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INTERVIEW

WORLD END MAN

2017.09.28UPDATE

2017年10月号掲載

WORLD END MAN

メンバー:Kiyo Nishihara(Vo) うめぼ(Dr)

インタビュアー:荒金 良介

アメリカで長年デスメタル・バンドで活動していたKiyo Nishihara(Vo)を中心に結成されたWORLD END MAN。これまで2枚のEPを発表、また、アメリカ西海岸最大のデスメタル・フェスBay Area Death Fest 2016"のメイン・ステージに出演など数々の海外でのライヴ実績を持つ彼ら。今年に入り、ex-HER NAME IN BLOODのうめぼ(Dr)という強力ドラマーを正式に迎え入れ、新曲「KING DISSECTION」(※bandcampにて無料ダウンロード可能)を発表することになった。今回はバンドの成り立ちを含めて、うめぼの電撃加入、残虐さを極めた渾身の新曲について、Kiyo、うめぼのふたりに直撃した!

-Kiyoさんはもともとアメリカでバンド活動されていたんですよね?

Kiyo:4年前までアメリカでデスメタル・バンドをやっていました。で、帰国してから日本で最初はハードコアっぽいこともやりたいなと思って、このバンドを始めたんですよ。

-アメリカにはいつから住んでたんですか?

Kiyo:高校卒業して、大学入ってしばらくして19歳でロサンゼルスに行ったんですよ。3~4年いたけど、日本に一度帰って、またデスメタルをやろうと思って、再びアメリカに行きました。あっちはデスメタルのメジャーリーグみたいなものだと思ってたので、挑戦したいなと。

-紙資料を見ると、STAGES OF DECOMPOSITION、巨人大虐殺、CANNIBAL SUSHI BOYZと、いくつかのデスメタル・バンドをやっていたそうですね。アメリカでのバンド活動はどうでした?

Kiyo:みんなが想像するとおりだと思います。ライヴやって、お酒飲んで、それが何ヶ月も毎日続く感じです。アメリカに行く前に思い描いたとおりの生活でしたけど、実際やってみると自分はこういう生活はそんなに好きじゃないなと(笑)。

うめぼ:はははは(笑)。

-バンド・ライフは肌に合わないと?

Kiyo:1ヶ月ぐらいツアーに行くのはいいけど、1年の半分ぐらい自分のベッドで寝れないとかはつらくて。あと、自分は長男なので家族のことも考えて、日本にいた方がいいなと。他にも色々ぶっちゃけてむこうのシーンのことを言うと、日本のキッズがガッカリすることばかりだから全部は言いませんが(笑)。帰国してから、日本人だけで大阪でバンドを組んで、すぐに1st EP(2016年リリースの『Blackest end』)を出して、それからサンフランシスコの"Bay Area Death Fest 2016"に出演したんですけど。そのあとにギターが抜けて、今のギターのKosuke(Hashida)が入りました。彼はもともとアメリカでABYSMAL DAWNを始めいろんなデスメタル・バンドで10年ぐらい活動してたんですよ。アメリカにいたときに対バンしたこともあったので、面識はありましたからね。それから(WORLD END MANに)Kosukeを入れて、バンドで曲作りを始めると、やっぱりお互いのルーツであるデスメタルを改めてやろうという話になり、2nd EP(2017年4月リリースの『Nobody wins』)を一緒に作りました。あと、"Bay Area Death Fest 2016"の直前まで正式ドラマーもいたけど、子供ができたのにまったく貯金がない奴で......。

-細かいところまで話していただいて。

Kiyo:はい(笑)、それで辞めさせたんですよ。それからサポート・ドラムでずっとやっていたけど、今回うめぼが入ることになったという。

-うめぼさんは以前からバンドのことは知っていた?

うめぼ:そうですね。Kiyoさんとは前から交流があったので。日本に帰ってから始めたバンドも知っていたし、WORLD END MANもチェックしてたから、好きだったんですよ。

Kiyo:僕がアメリカでデスメタル・バンドをやってるときに、うめぼもめっちゃデスメタル好きやから、Twitterで交流するようになって。すごく覚えているのはABOMINABLE PUTRIDITYというバンド名を書いたら、うめぼがすぐ反応して。あっ、こんなにマニアックなデスメタル・バンドを知ってるんや! って。それから知り合いの結婚式で、初めて面と向かって話したんですよ。

うめぼ:最初は友達から始まりました。

-なるほど。WORLD END MANが出演した"Bay Area Death Fest 2016"のチラシを見たんですが、バンドロゴがデスメタル使用なので、ほぼ解読不可能で(笑)。SUFFOCATIONはギリギリわかったんですけど、アメリカのデスメタル・シーンの状況は?

Kiyo:SUFFOCATIONとかが出るフェスはお客さんも多いけど、アンダーグラウンドは客も入らないんです。日本のメタルファンの中にはアメリカのメタル・シーンに対して、ファンはどこでもいっぱい入って盛り上がるみたいなイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実際、アンダーグラウンドは日本と全然変わらないですね。逆に日本のシーンの方が恵まれてるんじゃないですかね。いろんな面で。