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INTERVIEW

椎名ぴかりん

2017.05.03UPDATE

2017年05月号掲載

椎名ぴかりん

インタビュアー:荒金 良介

魔界からやって来た魔界人アイドル"椎名ぴかりん"。人間界では"椎名ひかり"としてファッション誌などを含めて幅広く活動している彼女。今回は椎名ぴかりん名義によるニュー・シングル『バババーババウムクーヘン★ / 下僕 GEBO GEBO !!』を発表! 前者の作詞作曲はヒゲドライバー、後者の作詞作曲は篠崎あやとが担当。両A面と言える今回の2曲は、キュートなポップ・センスとグロテスク且つダークな雰囲気が入り混じった強烈な楽曲が揃っている。謎多き彼女に初接触ということで、椎名ぴかりん像、魔界とは何ぞや? という部分も含めて、じっくり話を訊いてきた。

-"魔界から降臨した魔界人アイドル・椎名ぴかりん"という説明がありますが、もともとモデルからスタートしたんですよね?

はい。

-人前に出ることが好きだったとか?

えーと......成り行きです。髪も染めていたので、学校に来ないでくださいと言われてて。雑誌に出たら、学校に入れてくれるかなと思ったけど......。

-学校に行けるようになりました?

いや、ダメでしたね(笑)。

-自分の居場所を探していた?

あぁ、それを探していたところはありますね。

-モデルになって、ここが自分の居場所だと感じました?

そうですね。学校はあれだけど、そこでは必要としてもらえるというか。

-音楽はよく聴いてたんですか?

音楽はずっと好きでした。アニメを観て、そこで曲を聴いたりして。

-特に好きなアニメはありました?

う~ん、いっぱいあるけど、"学校の怪談"の「グロウアップ」(Hysteric Blueが2000年にリリースした8thシングル表題曲)、"学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!"の「花子さんがきた!!」(1994年リリースのシングル『花子さんがきた-花子さんのテーマ-』収録曲)とか、"ケロロ軍曹"の歌は全般的に好きでした。アニソン以外はヴィジュアル系が好きでしたね。

-例えば?

SEX-ANDROID、DIR EN GREY、蜉蝣とかですね。あと、長渕剛さんも好きです。

-いきなりジャンルが変わりますね(笑)。

特にライヴ・バージョンが好きです。なんか、ちょっと煽り方がおかしくて。あと、ゴールデンボンバーさんも好きですね。

-なるほど。今回は移籍第1弾シングル(※セガサミーグループの音遊が新たに立ち上げる新レーベル"OTODAMA RECORDS"からのリリース)になりますが、今作の2曲をもらったときの印象は?

かわいい曲だなって、特に「バババーババウムクーヘン★」(Track.1)の方は。聴きやすいんじゃないかと。「下僕 GEBO GEBO !!」(Track.2)はライヴが楽しくなりそうな曲。グロテスクだけど、ユニークだし、この曲もかわいらしいなと。

-2曲ともぴかりんさんのキャラクターを踏まえた楽曲ですよね。

闇の大人が選んで、その2曲になったので。魔界を想って曲を書いてもらって、ありがたいなと。

-"闇の大人"って誰ですか?

あっ、マネージャーさんのことです。

-そうでしたか(笑)。あの、モデル活動は人間界になるんですか?

モデルのころから"魔界"という言葉を使ってました。Popteenで表紙になったときに、"魔界からやって来た"と言ってたんですよ。魔界は理想、妄想の段階だったけど、アーティスト活動をやらせてもらうことになって、魔界が実現できました。

-ぴかりんさんが考える魔界の世界とは?

人間界で否定されて、つらい思いをしている人でも、人間界の憂鬱を晴らせるというか。周りに合わせなくてもいいし、日々生きにくさを感じてる人が魔界を通じて、存在理由とか、安心感を持てたらいいなと。

-大なり、小なり、誰しもが生きにくさを感じてると思うんですけど、どうでしょう?

誰しも......まぁ、そうですね。でも(人間界に)入れない人も多いから。劣等感を抱えてない方は、まともな人についていくと思うので。この世に嫌悪感を抱いている方、自分は普通だと思っても、それが普通じゃなかったり......。あと、みんなに合わせなきゃいけない人間界のルールがあるから、それを守らなきゃいけないじゃないですか。でも魔界はそれを気にしないですむ世界にしたいなと。