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INTERVIEW

BAND-MAID

2017.07.14UPDATE

2017年07月号掲載

BAND-MAID

Member:彩姫(Vo) 小鳩 ミク(Gt/Vo) KANAMI(Gt) MISA(Ba) AKANE(Dr)

Interviewer:荒金 良介

-歌詞に関しては、「Daydreaming」、「Choose me」ともにラヴ・ソングと解釈していいんですか?

小鳩:そうですね。「Daydreaming」はメロディがすごく切なかったので、歌詞もそうしようと。BAND-MAIDの歌詞は強さを意識しているんですけど、「Daydreaming」は内側に秘めた強さを表現したくて。切ない恋心、誰かを想う気持ちを書こうと。で、彩ちゃんと語尾の言い回しを含めて相談しました。やっぱり気持ち良く歌ってほしかったし、ロング・トーンがうまく伸ばせる歌詞を意識しました。彩ちゃんは英語詞があまり好きじゃないんだけど(笑)、この曲は英語を増やしたんですよ。伸ばして歌うところは英語の方がきれいに聞こえるから。"英語多くない?"って言われました。

彩姫:ははははは。

-今回は全体的に英語詞が多いですよね?

小鳩:多めですね。それでも削ったんですけど。

彩姫:最初はほぼ英語詞だったんですよ。それで目立つところは日本語詞という感じだったので、"もうちょっと減らして"って(笑)。

-「Daydreaming」は弱気、「Choose me」は強気な女性像を描いてますよね。

小鳩:「Choose me」の歌詞はあとに作ったので、「Daydreaming」とは違って女性の強さをガンガン出そうと。でも、不器用さも大事にして書きました。サビはリフレインするので、メロディが頭に残ると思うから、歌詞も繰り返したいなと。「Choose me」の仮歌詞で"愛こそは?"と聞こえる部分があったので、これは愛をキーワードにして歌詞を書こうと。

彩姫:"いままで愛について歌ってないよね?"と聞いたら、それはあなた(彩姫)が歌いたくないから書かなかったんだよと言われて。

小鳩:そう。愛とか好きとか、歌いたくないと言われたから、わざとその言葉を抜いてたんですよ。でも急に愛について書いてと言われたから、ポーッ! と思って。

-(笑)

彩姫:歌えるようになったのかな? 大人になったんでしょうね。

-恋愛は誰にでも当てはまるテーマですもんね。

小鳩:2曲あるので、どちらかのタイプに当てはまると思います。

彩姫:絶対、どっちかだと思います。共感できる歌詞というか、何か思い当たるところがある方が若い人は好きなんじゃないかと思って。

-そのへんも意識しました?

彩姫:曲がハード・ロック/メタルみたいな感じで、若いお客さんがわりと少ないから。

小鳩:今回のシングル3曲は若い人を意識してますね。

彩姫:王道ロックをやって、ロックに精通した年配の方に認められたいという気持ちがあったけど。そろそろ若い子にも届けたくなって......フェスにも出たいですからね。

-「Play」なんてまさにフェスで映えそうな曲調ですもんね。

小鳩:それしか考えてなかったです(笑)。かっこよさと勢いと、若い人が好きな要素を盛り込んで......歌詞は特にそういう感じですからね。「Play」は簡単な英語を使って、みんなで歌える曲にしたかったから。

-わかりました。今年の夏はフェス出演もあり、ワンマン・ツアーは9月から始まります。ファイナルは新木場STUDIO COASTですよね?

小鳩:そうですね。初のワンマン後にまた回れるので、それが嬉しくて。もっと多くのご主人様、お嬢様に知ってもらいたいし、自分たちも新しい発見ができるかなと。最後の新木場STUDIO COASTは自分たちにとってもビックリするくらい大きな会場なので、頑張らなきゃ! と気合が入っているところです。ご主人様、お嬢様と一緒に熱を上げていきたいですね。海外公演も組み込まれているので、全国ツアーではなく、世界ツアーという感じでやらせてもらいます。海外でも成長して、すべてを新木場に持っていけたらいいですね。