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LIVE REPORT

ZEBRAHEAD JAPAN TOUR 2008

2009.01.28 @新木場STUDIO COAST

KAORU

ILLSCARLETT

ZEBRAHEADの来日公演のオープニングアクトとして出演することとなった、カナダ発のレゲエパンクバンドILL SCARLETT。

今回が初の来日ということだ。レゲエパンクとはいっても、いわゆる西海岸系の暢気なサウンドではなく、根底に強い意志が感じられる硬派なパンクバンド。ZEBRAHEADの音楽性とはかなり違うが、彼らはZEBRAHEADのファン達の心をどれくらい掴んでくれるのだろうか?

ILLSCARLETT ライブ


会場は七分入りくらいの状態。照明は明るいまま勢いよくメンバーが登場し、いよいよライヴスタートだ!
一曲目は「Not A Prophecy」。

ドラマーの Swav Piorは日の丸の手ぬぐいを頭に巻き、
ギターのWill Marrは長いドレッド頭でとても目立っている。
ヴォーカルのAlex Normanが「オーオーオー」と煽ると、フロアにいるオーディエンスも負けじと合唱。メンバーがジャンプすると、皆もジャンプ!ここにいるオーディエンスは殆どがILL SCARLETTを知らないと思われるが、とてもうまくコミュニケート出来ている。そして「Who's Got It」から、KATARINA & THE WAVESの カヴァーソング「Walking On Sunshine」へ。ILL SCARLETTの曲は基本的にマイナーコードが多いのだが、この陽気で暢気な曲のViveはライヴの中でいいアクセントとなった。


「初めての日本なんだけど、みんな今日はありがとう。日本に来れてとても光栄だよ。今日のライヴを楽しんでくれよ!」とAlexのMCの後、「Clearer Now」へ。ここで初めてのクラウドサーフが起き、フロアのテンションがどんどん高くなってくるのを感じた。全体的に気負った感じで、緊張のせいなのかメンバーの 表情が硬いのが少し気にはなったが、フロアのオーディエンスは思い思いに楽しんでいる。「Mary Jane」では更に反応が大きくなり、ゆるく心地いい グルーヴに恍惚とした表情さえ浮かべている人の顔が多く見てとれた。「Life On A Soldier」は筆者の個人的なフェイヴァリットソング。エピックで感情豊かないい曲だが、彼らは曲の世界観をきちんと表現し、惹きこませてくれる。「Nothing Special」でライヴは終了。

ILLSCARLETT ライブILLSCARLETT ライブ

 

新人ながらも巧みにエンターテインしており、多くのファンを掴んだことは確実だろう。
THE CLASHの面影が見えながらも、いたってラウドなサウンドは、激ロックキッズにも人気が出そうな予感がする。今後更なる活躍を期待したい!


ZEBRAHEAD

ILLSCARLETTのライヴが終了した後、SEにはNEW FOUND GLORYなどのZERAHEADのファンが好みそうなパンクナンバーが立て続けにかかり、テンションがどんどん高まってきている。今まで何度か彼らのライヴを見てきたが、単独公演は初めてだったのでとても楽しみだ。メンバーが登場すると、一気に男性の太い声と女性の甲高い歓声が沸く。 最新作「Phoenix」から、一曲目は「Hell Yeah!」。のっけからAliのラップが炸裂し、クラウドサーフの嵐に!私は二階の方にいたのだが、熱気により一気に気温が3度くらい上がったようで、真冬なのに汗ばんできてしまった。ドラムのEdは最初から上半身裸で挑んでいる。これぞパンクのライヴ!面白くなってきたぞー!

ZEBRAHEAD ライブ

「Here's To You」 では、もうハイライトが訪れたのか!?と錯覚してしまうほどの祝祭感。背筋がゾクゾクする。バラエティーに富んだリズム感覚がとても楽しい。この多彩なリズム感覚が、ポップパンク勢の中でもZEBRAHEADが別格であることの大きな要因だろう。 「Just The Tip」 ではGregがトムモレロのような弾き方で煽り、「Postcards From Hel」ではMattyとGregのギターが綺麗に絡み合う。そしてAliのライヴにおけるリーダーシップの素晴らしさをここで再確認した。彼の一挙手でフロアの熱が高まるのだ。 「チ○コガイタイー」「オシリモイタイー」と、お決まりの下ネタトークの後、ジャジーなリフが印象的な「Jag Off」へ。スウィングするリズムが気持ちよく、Benのベース音が映える。すると「後ろに下がって座れ」との指示がくだり、「三つ数えたらジャンプしろ!」とAliが煽る。そしてカウントが始まり、三つ数えて何百人ものファンが一斉に大ジャンプ!!!言葉の通り大爆発だ!!!これは大変圧巻で、奇跡的な一体感が生まれた。

ZEBRAHEAD ライブ


「Hello Tomorow」では大モッシュが起き、AliがTシャツを脱いで上半身裸に。鍛え抜かれたいい身体をしている。女の子はかなり釘付けになったことだろう。
Mattyが 「キノウ オンナノコトヤリスギテ ボクタチミンナ ツカレテイマス~」と言た後、一人のファンの女の子を「カワイイネ」と指差す。「Into You」 が終わると、一人のファンの女の子をステージに上げてハグするという場面が。なんとその女の子は激ロックに来ている子だった!世間は狭い。



ZEBRAHEAD ライブ



ZEBRAHEAD ライブ

 


かなり速いアレンジになっていた「Playmate Of The Yeat」で本編は終了。しかしMattyは中盤から声が嗄れていたようだが、大丈夫だろうか?
アンコールの一曲目は、ハードコアなナンバー「HMP」。モッシュとクラウドサーフの嵐。Gregの速弾きが炸裂する。
その後ゲストギターが登場し、「サンマン?ニマン?イチマン?ヤリマンデスカ?」と、意味不明な歌詞のレゲエソングが披露される。面白すぎる。遊び心豊かだなぁ~。


2008年を代表するアンセム「Mental Health」でAliが絶叫し、「Anthem」でライヴは終了。日ごろの疲れを吹き飛ばしてくれるような、パーティー感覚の楽しいライヴだった。


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