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INTERVIEW

Far East Dizain

2017.06.06UPDATE

2017年06月号掲載

Far East Dizain

メンバー:Keita(Vo) Leda(Gt) Яyu(Ba) Sujk(Dr)

インタビュアー:米沢 彰

その音楽的アプローチはまさに鬼才と表現して然るべき異彩を放つFar East Dizain。結成から2年を経て、そのアイデンティティを徐々に確かなものにしてきた彼らが作り上げたニュー・ミニ・アルバムは、ジャンルに括ることがナンセンスに感じられるほどに、オリジナルなサウンドへと到達したひとつのマイルストーンとなった。進化を止めない4人に、本作について訊いた。

-前シングル『ZENITH/NADIR』(2016年リリースの3rdシングル)から約5ヶ月でのミニ・アルバム『DIZAINERVE』のリリースおめでとうございます。制作ペースがどんどん上がってきて、バンドとしての活動が活発になってきているのを感じますが、実際にはいかがですか?

Keita:ありがとうございます! 曲も増えて、いろいろなアプローチでライヴができることを楽しみにしています。

Leda:昨年は会場限定音源(『Weight of sins』)を除けば、シングル2枚のみでしたので、そろそろまとまった数の音源が欲しいなと思っていて。この2周年のタイミングで発売することができて良かったですね。

-ペースが上がってきたからといって、楽曲からは一切妥協を感じないですね。制作にあたって曲のクオリティや難度について事前に決めていることやポリシーのようなものはあったりしますか?

Leda:それは特に意識していませんが、難度については、ようやく8弦ギターの扱いに慣れてきたのでそれが制作に反映されていると思います。

-全体で6曲と思えないぐらいに濃い作品ですよね。制作には期間をかけて作られたのでしょうか?

Keita:デモが上がってきてから、最終的にレコーディングを終えるまでそんなに時間はかからなかったですね。

Leda:もちろん、まるまる時間を使えているわけではないので断続的でしたが、楽曲制作に1ヶ月、レコーディング、アレンジに1ヶ月くらいですね。

-オープニング・トラックとなる「INVISIBLE WOUNDS」(Track.1)のイントロではドラムの手数が半端なくて、いきなり、おおお! と思わされました。これまでももちろん相当でしたが、今作ではさらにドラム・パターンが多彩になったように感じました。ご自身ではいかがですか?

Sujk:今回は細かい16分の3連などを多く入れてますし、ユニゾン・フレーズも多くなっています。ドラム・パターンを決めるときはLedaのギターをよく聴くようにしていますね。

-Aメロ~サビへと曲が進行するにつれて、シンプルなリフと曲展開を意識的に取り入れてわかりやすく、ノリやすい作りになっているように感じましたが、ここは意識的にやっていたのでしょうか?

Leda:今作はフレーズ自体は複雑でも、ドラムのビート感は失われないようなバランスを意識しました。超複雑なやつもまた作りたいですね。

-曲調はダークですが、「Disgracer」(Track.3)のダンサブルなアプローチもライヴでノリやすそうですよね。

Яyu:ライヴでもすごく盛り上がりそうなトラックですよね! この曲ができてライヴでのセトリの振り幅がだいぶ広がりました。

Sujk:ライヴでも盛り上がると思います。演奏してても楽しいですし。

Leda:この曲はノリを重視しましたが、フレーズは捻りを入れて、演奏していても飽きない、そして気が抜けないような楽曲になっていると思います。

-歌詞の世界観もかなりダークですよね。ヘヴィなサウンドと重さを際立たせるミッドなテンポと相まって、歌詞を中心に聴くとすごく重苦しい内容に感じました。どういった世界観を持ってできた曲なのでしょうか?

Leda:楽曲の雰囲気に合わせてシニカルな歌詞になるように考えました。日本のネット・へイターをテーマにしています。

-8弦ギターのソロ・パートを皮切りに始まるブレイクダウンは個人的に相当好みでした。ライヴで爆音でやったらハマるなと思いました。

Keita:このセクションは僕も好きで、ライヴでもギター、ベースの見せどころだと思うので頑張ってもらいたいです(笑)。

Leda:1stアルバム(2015年リリースの『TONICK DIZAIN』)で入れていたダブの要素をバンド演奏メインに置き換えるようなイメージで作ってみました。

-この変拍子でしっかり合わせていくのは相当難しそうですが、実際はいかがでしたか?

Leda:難しいですね。音源ならではのアレンジもありますので再現には工夫が必要です。

Яyu:手応えはありましたが、ライヴで弾くのを想定して、できるだけ余裕のあるフレーズを選んでいます。

-この曲は総じてこれまでのFar East Dizainにはあまりなかったアプローチだと感じましたが、どのようにして生まれたのでしょうか?

Leda:今作はデジタリックな要素を少なめにしているので、この曲はその中間プラス・アルファになればいいなと思って作りました。