-はじめまして!激ロックです。はじめてのインタビューなので自己紹介をお願いします。
マットです。よろしく!
-"ELEVENTYSEVEN"というバンド名の由来を教えて下さい。
ある晩、すごく長い夢を見たんだ。夢の中でユニコーンが現われて、ミルクシェークを作ってくれたんだ(笑)そのシェークを飲み終えると、コップの底にeleventysevenって書いてあったんだ。バンド名としてはカッコイイと思ってこれにした。こういう夢はかなり頻繁に見ている(笑)。不思議な夢ばかり見ているんだ。
-今のロックシーンの中ではどんなバンドと交流があるのですか?
一年に平均250から275くらいのライブをやっているので、かなりツアー漬けになっているんだけど、一緒にプレイしたバンドはSwtichfootやRelient Kとか。本当に様々なバンドなんだ今でも特に仲良くしているのはMXPXだね。僕達のヒーローでもあるし、最高にいい連中なんだ。
-あなた達の拠点であるサウスカロライナはどんな町ですか?
他にどんなバンドがいるのでしょうか?
サウス・カロライナーの音楽シーンですごくつまらないと思う。ここから出たバンドなんてHootie & The Blowfishくらいで、みんなまだ彼らにはまってたりしてる(笑)。町によってはけっこうクールなシーンがあるみたいでColumbiaっていう町はロックやemoやハードコアが多い。でも自分達がやっているようなポップロック、ポップパンクは栄えてなくて、あまりやっているバンドもいないんだ。僕達はかなり目立った存在だと思う。
-セカンドアルバム"GALACTIC CONQUEST"を聴かせていただきました。パンク、ポップ、エレクトロと様々な要素が詰まったアルバムに仕上がっていますが、どんなアーティストに影響を受けたといえますか?
自分達がすごくハマっていた音楽がMXPX、Blink-182でいわゆる"ポップパンク"だった。腕のいいミュージシャンじゃなかたからそれしか弾く才能がなかった(笑)っていうのもあるけど。でもお陰で僕はポップパンクの曲作りに凝り出して、すごく丁寧に曲を作り、考えを捻り、楽しい音楽が作りたいと思ったんだ。同時に80年代のニューウェーブバンド、New OrderやPet Shop Boysを聴いて育ったから、そうした曲の構成にも影響を受けたと思う。アレンジやメロディのキャチーさと、コーラス・ワークは特にね。
-セカンドアルバム"GALACTIC CONQUEST"はアメリカでは既にリリース済みですが、周りの反応はどうですか?
ああ、すごくいいよ。まだアルバムが出たばっかりなのに、もうみんなで大合唱してくれる。
オレたちのファンは最高なんだ。
-このようなエレクトロニックなサウンドを取り入れようと思いついた経緯は?
最初からプロデューサーやレーベルに自分の意見を伝えていたんだ。できるだけ自分が受けた80年代の影響をアルバムの中に組み込みたいし、その雰囲気を出すのが一番の目的だって。ただのポップ・パンク・レコードではなく、そうした音楽を組み込む自由を与えてくれたらとても満足できるし、束縛されなくていいと思った。ハッピーでダンスができるようなものが作りたかったんだ。
-あなたたちのサウンドはポップでありながらとてもダンサブルで、非常にフロア栄えします。私たちはロックのクラブDJイベントを開催しているのですが、"Love In Your Arms"は皆で盛り上がれる人気曲ですよ。また、"Love In Your Arms"以外のオススメのナンバーを教えて下さい。
「Galaxies Collide」はレーベルが自分でプロデュースしてもいいと言ってくれた1曲なんだ。すごくハッピーでダンスができるような楽曲にしたかった。あの曲は僕のお気に入りなんだ。
-"Program Terminated"は打ち込みなども取り入れていますよね。この曲はライブよりもクラブを意識した音作りをしているように感じたのだけどいかがでしょうか?
ライヴでもクラブでも、とにかくハッピーでダンスができるようなものが作りたかったんだ。
オレたちのライヴは説明できないくらい激しくて(笑)、狂ったような、ハッピーなダンスパーティって言ったら分かるかな。ロックスターのようにステージに立って、人の前でプレイするんじゃなくて、オーディエンスと楽しむ為にやっているんだ。オーディエンスと一緒にプレイしている感じ。モッシュもダイブもあるけど、ライトやレーザーもたくさん使っているから楽しい。だからあまり、クラブとかライヴとかっていうシチュエーションで曲を分ける必要がないんだよね。
-聴いているだけでハッピーになれるような曲を作るために一番必要なことってなんですか?
キャッチーなメロディと、コーラスは大切だね。それと「オーディエンスと一緒にプレイして、楽しむんだ」っていうハート。もちろん歌詞もね。救いようのないような歌詞は書かないよ。元気になってもらいたいって思って書いている。
-バンドは3人編成だけど、こういうエレクトロなサウンドをライブではどのように表現しているのですか?
シンセ・サウンドに関しては、僕がやっている。『GALACTIC CONQUEST』でのプログラミングの80パーセントは自分がやってるんだ。
-あなた達自身がネガティヴな気持ちになってしまったときは、どんな風にリフレッシュしているのですか?
歌詞を書くことでオレ自身が勇気をもらえることがある。励ますことで、結果的には励まされることになるんだ。
-音楽を通じて伝えていきたいメッセージを教えてください。
歌詞はいつも希望を与えるものにしているんだ。何かを強引に聴かせるんじゃなくて、激励してあげたいって思ってる。とにかくハッピーなイメージをたくさんの人に伝えていきたい。
-バンドとしての将来の目標を教えて下さい。
僕の目標は他のバンドのために曲を提供する事なんだ。バンドと共作で曲作りをするのが大好きだし、そのクリエーティブなプロセスで出助けをするのが大好きなんだ。そしていつかプロデューサーとしても活躍したいんだ。まあ、バンドの目標ではないけど、それができたらとても幸せを感じると思う。
-日本盤のリリースも間近ですね。来日の予定などはありますか?
来年4月のパンク・スプリング・フェスティバルに出演が決まったんだ!最高にクールだよ!長年の夢だったんだ。レーベルに「いつ日本でライヴできるんだ?」って毎日聞いていたくらい。日本のみんなに会うのが待ちきれない。あと、本物のお寿司を食べるのも楽しみ。
-最後に日本のロックファンに向けてメッセージをどうぞ!
みんなの事本当に感謝しているし、日本からメールや手紙を送ってくれたみんなにも感謝している。みんながいるからバンドをやっている価値があるし、そんなみんなが大好きなんだ。来年の4月の来日までにはちょっと時間があるけど、待っていてほしい。男は全員髪型をツンツンたてたスパイキー・ヘアにして、女の子はユニコーンのぬいぐるみを持ってライヴ会場に集合だよ!
ギャラクティック・コンクエスト
BVCP-25112 |
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related site: |
http://www.bmgjapan.com/_artist/info.php?id=2276 http://www.myspace.com/eleventyseven |
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