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INTERVIEW

GOOD4NOTHING

2016.07.05UPDATE

2016年07月号掲載

GOOD4NOTHING

メンバー:U-TAN(Vo/Gt) TANNY(Vo/Gt) MAKKIN(Ba/Cho) SUNE(Dr)

インタビュアー:山本 真由

-昨年9月に10枚目のフル・アルバム『KIDS AT PLAY』をリリースして以降、GOOD4NOTHING (以下:G4N)としてはもちろん、"マッキン&来来キョンシーズ"(※GOOD4NOTHINGがBBQ CHICKENSの企画で共演する際に、MAKKINをヴォーカルとして編成する別名義バンド)としても積極的にライヴを行っていますが、新曲の制作はいつごろから取り組んでいたのでしょうか?

MAKKIN:楽曲に関しては、すべてU-TANが作っているのでお任せしています。僕はリーダーとしてメンバーをまとめて、ヴォーカルとしての仕事を全うするだけです(笑)。

U-TAN:曲自体はいつも作ってるんで、いつからってのはないんですが、前作で新体制になってからと前のメンバーのときのアルバム制作数が並んだのもあって、何か今までにない新しいことをしたいなってのは、前作のツアー後半くらいから考えてて。ツアー・ファイナル(1月31日大阪BIGCAT公演)が終わってから、この"DAY"、"NIGHT"の2部作のコンセプトを思いついて、そこから新たに曲を書いてみんなで選曲しました。実は4曲新曲を録ったのですが、アコースティック音源も収録したかったので今回はそこから2曲収録しました。

-G4Nはもともと多作なイメージではありますが、ライヴ活動も精力的に行いながら、コンスタントに楽曲制作をし続けるコツを教えてください。

U-TAN:ここ数年は、ほとんど僕が曲の形を持っていってみんなで選曲、アレンジしているのですが、昔はテレコでガチャッと録って生ギターと小さい裏声を入れた曲をテープでみんなに聴かせていたので、なかなかうまく伝わらなくて、スタジオにこもりっぱなしでただ時間だけが過ぎてくことがあったんです。でも、最近はMTRの最強版とも言える"GarageBand‎"で自分が抱いてる曲のイメージを伝えやすいので、曲を作ること自体がすごく楽しいと感じてます。なので結構、常に曲を作ってますね~。

TANNY:U-TANの制作ペースは驚異的ですが、僕は制作も性格もマイペースなので、メロディやネタを無理に絞り出すのではなく、上から降ってくるのを待つタイプてす。

-今回のニュー・シングル『DAY』は、秋にリリースされる予定のシングル『NIGHT』と対になっているとのことですが、今回の2部作のテーマを教えてください。また、どうして2部構成にしようと思ったのでしょうか?

U-TAN:さっきの答えと少し被りますが、現体制になってから7年経って、作品枚数的にもようやくいい意味でまたスタート地点に立ってるんかなって思ったときに、何か今までにないアプローチで作品を作りたいなと思ったんですよ。そんなときに考えたのが、僕らのイメージって"明るくてカラッとしてて"......ってなると思うんですが、意外とマイナー調な曲も多くあるんです。けど、その曲たちがタイトルになることはまぁなくて。なので、この両極を作品にしたら面白いなと思って2部作にしました。

-今作の冒頭を飾る楽曲「SIGNAL」(Track.1)は、一度聴いたら一緒に歌えそうな、シンプルでわかりやすいメロディと、力強い歌詞が印象的でした。まさにシングルにぴったりのキャッチーなナンバーですが、こういうキラー・チューンって日頃からネタとしてあたためているんでしょうか? それとも、シングル曲を書こうとして思いつくものなんですか?

U-TAN:「SIGNAL」は前から作ってた曲ではなくって、このコンセプトが思いついたときに書きました。結構周りのバンド仲間から、"G4Nの「LET'S GO!」ってなんかいいよな"って言われました。1stアルバム(2001年リリースの『GOOD 4 NOTHING』)に「LET'S GO!」って曲が収録されてるんですが、「SIGNAL」はそれを彷彿させるっていうか、あの20歳のときの「LET'S GO!」と今の曲とでは勢いは一緒でもなんか重みが違って。40歳を前にして自分で自分のケツ叩いてます(笑)。

-Track.2「THE DAYS」は、こちらもポジティヴな楽曲ではありますが、「SIGNAL」と比べると少しシリアスというか、疾走感がありつつもエモーショナルなコーラスとギター・リフの存在感が強いように感じました。詞のテーマとしては重なる部分がありつつ、タイプの違う曲を並べようという意図はありましたか?

U-TAN:この曲もコンセプトができてから書いてみんなに聴かせたんですが、この歳になったからわかることっていうか、シリアスなんやけど、すげーポジティヴなんです。日々にあるいろんな試練。それを乗り越えるのはもちろんなんですが、"今に見とけよ!!"って心の中で沸々と燃やして、耐えて堪えて、そうやって乗り越えた先にある景色ってものすごいじゃないですか。だから、簡単に終わらすんじゃなくってその先に待ってるものだけ見てればそこに行けると思うんですね。そういうメッセージを込めました。

-また、今作には2曲のアコースティック・バージョンが収録されていますね。2007年リリースの4thアルバム『Kiss The World』に収録されている「It's My Paradise」、そして2008年リリースの5thアルバム『Swallowing Aliens』に収録されている「Maximize」、なぜこの2曲をセレクトしたのですか?

U-TAN:ここ数年、アコースティックでのライヴをやらせてもらってて、マッキン&来来キョンシーズじゃないですが、昔ならやってなかったと思うんです。口では"俺らっぽくないし"とか言うてたんですが、心のどっかに"できるんかな?"って不安があったと思います。そんなとき、リリース・タイミングでインストア・アコースティック・ライヴをやってみたら、メンタルのスキルアップやったり、とにかく得るものが多くて。自分たちで自分たちの枠を決めてたらそれ以上にはならんなって思ったんです。それからはひとりで歌ったり、マッキン&来来キョンシーズをやったり、それこそアコースティック・ライヴをしたり。そんな中で、前作のツアーのときに岩手県の大船渡で60分くらいアコースティックでのライヴをしたんですが、ふと"これ録音してみたいな"って思って、今回のコンセプトに合うこの2曲を選曲しました。