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INTERVIEW

touch my secret

2017.04.17UPDATE

2017年05月号掲載

touch my secret

メンバー:Anne(Vo/Gt) Chloe(Ba/Cho) Louie(Dr)

インタビュアー:荒金 良介

昨年3月に1stアルバム『nil』でデビューした3ピース・バンド、touch my secret。女性2人がフロントに立つヴィジュアルを含め、その音楽性も新人らしからぬ個性を放っていた。それ以降は香港、マカオ、北京を巡る中国大陸ツアーに加え、イギリスにも足を伸ばすなど、初の海外ツアーも経験し、バンドはひと回りもふた回りも大きくなった。そして、ここに約1年ぶりになる1stミニ・アルバム『GET YOUR WORLD』が完成! 表題曲は人気ゲーム"GOD EATER ONLINE"オープニング・アニメーションに起用され、話題を呼ぶことは必至だろう。さらなる進化を遂げた今作について、メンバー3人に話を訊いた。

-前作『nil』以降のバンドの状況から教えてもらえますか?

Anne:何もないところから前作を出して、それから初ワンマンもやりましたからね。CDがあるなかでライヴをやると、お客さんの反応も全然違ったし。あと、海外ツアーもやったので、初めて尽くしの1年でした。

Louie:去年は修行というか、自分たちの音楽をどう伝えればいいのか、それで僕はいろいろ試してました。なので、やっとバンドとしての型ができた感じですね。今年からウチらはこういうバンドですよ、とちゃんと紹介できるかなと。前作の最後に「start」という曲が収録されていたけど、初ワンマンのときもまたスタートと言ってたし......その意味ではまたここからスタートですね。

-Chloeさんはどうですか?

Chloe:前作が発売される前は自分たちがどういうバンドなのか、ライヴでどう見せるのか、いろいろ悩んでたんですけど。それから着実に力をつけて、初ワンマンはそれが披露できたと思うんですよ。ただ、自分たちのプレイ・スタイルは固まってきたけど、それからどうやって個性を伸ばすのか......それは個人的に悩んでました。海外ツアーで見つけたものはあるけど、まだまだだなと。

-中国、イギリスを回った初の海外ツアーはどうでした?

Anne:中国はわりと日本に近いかもしれないですね。でもイギリスは全然違って。エントランスも安いから、ただ飲みに来たという人もいたので。良ければ盛り上がるし、悪ければ帰るみたいな。それがすごく楽しかったです。

Chloe:反応がはっきりしてるもんね。

-海外のオーディエンスはわかりやすいですよね。

Anne:あと、イギリスは全部のライヴハウスにバーがあるんですよ。どこかのライヴハウスにはゲイバーもありましたからね。

Louie:僕はゲイのお客さんに絡まれました。"一緒に飲まない?"と言われて、怖かったです。

Chloe:ちゃんとMCで言ったのにね?

Anne:"Louieはゲイじゃないよ!"って(笑)。

-ちゃんと断りもいれたんですね(笑)。

Louie:僕がライヴ中にニコニコしちゃうんで、勘違いしたのかなと(笑)。

-自分たちのパフォーマンス自体は?

Louie:基本的に演奏中は何をやっても盛り上がるんですよ。ライヴ中にミスして、自分は"やっちゃった!"と思っても、お客さんはステージに上がってる人間に興味あるみたいで。ライヴ後もずっと話し掛けてきますからね。イギリスでライヴをやって、そのへんの考え方は変わりました。

-というのは?

Louie:技術やミスタッチばかり気にしてたけど、勢いや人間味が音に出てればいいのかなと。

Chloe:私は煽り担当なんですけど、煽った以上にレスポンスが返ってくるんですよ。そこでさらに喜ばせるためにはどうすればいいかを考えました。1回気に入ったら、毎回来てくれるお客さんもいましたからね。

-特に印象の残った場所はあります?

Anne:ブリストルですね。そこにいる人たちがパンクで、PAさんもできあがってるし、お客さんもワルそうな人ばかりでした。外でガンガン、ゲロを吐いてましたからね。

Chloe:だけど、曲には反応してくれたからね。

-そんな刺激を経て、ライヴの見せ方に変化も?

Anne:......自分たちの意識はそこまで変えたつもりはないけど、お客さんから"すごく楽しんでやってるし、余裕が出てきたね"と言われることはありますね。

Chloe:ライヴの楽しみ方を覚えた感じはあるかもしれない。

Louie:海外に行く前は"なにクソ!"という感じで、力任せにやってましたけど。イギリスから帰ってきて、少し柔らかくなりましたね。たぶん3人ともライヴ中に笑顔が増えたかなと。

Anne:最近、そう言われることが増えましたね。

-いいことじゃないですか。そして、今作を聴かせてもらい、すごくいい作品だなと。前作と比べても、音の質感はだいぶ変わりましたね。最初の取っ掛かりはどこから?

Anne:最初に"GOD EATER"の話から始まって、それをメインに作品を作りましょうと。