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INTERVIEW

NoGoD

2017.09.19UPDATE

2017年09月号掲載

NoGoD

メンバー:団長(Vo) Kyrie(Gt)

インタビュアー:荒金 良介

NoGoDのニュー・アルバム『proof』は、メンバー個々のプレイ、バンド・アンサンブルが透けて見える生々しい音像を掲げている。現ラインナップで10年目を迎えたこともあり、ひとつの到達的と言えるヘヴィネスとメロディアスな楽曲が違和感なく同居している。アルバム・タイトルでも謳っているように、"これがNoGoDだ!"と言える強靭なサウンドは多くのリスナーに突き刺さることだろう。"ちゃんと伝えることをテーマに据えた"という今作について、団長、Kyrieのメンバーふたりに直撃!

-今作を作り終えた率直な感想から聞かせてもらえますか?

団長:我々の中では"全体的に暗いんじゃないか説"があるんですが。

Kyrie:いや、俺はないんだけど。

-いきなり意見が割れてます(笑)。

Kyrie:俺は別に暗いとは思わないから、我々って言わないでよ。

団長:いや、暗いよ!

-はははは。

団長:ここ最近のアルバムは"陽の部分"が強めだった気がするんですよ。それに比べると、シリアスな印象がありますね。

-暗いというか、よりヘヴィになった印象を受けますね。

団長:そうですね。NoGoDの中では実は激しいアルバムなんじゃないかと。

Kyrie:まぁ、明るい曲は少ないと思いました。テーマは誰にも話してないから知らないことだけど......。

-ほかのメンバーにも?

Kyrie:はい。去年、『Missing』(2017年4月リリースのシングル)の制作のころから思っていたことだけど、NoGoDの音楽をわかりやすく、お客さんにも理解してもらえるように、ちゃんと伝えることをテーマにしようと。『Missing』、『Arlequin』(2017年7月リリースのシングル)もそこから外れてないし、その集大成みたいな作品にしたくて。"proof"というアルバム名も早い段階で決めてたんですよ。曲も『Missing』のころにはすでにありましたからね。で、「proof」をアルバムに収録しようという話になり、ほかの楽曲を並べたときに、"この曲をタイトルにしたらいいんじゃないか"と。

-"proof"は"証明"という意味ですけど、"これが俺たちだ!"という作品にしようと?

Kyrie:そうなったらいいなと。

-「proof」はわりと明るめのリフですよね。

Kyrie:そう......ですね。リフは暗くはないけど、切なくも聞こえる曲かなと。今回収録する曲の線引きとしては、"ライヴをやってる画が見えるかどうか"だったんですよ。それが見えない曲は入ってないと思います。ライヴが見えるアレンジを心掛けました。

-曲は前よりもシンプルになってます?

Kyrie:そうなってるものが多いと思います。トラック数が多い曲もあるけど、「DREAMER」なんてギターは3トラックですからね。「煽動」は4、5トラックです。

団長:歌とか一切イジッてないもんね。

-「煽動」は激しめのスピード・チューンですね。

Kyrie:"シンプルなものはよりシンプルに"って感じで、メンバー5人が演奏してる絵面が見えるアレンジを心掛けました。ギターふたりがいて、意気込みとしては"常にツイン・ギター"という状況を作ろうと。

-そういう方向に意識が向いた理由は?

Kyrie:ライヴが多いからじゃないですか。まぁ、ずっとそうなんですけどね。アルバムでツアーを回ると、その後やらなくなる曲があるもんね?

団長:あるね。

Kyrie:俺はそれをもったいなく感じてしまって。"自分たちの曲を消化しきれてないのかな"と。だから、なるべくこの5人で消化できる曲を作ろうと思ったんです。

-今作はヘヴィなものと歌モノとキッパリ分かれた曲調が並んでて、1曲1曲のベクトルは明確ですよね。

団長:たぶん、中間的な曲がないんですよね。今回の歌詞の半分以上はKyrieが書いてるんですよ。

Kyrie:それ関係あるの?

団長:曲が中和しないというか、雑味がなくなるんですよ。誰かが作曲したものに対して、俺が歌詞を書くと、100パーセントは作曲者の意図にそぐわないから、若干ムラが出るんですよね。それもNoGoDの良さの要素の場合もたくさんあるけど......今回はわりとそれが少ないのかなと。曲が攻めてると、俺は歌詞でもかっこつけたくなるから(笑)。