-こんにちは!激ロックと申します。今日はインタビュー宜しくお願いします。 日本はいかがですか?どこか観光などに行きましたか?
Adam:スターバックスは最高だね!(笑)
Dave:原宿で新しい靴を買ったりしたよ。あと戦争博物館にも行ったりしたね。
-先日ドゥバイでライブを行ったそうですが、ライブはいかがでしたか?何か面白いエピソードなどあったら教えてください。
Adam:ドゥバイでは前も一度ライブをやったんだけど、オーディエンスは凄くいい反応だったよ。 1万5千人位の前でやったんだ。 その後イスラエルにも行ったんだけど、イスラエルは凄く楽しかったね。 でもDaveはあまり気に入らなかったみたいだけど(笑)
-今回の単独来日公演が決まってファンはとても嬉しかったのですが、公表されたのが一ヶ月ほど前で、かなり急なことであり、更に東京公演一日のみというのは何故なのでしょうか?
Dave:うん、本当に急に決まったことなんだ。ラウドパークの後にもう一回日本に来たいということはみんなで話してたんだけど、このドゥバイとイスラエルのミニツアーをやると決まった時に、日本にも行こうという話が急に決まったんだ。
今回はこういう形になったけど・・・実は今年もう一回日本に来る予定だよ!!!
-楽しみですね!では今年もう一回来る時には、大阪や名古屋や、他の都市でもライブをやる予定でしょうか?
Adam:もちろん!多分5回~6回はライブをやる予定だよ!
-ラウドパークの話が出ましたが、私はラウドパークのライブではMACHIHE HEADが一番良かったと思いました!ラウドパークを振り返ってみていかがですか?楽しかったですか?
Adam:ありがとう。ただ俺は足を骨折してたんだけど、それから初めてのライブだから凄く痛かったよ(笑)
Dave:凄く長い間日本に来てなかったんけど、実はMACHINE HEADはあまり日本に好かれてないのかなっていう不安があったんだ。だからもう一回新しいファンを獲得しなきゃいけないのかなって思いながらライブをやったんだけど、ラウドパークではみんな凄くいい反応を示してくれたんだよね。だからまたすぐに日本でライブをやってみたいと思ったんだ。
-ラウドパークで何か他にライブは見ましたか?
Dave:俺はTESLAとかMarilyn MansonとSAXSONとかWIG WAMとか・・・色々見たよ!
Adam:俺は脚が痛かったから痛み止めを飲んでいて、ライブ見るどころじゃなかったんだよね・・・。
-アルバム「The Blackening」は、壮大で重厚で、メタルバンドとしてのMACHINE HEADが全開になった素晴らしいアルバムだと思うのですが、アルバムが発売されて1年位経過した今、ご自分達で「The Blackening」とは、改めてどういうアルバムだと思いますか?
Adam:俺達はあのアルバムをとても誇りに思っているよ。アルバム発売される前からこのアルバムは特別なものだと思っていたし、なんていうか・・・我が子を誇りに思う気持ちと同じだね。誰がなんと言おうが最高のアルバムだと思ってる!
-私は「The Blackening」はMACHINE HEADの今までのアルバムの中で一番素晴らしいアルバムだと思っています。その気持ちはあなた達も同じですか?
Dave:凄く誇りに思ってるよ。俺たちは今まで六枚のアルバムを出しているんだけど、「The Blackening」を出してから色んなインタビューを受けて、誰もがこのアルバムが一番だと言ってくれるんだよね。凄く嬉しい気持ちでいっぱいだよ。ありがとう。
-日本では「The Burning Red」や「Supercharger」の曲もとても人気が高いのですが、今日のライブではその中の曲もセットリストに入っていたりしますか?
Adam&Dave:うーん・・・・(笑)
-秘密?(笑)
Adam:まだ何をやるか自分もわかってないんだよね~(笑)
Dave:でも全部のアルバムからくまなく演奏すると思うよ!
-楽しみにしてます!それでは個人的な音楽的ルーツを教えてください。あなたが最初に買ったレコードはなんですか?
Adam:AC/DCだね!
Dave:俺の姉がKissの「Alive」を持ってからそれを聴いていたんだけど、貸してくれなくなったから自分で買ったんだ。それが初めて買ったレコードだね。
-キッズだった頃、あなたのドラムヒーローや、ベースヒーローというのは誰でしたか?
