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INTERVIEW

ENTER SHIKARI

2016.07.19UPDATE

2016年07月号掲載

ENTER SHIKARI

Member:Rou Reynolds(Vo)

Interviewer:村岡 俊介(DJ ムラオカ)

-一緒に来日するBEARTOOTHとは交流がありますか?

会ったのは前回の全米ツアーを回ってたときの1回だけだね。彼らも同じころにSTRAY FROM THE PATHとツアーを回っていて、みんなで俺たちのショーを観に来てくれたんだ。BEARTOOTHのライヴはまだ観たことがないから、今回楽しみだよ。

-彼らの音楽は聴いたことがありますか?

何曲かはあるけど、ちゃんと聴いたことはまだないんだ。

-彼らは比較的新しいバンドでしたっけ。Caleb(Shomo/Vo)は元ATTACK ATTACK!ですが。

そうだね。ATTACK ATTACK!も聴いたことはあるけど、詳しくはないんだ。

-そうしたら今回は、音楽的にも個人的にも彼らのことを知ることになりますね。

もちろん!

-先ほど"しばらく来日していない"と言っていましたが、前回の来日は2014年でしたっけ?

たしか。......うわぁ、もうそんな昔の話なのか。早いな。

-本当ですよね。今年ももう半分が終わろうとしていますし。

そうだね、クレイジーだね。

-あなた方はマキシマム ザ ホルモンとツアー(※2008年に開催された"マキシマム ザ ホルモン vs ENTER SHIKARI")をしたり、ESCAPE THE FATEらと来日(※2010年に開催された"ENTER SHIKARI Japan Tour with A DAY TO REMEMBER & ESCAPE THE FATE")したりと、来日経験が非常に多いバンドなので、日本通だと思いますが、今回の来日で行きたいところや食べたいものがありましたら教えてください。

普段はたいてい東京止まり、ラッキーだったら大阪まで行けるって感じなんだ。今回は東京と大阪だけじゃなくて名古屋にも行けるから、日本をもう少し見られるってことでハッピーだよ。日本食も大好きだしね。ただ、今ヴィーガンになる練習をしているところなんだ。そうするとちょっと大変かもしれないけど、日本ではそれをちょっと休もうかな。日本は魚がおいしいし(笑)。魚は今でもたまに食べることがあるんだ。まぁ、たぶん"俺は100%ヴィーガンだ!"(※声に少しドスを利かせる)みたいにはならないと思うけど(笑)、野菜中心の食生活にはシフトしているね。

-日本は野菜料理も充実していますから、そういうのにトライするのもいいかも知れませんね。

そうだね。

-日本では寿司やラーメンは食べに行ったりしますか?

もちろん! 寿司もラーメンもカレーも毎回楽しみだよ。あと、テーブルの上でバーベキューをやるようなところによく行くね。

-じゃあ、いよいよヴィーガンの練習はお休みにしないと(笑)。

まぁでも、焼きピーマンとかはあるんじゃないかな(笑)?

-名古屋のローカル食は興味深いものがありますよ。お味噌と関係あるものが多いそうです。ヴィーガンにもいいと思いますよ。

そうなんだ? ありがとう!

-海外ツアーの経験は十分にあるあなた方ですが、母国でのツアーと比べて、異国でのツアーとの違いやその難しさ、楽しさなど、感じていることを教えてください。

俺たちは、UKの中ではよその国よりビッグになったんだ。UKはクレイジーだよ! 最近やったツアーは会場がアリーナで、しかもヘッドライナーだったんだ。だから7,000人くらいの前で演奏しているんだよ。そういう会場だとプロダクションも大掛かりになるよね。この前のツアーではサラウンド・サウンドを初めて使ったんだ。"4.1サラウンド"っていうのかな。初めて使うタイプのものだから準備が大変だったけど、今までとはまったく違うショーができたからやった甲斐があったよ。ヨーロッパでのショーの規模もだいぶそれに近いものになってきている。その他の国はもっと会場が小さいから、昔ながらのライヴをやってるね。両方できるのはいいことだよ。特にどっちかがプレッシャーになるってことはないけど、行く先々で結構違うタイプのショーをやってるよ。

-ちなみに、会場によってセットリストを変えるのでしょうか。

いや、特に変えたりしないな。UKツアーではスクリーンを置いたりしてヴィジュアル的なプロダクションがあるから、劇的な演出にして、曲の合間にちょっとしたインタールードを置いたりするけどね。そういう演出がないときはあまり凝らない。実際やる曲目は同じだよ。