ラウドロックの総合ポータル・激ロック 激ロックニュース スペシャル・特集 アーティスト・インタビュー 動画インタビュー・メッセージ ライブレポート
激ロック・ディスクレビュー DJパーティー・激ロック 激ロック・ブログ リンク

IGNITE | 激ロック インタビュー

IGNITE:Zoli Teglas(Vo.) / Brett Rasmussen(Ba.)

インタビュアー : ムラオカ、TETU★KID

IGNITE Official-Site

IGNITE

-はじめまして!激ロックと言います。ようこそ日本へ。

Brett(以下B):よろしく!
Zoli(以下Z):はじめまして!

-あなたがたは97年に一度来日公演を行っていますね?
今年でそれからちょうど10年の月日が経っています。
初来日したときのことは覚えていますか?

B:大変だったのを覚えているよ。今回は五ヶ所のライブハウスを回ったんだけど、どこもソールドアウトでとてもよかったよ!

-10年ぶりの日本の印象はいかがですか?

B:10前に日本でツアーを行った時は3日間しかいなくて、文化に触れることもなかったんだけど、今回はオフもあってとても満足しているよ。
Z:お客さんについてなんだけど、どこの会場でもそうだけどライブ中のMCの時も静かに聞いてくれて、本当に礼儀正しくてとても好感をもったよ。

-日本食を食べたり観光に行ったりはされましたか?

Z:うどんとそばを食べたよ。基本的に肉と魚はあまり食べないから、寿司屋に行ってもあまり楽しめなかったんだ。だから今回のツアーはうどんとそばでヘルシーに過ごしてるよ(笑)

-今回の日本公演で最も印象的だったことを教えてください。

B:厚木でのライブが最高だった。音もよかったしね。
Z:新宿でライブがあった時、会場に楽屋がなかったから外で8時間もいたんだけど、ドレスで着飾ったキャバクラ嬢や、金髪で髪を立てて先の尖った靴を履いたホストがいっぱいいて全然飽きなかった。あそこは非常にエキサイティングな街だったね。
まさか君も(テーブルの下を覗いて)とんがり靴を履いてないだろうね?(笑)

-ライブに足を運んだキッズはあなたがたのライブに熱い反応を示してくれました?

B:一緒にシンガロングしてくれて本当に熱かったよ。
Z:10年間待ち望んでいてくれていたからかな?

-ライブで演奏する曲の割合は新作からがメインだったのでしょうか?

B:新しい曲が中心だけど、昔からのファンに向けてファーストアルバムのからもプレイしているよ。

-数多くの日本のバンドと競演しましたが、気に入ったバンドはいましたか?

B:クリーブってバンドがよかったね。
Z:日本のFC FIVEってバンドも熱かった。

-「A Place Called Hime」リリースから、新作「Our Darkest Days」がリリースされるまでの6年間はいったいどうしてしまったのですか?詳しく教えてください。

B:前作をリリースしてすぐに3年間の過酷なツアーをこなして、それから一年間オフをもらっていたんだ。
V:俺はツアーが終わった後に、ミスフィッツのVoを務めていたりしていたんだよ。インターネットで検索してくれたらわかるよ。あとは家族との時間を大切にしていたんだ。

-新作「Our Darkest Days」は過去のどの作品よりもメロディが重要視されているように感じましたが今までと作品を作るうえでメロディに対して心境の変化があったのでしょうか?またあなたがたにとってメロディとはどのようなものでしょうか?

B:今作を作る間に社会の状況も変わったり、家族を失ったりと自分の置かれる環境も目まぐるしく変わったんだ。それが楽曲にも影響しているのかもしれないね。
Z:同意見だね。アメリカの政治はいま最悪の状況に陥っていて、そんな環境の中で書いた曲だから前回のアルバムを作った時とは心境がまったく違うよ。

-過去のどの作品よりも非常にサウンドプロダクションが素晴らしいですね!
クリアであり且つアグレッシヴなあなたがたのサウンドの魅力を十分に封じ込めることに成功していると思います。これにはあなたがた自身非常に満足しているのではないでしょうか?