Adam:ギーザー・バトラー(BLACK SABBATH)だね。
Dave:ピーター・クリス(KISS)が初めてのヒーローだね。KISSの曲はドラムを始めたての頃から叩けるような感じだったからよく練習してたよ。
あとはRUSHのドラムのニール・パートからは、ドラムの様々な叩き方にとても影響を受けたよ。
-ドラム、ベースを始めたキッカケを教えてください。
Adam:最初三年位はギターをやってたんだけど、前一緒にバンドをやってたメンバーからベースが必要だからベースをやってみたらって勧められてさ。で、楽器屋に行ってベースをちょっと触ってたら凄くしっくりきたんだよね。それがキッカケだよ。
Dave:俺の地元の学校でスネアドラムがあったから叩いてみたら凄く楽しかったんだ。
-これからプロのドラマーやベーシストを目指すキッズ達にオススメの練習法などあったら教えてください。
Adam:まぁ・・・超たくさん練習することだね!(笑)
Dave:レッスンを受けたり、後は色んな音楽を聴いて、どんな叩き方をしてるか自分なりに研究するのがいいと思うよ。
-お二人は先生についてレッスンしていたんですか?
Dave:1年くらいはレッスン受けていたんだけど、最終的にはヘッドホンを付けて練習しながら、自分なりにいい叩き方っていうのを生み出していくのが結局は一番しっくりきたね。
でもいい練習の仕方は人それぞれだと思うよ。
Adam:一ヶ月くらいはレッスンを受けたことがあるんだけど、すっごいつまんなかったんだよ(笑)
先生にSLAYERやEXODUSとかをやりたいんだけどって言ったら「まだまだ無理」って言われてすっごいムカついてさ!それで「自分で練習するからいいや」って言って辞めちゃったんだよね。
-最近どういう音楽聴いていますか?また最近オススメの音楽などはありますか?
Adam:みんな俺達のオススメは気に入らないと思うけどね(笑)
Dave:最近心に響くメタルがあんまりないんだよね。ABSCENTSやTESTAMENTの新作はいいなって思うけど。
後はラジオで流れるような音楽も聴いてるよ。NICKELBACKやFLYLEAFとか、ケリークラークソンとかもね(笑)
Adam:意外かもしれないけど、COLDPLAYやMUSEがお気に入りだよ。
Dave:「The Blackening」を作っていた時は色んな音楽を聴いてインスパイアされていたんだ。MY CHEMICAL ROMANCEやTHE CUREなんかも聴いてたし、COLDPLAYやMUSEも聴いてたよ。そこからインスパイアされたものを自分達なりに昇華しているし、いつもいつも同じようなものを聴いているわけじゃないってことを言いたいね!
-5月にはMETALLICAのサポートも控えていますが、METALLICAをサポートするというのはどのような心境ですか?
Adam:去年もイギリスでやったんだけど、6万5千人のオーディエンスがいるっていう凄い環境ではあったね。ただやっぱり自分達の持ってる力を出し切って、自分達らしく演奏して伝えるっていうのが一番だよ。
アイドル的存在のジェームスが自分達の楽屋に来て「凄く良かったよ」と言ってくれたりしたのは凄く嬉しかったな。METALLICAは妥協せず成功してるバンドだから、そういうバンドと一緒にやれるのは素晴らしいことだと思ってるよ。
Dave:今まで色んなバンドと演奏してきたんだけど、METALLICAだけは本当に凄いって認めてるんだ。尊敬するバンドと一緒にやれるのは光栄なことだよね。「Supercharger」をリリースして以来長い間、何故か一緒にツアーをしようっていう誘いが他のバンドからは全然なかったんだよ。最近になっていろんな誘いはあるんだけどね。だけどそんな状態でMETALLICAからウェンブリースタジアムっていう凄い場所でのライブに誘ってくれたことは嬉しかったな。あとMACHINE HEADは対バンするバンドを全部負かしちゃうんだよね(笑)だけどMETALLICAに関してはとても完成されたバンドだからそういう心配はないし、観客もみんなMACHINE HEADのファンと同じで、心からメタルを愛しているっていうね。いい感じだよ。前一緒にやった時はMASTODONやH.I.Mも一緒にやったんだけど、H.I.Mは凄く笑われちゃったんだ。
Adam:でもあれは順番が悪かったんだと思うんだけどね。
-「The Blackening」で進化を遂げたMACHINE HEADですが、これからの展開はどうなっていくんでしょうか?また新作リリースの予定はありますか?
Adam:今はツアー中だから新作のリリースする予定はないけど、これからも進化はしつつ、 今のMACHINE HEADを大事にしていきたいね。
Dave:「The Blackening」がリリースされて、きちんとした評価を受けているし、今MACHINE HEADは凄くいい位置にいれていると思う。これからは30分の曲をやるかもしれないし、3分の曲になるかもしれないし、なんにせよ曲作りを楽しんでいきたいね。
-最後にファンにメッセージをお願いします!
Dave:単独で来日するまで長い間経ったけど、これからはまたちょくちょく日本に来たいと思っているよ。
Adam:日本のファンはとても親切で尊敬してくれるし、応援に感謝してるよ。ありがとう。
今年また来るから楽しみにしていてくれよ!
The Blackening |
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