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INTERVIEW

CRY VENOM

2017.04.19UPDATE

2017年04月号掲載

CRY VENOM

メンバー:Jacky Vincent(Gt)

インタビュアー:山本 真由

-また、今後コラボしてみたいアーティストはいますか?

ノブオ・ウエマツ。彼と曲を作ってみたいね。それからJohn Williams。何百もの映画音楽やサウンドトラックを作っている人だね。Danny Elfmanともやってみたい。自分が貢献できるかどうかはわからないけど、とにかく会話がしてみたいんだ。ギタリストだったら......Derryl Gabelという人がいるんだ。フュージョンのギタリストで、すごくいい先生でもある。Allan Holdsworthも大好きだし、Greg Howeも。......俺が好きなギタリストは、ジャズやフュージョン系の人が多いんだ。フレージングとか、ジャズ的な要素をメタルに取り込んでみたいね。他はそうだな......日本のJupiterってバンドは知ってる? 『CLASSICAL ELEMENT』というアルバム(2013年リリース)を出しているんだけど、すごくクールだと思うんだ。あとは......韓国のピアニストのYirumaって知ってる? 彼も大好きなんだ。

-コラボしたい人リストまで多彩ですね。今後ますますメタルと他の音楽の融合が進みそうな......。

うん。実は今、自分のソロ・アルバム用の曲を書いているところなんだ。2作目なんだけどね。ちなみにそっちはまったくメタルじゃないよ(笑)。最終的にどう落ち着くかはわからないけど、もっとフュージョン寄りというか......まだわからないけどね。

-ソロ・アルバムを作ろうとしているようですが、今後、長期的なツアーの予定は組まれているのでしょうか? もし、日本でのライヴが実現するとしたら、Syuさんとのライヴでの共演も期待しています!

Wow! そうなったら最高だよね。でもSyuと共演することになったら、彼の隣でプレイするのは怖いな(笑)。

-実際、日本に行く予定はあるのでしょうか。

今年の後半くらいには行けたらいいんだけどね。

-さらに今回は、日本盤ボーナス・トラックとして、IRON MAIDENのカバー曲「Aces High」(Track.13)が収録されていますが、この楽曲を選んだ理由は?

俺の好きな曲なんだ。子供のころギターを覚えていたときは、IRON MAIDENのアルバムを何度も繰り返し聴きながら練習していたんだ。ハーモニーも理解していなかったころにね。ふたりの上手いギタリストが同時にプレイしているのはわかっていたけど、"どうして俺のギターはこういう音にならないんだ?"なんて思っていたよ(笑)。彼らのアルバムがきっかけで本気でメタルにのめり込むようになった。ほとんど毎日聴いていたんじゃないかな。

-思い入れがある曲なんですね。

間違いないね。

-そんな曲をシェアしてくださってありがとうございます。

もちろん!

-ちなみに、アートワークも往年のメタル・バンドを意識したかのような、コテコテのメタルらしいイラストですが、こういうトータル的なイメージはどなたが考えているのでしょうか?

あのアートワークを手掛けたのはCasey Howardという人で、AVENGED SEVENFOLDの作品も手掛けた人なんだ。他にもTRIVIUMとか、たくさんの人々のを手掛けている。何とか連絡にこぎつけたんだ。本当にナイスガイで、素晴らしいアーティストだよ。彼には"SEGA GENESISみたいなアートワークが欲しい"って言ったんだ(笑)。イギリスでは"SEGA MEGA DRIVE"って呼ばれているんだけど、アメリカでは"SEGA GENESIS"って呼ばれているゲームのコンソールなんだ。90年代のね。今見せてあげるよ。......(Skypeの画面越しに、携帯で画像検索した写真を見せてくれる。たしかに構図がアルバムのアートワークに少し似ている)......頭の上にすごく大きな悪魔がいるけど、これは俺たちのバンドの状態みたいなものだよね。何もないなかからいろんな障害を乗り越えて作った作品だから。俺はこの絵の手前にいる、武装した奴になりたいんだ。この構想が最初に浮かんだときは何もかもが不可能に感じられた、それを表現しているんだ。武装した男と、空に浮かんでいる悪魔だね。そういうイメージが俺の頭の中にあったから、Caseyにアイディアとして送ったら見事に形にしてくれたよ。俺が想像したのより100倍素晴らしい。

-コンセプトを語ってくださってありがとうございます。往年のメタル風の雰囲気もあって、あなたのような若手だけでなく、もっと上の世代にも魅力的なアートワークですよね。

ありがとう。

-バンドとしてのこれからの目標について教えてください。

できるだけ多くの人々と俺たちの音楽を分かち合いたいね。行けるところは全部回って。演奏し続けることによって、新しいメタルの波を起こしたいんだ。新しいジャンルでもいい。何か新しいものをもたらしたいね。

-いろんなジャンルから解き放ってくれる音楽だと思いますよ。

そうだといいね。もちろんジャンルがあっても何も悪いことはないけど、世の中にはこんなにたくさん素晴らしい音楽があるんだから、ミックスしない手はないと思ってね(笑)。

-CRY VENOMってジャンルにしてしまえばよいのでは(笑)。

そうだね、そうなったらクールだよ(笑)。

-最後に、激ロックの読者へのメッセージをお願いします。

激ロックの読者のみなさん、こんにちは。CRY VENOMというバンドのJackyです。この記事を読んでくれて、このクールな号を読んでくれてありがとう。近いうちにみんなの住む街に行けるのを楽しみにしています。激ロックは素晴らしい雑誌だから、ぜひ読み続けてくれ(笑)!