに聴こえるかどうか、すっごく気を遣って時間をかけた。その結果にはすごく満足してるんだ。

-アコースティック・ギターが効果的に使われていますね? これは誰のアイデアですか?

オレたちはみんなアコースティック・ギターが大好きなんだ。MikeだったかOli Herbert (Gu)だったか確かじゃないけど・・・Mike Martin (Gu)が12弦のアコギを使いたがってたのは知っている。だから、OliとMikeの二人で、最初からアコギを使おうって計画を立てたんじゃないかな。

-メタルバンドのNEVERMOREのカヴァーを収録していますが、なぜNEVERMOREのカヴァーをしようと思ったのですか?

この曲もバンドも大好きだからさ。オレにとってはすっごくいいアイディアに思えたんだ。

-また最近あなたがたが気に入っているバンドがありましたら教えてください。

たくさんあるよ。最近ではAUTOMATIC LOVELETTERだ。アメリカのロック・バンドさ。PARAMOREやFALL OUT BOYもいいね。オレが好きな新しいメタルの音はあんまり最近聴いてないんだ。UNEARTHが新譜を今年出すっていうのは知ってるよ。オレは大好きで、ちょっと聴いたけど、素晴らしかったよ!!

-アルバムにゲスト参加しているミュージシャンはいますか?

いや、オレたちだけですべて行ったよ。

-歌詞の面ではどういった内容のものが多いのでしょうか?

オレの人生に起こっていることさ。誰にでもいいことと悪いことはあるもんだけど、オレは、自分が体験した辛い経験などを音楽を通して語っているんだ。

-アルバム・ジャケットは前作のインパクトあるものと比べると、今作のジャケットは少しありがちなデザインだと感じたのですが、あなた方自身はジャケットデザインには関わっているのでしょうか?

Carsonとオレがアイデアを出し合って、彼がオレに具体的な形にして見せてくれた。そしてその後みんなで一緒に、それぞれアイディアを持ち合って作ったんだ。

-SHADOWS FALLにしてもKILLSWITCH ENGAGEにしてもかつてメタルコアと言われたバンドの多くがあまりにもメタルに傾倒しすぎてしまったのでハードコアファンからすると少し寂しい気がしますが、あなたがたも次作あたりで完全なメタルバンドになってしまうのではないかと心配になったのですがいかがですか?

オレたちは常に「メタルバンド」だ、とオレ自身は思っている。「Behind Silence And Solitude」 (1stアルバム)を聴いてもらえば、オレたちは全くもって「ハードコアバンド」じゃないとわかってもらえると思うよ。もちろん少しはハードコアの影響を受けてはいる。でも、オレたちのリスナーは、ALL THAT REMAINSをハードコアだと思って聴いている人はいないと思うよ。

-最後に日本のファンにメッセージをお願いいたします。

バンドをサポートしてくれていてありがとう!日本に戻ってくるのが待ちきれないよ!


ALL THAT REMAINS Overcome

related site:

http://www.allthatremainsonline.com/
http://www.myspace.com/allthatremains
http://www.purevolume.com/allthatremains

>>激ロックトップページへ

Supported By
WARNER MUSIC JAPANUNIVERSAL MUSIC JAPANEMI Music JapanROADRUNNER JAPANHOWLING BULLTRIPLE VISIONAVALONHOLLYWOOD RECORDS
FABTONE RECORDSINYA FACEスピニングDOOM PATROL FOUNDATION Kick Rock MUSICSCHECTER GUITAR RESEARCHaudio-technicaムラサキスポーツHurley
VESTALmontageLAST BANDITPEACE MAKERDISSIDENTanimoMUSICULTUREO-LEVELMusic Revolution ISHIZUEZIP-FM 77.8

Copyright © 2007 激ロック. All Rights Reserved.
Reproduction in whole or in part without written permission is strictly forbidden.