MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

touch my secret

2017.04.17UPDATE

2017年05月号掲載

touch my secret

Member:Anne(Vo/Gt) Chloe(Ba/Cho) Louie(Dr)

Interviewer:荒金 良介

今回はどの曲もライヴでやるのが楽しみです


-なるほど。「wonderland」(Track.2)、「mirror」はメロディが立った曲調でとても良かったです。後者はAnneさん作詞作曲ですよね?

Anne:そうですね。「mirror」は自分の弱さというか、繊細な部分を出してます。touch my secretというバンド名なので、どっちの面も曝け出そうと。恋愛の曲はいままでなかったんですけど、初めてそういう曲を書きました。

-いままで恋愛の曲は書きたくなかった?

Anne:書く余裕がなかったのかもしれない。前作はほぼ怒りでしたからね。それこそ1年を経て、少し余裕が出てきたのかなと。

Chloe:前作の「オレンジ」みたいにしっとりしたバラードがなかったから、やっと来た! と思って。ようやくAnneが恋愛のバラードを書いたなと。歌詞を読んでも、これから大事な曲のひとつになると思ってます。歌詞も多いよね?

Anne:多い。なかなかサビにいかないんですよ(笑)。

Chloe:だから、詰まっているんだろうなと。

-思いが詰まっていると?

Chloe:そうですね(笑)。その気持ちにこっちは演奏で応えなきゃいけないなと。

-"あなたが好き"みたいな直接的な表現はないですよね?

Chloe:でも言葉に思いが詰まってると思います。遠回しな表現を含めて、Anneらしいなと。

-メンバー内で歌詞の内容を聞いたりしないんですか?

Chloe:勝手に妄想で終わらせてます。

Anne:歌詞は完全にひとりでやっちゃってますからね。

Chloe:聞くのもちょっと恥ずかしいじゃないですか。

Anne:そう?

Chloe:ははははは。聞いていいのかなって。

-同じtouch my secretじゃないですか!

Chloe:いや、秘密にしてた方がいいのかなと。

Anne:タッチしていいんですよ。

Chloe:ははははは。

-"大切を見失わぬようにただ見つめ続けた"の歌詞もAnneさんらしい書き方だなと。

Anne:大事なものって少ないですからね。今はいろんな情報が溢れているけど、目の前の家族、バンド・メンバー、友達、恋人、それだけでいいじゃないですか。

-は、はい(笑)。

Anne:はははは、なんか説教みたいになってる。

-「wonderland」の方はどうですか?

Anne:クラブでストロボ浴びながら昇天している友達を見て、書きました(笑)。週末の渋谷とか人が多いじゃないですか。それこそ何が大切で生きているのかなって。賑やかに騒いでるけど、心の中で自分は何をやってるんだろ? 自分は何をやりたいんだろ? と思う人が溢れているのかなと。

-今作の中で「wonderland」も好きな曲です。

Anne:私も好きですね。

Chloe:激しいわりには、しっとりしてますからね。

Louie:それはいままでになかった部分です。聴いても面白い曲調ですからね。この曲もライヴでどうなるかなと。

-最後の「countdown」(Track.5)は、従来のtouch my secretらしい曲調ですね。骨太のギター・リフが印象的です。

Louie:この曲は生に近くて、バンド・サウンドですね。

Chloe:ベースはメロディアスに動くので、弾くのも楽しい曲ですね。

Anne:これはtouch my secretのことを書いた曲なんですよ。音楽を聴いて衝撃を受けた日から、バンドで活動することが夢でしたからね。この曲はライヴでもやってるけど、すごく反応もいいんですよ。今回はどの曲もライヴでやるのが楽しみですね。