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INTERVIEW

NOCTURNAL BLOODLUST

2017.03.08UPDATE

2017年03月号掲載

NOCTURNAL BLOODLUST

Member:尋(Vo) Masa(Ba) Cazqui(7-strings) Natsu(Dr) Daichi(Gt)

Interviewer:米沢 彰

-ありがとうございます。全28公演のツアーを締めくくるファイナル公演が4月1日に新木場STUDIO COASTにて行われますが、今作はその前月という公演前のすごくいいタイミングでのリリースですよね。

Masa:いろんな地方を回ってきて、ファイナル前には出したいっていうのがあって。なのでそれを聴いて、ファイナルに来てほしいですね。もちろん既存のお客さんもなんですけど、初めての人にも手に取ってもらってファイナルにも来てもらえたら、ベストとセットでめちゃめちゃ楽しめると思います。

-ノクブラって、こういうタイミングとか掴むのが得意だなって思うんですよ(笑)。

Masa:ライヴで忙しかったんですけどね。

-そうですよね。去年あんなに動き回りながら。

Masa:なので、あの1、2月の空いた時間でバッとやって。

-年明けから作業してリリースですか?

Masa:尋さんとか年末からちょこちょこやってたり。でもまぁ、年末まではちょっと忙しかったんで。

Cazqui:あとは、全国ツアーを経て生み出された新曲を入れたかったってのはありますよね。

-2曲ともツアーが終わってからできた新曲ですね。

Cazqui:はい。LOUD PARK 16で出演したさいたまスーパーアリーナでは、ギターにエフェクトをかけていなくても、ギターの音が反響して勝手にディレイがかかるんです。そういう経験を経て、楽曲のスケール感に対する意識が変わりましたね。"バンドの音で、ギターの音で壮大さを感じさせたいな"って。

-そういう経験も詰め込まれたベストっていうことなんですね。ファイナルを前にした率直な気持ちなどを教えていただけますか?

Masa:ワンマンのファイナルっていうことで、ホームの東京なので。新木場は一番ノクブラがカッコよく見せられる場所だなっていうのは、バンドを結成したときからずっと思ってたんで、そのステージに立てるのはホントに嬉しいですね。あと、当日は会場限定のシングルを出します。なので、ベストを聴いてもらって、足を運んでもらって、さらにお土産も持って帰るっていう。

-その会場限定シングルも1、2月で作ったっていうことですか?

Masa:あ、これから録ります。3月中に。

-これから!? 早い......。

Masa:会場限定は、べつに大量にプレスかけるわけじゃないので。

-それでも4桁は作りますよね。

Masa:1週間前とかに、ブワーって(笑)。

-では、今後の予定を教えていただけますか?

Masa:4月1日の新木場のあと、香港と台北をアジア・ツアーとして回ります。あとはいくつかイベントに出ますね。

-去年ヨーロッパがあって、今年はアジア・ツアーがあって。海外への進出が去年から活発化した印象がありますが、環境が変わってきたとかありますか?

Masa:そんなにハードルが高くなくなったというか。最初、向こうの体制がどこまで整ってるかとかがすごく不安だったんですけど、もうコネクションが1回できてるんで。一度成功してればあとはやりやすいですよね。きっかけ作りが大変でした。

-じゃあ、今年以降も結構積極的に海外に?

Masa:そうですね。予定が合えば。

-では、最後に激ロックの読者へのメッセージをいただいてもいいでしょうか?

尋:ベスト・アルバムをリリースして、それを踏まえてワンマンをやるので。これを聴けば、ライヴがよりいっそう楽しくなるはずなんで、しっかりと新曲も含めて聴いてもらって。これを聴いたあと、さらに昔のアルバムとか、『ZēTēS』とかも含めてまた聴くと、そっちの良さもまたわかるというか。まぁ、全部聴けっていうのもツラいと思うんですけど、とりあえずベスト・アルバムはマストで聴いて、そしてファイナルで楽しみましょう!