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LIVE REPORT

TOTALFAT | PUNKSPRING 2010

2010.04.04 @幕張メッセ

TETU★KID

この日のTOTALFATはとにかくぶっ飛んでいた。今年で結成10年という節目の年。メンバー登場の前にファン、関係者などから寄せ書きが書かれたバンド・フラッグがステージ後方に掲げられる。僕自身は開演時間10分前に、PA宅前方に陣取っていたので、後方の客入りは確認できていなかったが、開演1分前、ふと後ろを振り返るとすでに最後尾が見えないほどの満員状態。あとで聞いたのだが、会場には入場規制がかかっていたらしい。バンドの今の勢いを証明するような客入りだ。これは盛り上がらないわけがない。
開演時間ほぼ定刻通りにお決まりのSEが流れ出しライヴがスタート。メンバーが登場すると大きな歓声があがる。1曲目は前作の1曲目「Da Na Na」からスタート。途端にサークル・ピットがあっちからこっちからクラウド・サーフが発生、前方は完全にもみくちゃなモッシュ・ピットになった。
続いて、今年リリースされた最新アルバム『For Whom The Rock Rolls』より「Highway Part.2」、ここからは新作中心のセット・リストで進んでいった。
TOTALFATのライヴで個人的にいつも楽しみにしているのが、Kuboty(Gt)のギター・ソロであるが今日のKubotyのギターは切れまくっていた。ソロのパートになるたびに前方に踊り出て観客にアグレッシヴなギター・ソロを浴びせかける。ここ何ヶ月かTOTALFATのライヴを見る機会に恵まれているが今回のライヴはここ最近の中でも抜群に良かった。このバンドはもちろんパンク・バンドではあるのだが、特徴の1つはKubotyのメタリックなギターなのではないかと思っている。パンク+メタル・ギター。サビでは全員でジャンプして、ソロでは全員でヘッド・バンキングをする。こんな光景を見れるのもTOTALFATのライヴだけではないだろうか。ギター・ソロでグイグイ引っ張られていくのは観客だけではない。メンバー達もこのギター・ソロに引っ張られて尻上がりに調子を上げていくように感じた。
"俺は、TOTALFATの歌詞がどんなふうに聴かれて、どう解釈されても構わないと思っていて。俺たちがいろいろなものに刺激を受けて、それをライヴでわーっと吐き出すから、みんなはそれを好きなように受け止めて欲しいんだ。そうすることで俺たちの歌は初めて、みんなの歌になるんだと思う"Shun(Ba)がそう語る。
正直クサい言葉だと思ったが、今日のこんなぶっ飛んだライヴを見ると返す言葉もない。もっともっとたくさんの人にこのバンドの歌を受け止めて欲しいと思った。
MCで、発表していたがTOTALFAT、結成10周年の記念すべき年になんとメジャー・デビューが決定したとのこと。彼らの歌がもっともっとたくさんの人の元に届くことになる。今年のTOTALFATには要注目だ。

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