B:今回初めてプロデューサーを採用したんだ。彼は俺たちに本当にいい音楽をやってもらいたいって思ってくれていて、頑張ってくれたお陰で今回の成功が生まれたんだと思うよ。

-オリジナル曲も全曲非常に素晴らしい完成度ですが、再録したU2のカバー曲「Sunday Bloody Sunday」の出来栄えも素晴らしいですね!!
同じ曲を二度カバーするのは珍しいと思いますが、あなたがたはかなりこの曲に思い入れがあったのでしょうね?

B:2001年のヨーロッパツアーの時にこの曲を演奏していたんだけど、ファンからの反響が良くてボーナストラックとして海外では収録していたんだ。
やはり特別な思い入れがある曲だね。

-「Live Better Days」はアコースティックギターで奏でるバラードですね?  アコースティックの曲アルバムに収めたのは初の試みですか?

B:ハードな楽曲ばかりじゃなくて静かな曲も入れたかったんだ。
Z:全身にタトゥーが入った厳つい奴らでも、家に帰ったら彼女と一緒に涙を流すことがあるだろう。そんな奴らを泣かせたかったんだ。

-あなたがたのサウンドは最近のバンドですと、RISE AGAINST、STRIKE ANYWHERE、COMEBACK KIDに通じるものがあると思います。彼らのようなメロディックハードコアバンドのパイオニアであるあなたがたがからみて彼らをどう評価しますか?

B:俺たちのライブでもそのバンドのTシャツを着たファンがたくさんいるよ。彼らのように人気のバンドのパイオニアなんて言われるとうれしいね。それだけで光栄なことで評価なんてくださせないよ。

-またあなたがたが今現在のシーンにおいて高く評価しているバンドがいらっしゃいましたら教えてください。

B:PENNYWISEかな。彼らをとても尊敬しているんだ。
Z:俺はSOCIAL DISTORTIONだね。

-結成からすでに13年経ちましたが、長い間バンドを継続させ、さらに過去最高傑作を作り上げることができた要因は何だと思いますか?

B:13年間の道のりは平坦なものじゃ無かったよ。いろいろな努力の上に成り立っているものなんだ。
Z:これだけ長いあいだバンドを一緒にやってきて、彼女より一緒にいる時間が長いと思うよ。だから何に対しても遠慮がない。自分が最高だと思って作ってきた曲をみんなに披露したときも、遠慮なしにみんな批判する。曲は俺にとっては子供みたいなものなんだ。それを遠慮なく言われると本当に殴りたくなるよ(笑)でもそうやってケンカをしながらいい曲をみんなで作り上げてきたんだ。
本当は9時~17時の安定した仕事についた方が楽だったんじゃないかって、思い悩む時もあるんだ。でもベルギーのフェスで1万5千人が自分たちの曲を合唱してくれた時に、安定した職を捨ててでも頑張って来てよかったって思ったよ。このライブ、この空間がずっと続けばいいのにって心からそう思った。

-これからの予定を教えてください。

B:日本のツアーが終わってから11月と12月はヨーロッパツアーにでて、その後はアメリカを回る予定だよ。

-アルバムリリースから約一年経ちましたが、次のアルバムの曲つくりはすでに始めていますか?BOSTONのように、次のアルバムまでまた6年かかるなんてことはないですよね(笑)?

B:それはないよ、と約束したいところではあるんだけど6年かかることはないということは約束するよ。

-最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

B:本当にいつも支えてくれてありがとう!
Z:日本のファンには10年も待たせてしまって申し訳なかった。今度はもっと早く戻ってくるから待っててくれよ!


Our Darkest Days

>>激ロックトップページへ

Supported By
WARNER MUSIC JAPANUNIVERSAL MUSIC JAPANEMI Music JapanROADRUNNER JAPANHOWLING BULLTRIPLE VISIONAVALONHOLLYWOOD RECORDS
FABTONE RECORDSINYA FACEスピニングDOOM PATROL FOUNDATION Kick Rock MUSICSCHECTER GUITAR RESEARCHaudio-technicaムラサキスポーツHurley
VESTALmontageLAST BANDITPEACE MAKERDISSIDENTanimoMUSICULTUREO-LEVELMusic Revolution ISHIZUEZIP-FM 77.8

Copyright © 2007 激ロック. All Rights Reserved.
Reproduction in whole or in part without written permission is strictly forbidden.