MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

jealkb

2016.11.02UPDATE

2016年11月号掲載

jealkb

メンバー:haderu(Vo) ediee(Gt) sapoto(Gt) dunch(Ba) elsa(Dr) hideki(Agitator)

インタビュアー:吉羽 さおり

-今作『reboot』は、シングルとしては久々のリリースとなります。今回は自分たちでレーベル"jealize"を立ち上げて、さらに精力的に活動していこうというものですが、どういう経緯で今回のリリースに至ったのでしょうか。

haderu:今回、CDとしては3年ぶりのリリースなんです。ちょうど3年前、jealkbがCDを出そうというときに、他のCDとは違った――例えば1曲目は新曲が収録されて、2曲目は自分たちがこの曲に懸けた思いを語ったラジオっぽいものが流れて、3曲目はメンバーが作った鼻歌が流れてというふうに遊ぼうとしたら、レコード会社さんに"それはできない"と言われて。頭固いな、これだけCDが売れない時代になってきてるんだから、いろんなことに挑戦すればいいのにと思って揉めて。"じゃあ、自分たちでデモCDを作ってやりたいことを表現するんで大丈夫です"、"(レコード会社から)CDは出さない"って言ったんです。

-それから自主制作でデモCDを作っていったんですね。

haderu:でも活動をしていくうえで、結成当初にあった"jealkbで武道館のステージに立つ"という目標をもう一度ちゃんと目指そうとなったとき、CDが流通に乗って全国に届けられることの意味を思い知らされて。"やべぇな、デモCDじゃライヴハウスでしか売れない。もう1回CDを出させてくださいって頭を下げよう"ってメンバーと話して。それでレコード会社に頭を下げたら、すんなりOKが出たんですよね(笑)。ケンカしたつもりでいたのは、こっち側だけでした。

elsa:向こうは大人でしたね(笑)。

-そうだったんですね(笑)。

haderu:(レコード会社で)CDを作ると、プロモーション・ビデオを作ることができたり、こうして取材を受けたりすることができるので。今までは、自分たちの中では活動した気になっていたけど、ファンの人しか活動していることを知らなくて。新たにjealkbを知ってもらって、ライヴに足を運んでもらえるまでの作業ができてなかったんです。だからCDの意味合いは大きいと思って。それで、今までのjealkbじゃなくて"Act2"と銘打って、もう1回、音楽面もヴィジュアル面も作り直して始動しようという思いで、"reboot=再起動"というタイトルにしたんです。

-Act2を始動するにあたって、新たな思いとして何か加わったものはありますか。

haderu:今まで僕たちがやってきた音楽って、文字どおり、音を楽しんでいればいいじゃんってもので。そこを、僕らはどんな音楽を一番の柱としてやりたいのかをはっきりさせようと。ロックが好きな人が聴いても、"jealkbってふざけてやってると思ったら音はしっかりしてるんだね"、"ライヴに行くとすげぇ楽しいんだね"って、これがjealkbの良さだというものが、10年経ってようやく自信を持って言えるようになったので。そこをきちんと打ち出せるような音作りのCDにしようってことで、今回再始動したんです。新メンバーのsapotoが入ったことで、技術面や音楽面で、音楽を知っている人にも"こんなこと試してるんだね"っていうのが伝えられるようになったのもあります。

-sapotoさんはどんな経緯で加入したんですか。

sapoto:付き合いとしては、jealkbがメジャー・デビュー(※2007年10月)する前の、インディーズ時代からですね。

haderu:CDを作るときに、ギターの音を作ってもらったり、レコーディングで弾いてもらったりしていたんです。もともとjealkbは7人組だったんですけど、ギターとキーボードが抜けて5人になったときに(※2010年5月にメンバー5人での活動をスタート)音が薄くなってしまったので、sapotoに舞台袖で弾いてもらっていたんですよ(笑)。

elsa:2本目のギターをね。

hideki:そう。同期じゃなくて、ちゃんと生でね。

sapoto:ひとり裏で、壁に向かって弾いていたんですよね......。

haderu:本人はそのとき、jealkbと名乗るつもりはなかったと思うので。

sapoto:でもたぶん、このバンドのことを一番知っているし。音楽のことは一番わかるので。

hideki:それで、まずサポート・ギターとして入れたんです。だから、"名前はsapotoだね"っていう。そこから正式メンバーになって。僕らが必要としていたんだと思うんですけど。

elsa:思ったより、ファンがついちゃってたんだよね(笑)。あいつすげぇなって。

ediee:僕よりもファンがいますからね。

-今の体制になってから、曲作りはどのようにやっているんですか。

haderu:主にelsaとedieeが作曲して、アレンジをelsaとsapotoがやって。作詞に関しては僕がやってますね。

-新作のタイトル曲「reboot」(Track.1)はelsaさんの曲です。この曲はストレートなロック・サウンドですね。

elsa:そこは意識しましたね。今までは"楽しい"を重視してやってきたんですけど、Act2ではもっとロックだったり、ラウドだったり、エモだったり、そういうことを意識して作ろうかというメンバーの意思統一があったので。でも展開は凝っていて、今まであまりやらなかった、1回しか出てこないパートがあるとか。sapotoとああだこうだ言いながらアレンジしてますね。

sapoto:ストレートに聞こえているというのは、たぶん成功しているということなんでしょうね。実際はかなり複雑な曲だから。

elsa:実は複雑なんだよね。歌詞も含めて、完成するとすごくストレートに伝わるんだなとは思います。