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INTERVIEW

MUCC

2016.06.09UPDATE

2016年06月号掲載

MUCC

メンバー:逹瑯(Vo) ミヤ(Gt)

インタビュアー:KAORU

-今年1月から3ヶ月間に渡って行われた、MUCCとAKi(シドのベーシスト明希によるソロ名義)によるダブル・ヘッドライン・ツアー"MAVERICK DC presents DOUBLE HEADLINE TOUR 2016「M.A.D」"はいかがでしたか?

ミヤ:MUCCとしては、この長さのホール・ツアーは初めてのことだったので面白かったですね。普段のライヴハウス・ツアーではできないことがやれました。各地でゲスト・ミュージシャンに出演してもらったり、セッションしたり、それぞれがワンマン・ライヴでやってることとは違うアプローチができたので、すごく楽しいツアーになりました。

逹瑯:すごく楽しかったです。久しぶりに......いや、初めてかな。仲が良い人たちと、これだけがっつりツアーを回ることって経験がないので、純粋に毎日が楽しかったですね。お互いのライヴがどんどん良くなっていくことを応援できるツアーってそんなにないし。お互いに、"ここはこうした方がいいよ"とか、そういうアドバイスもしながら、とにかく"やったるぞ!"って感じでした。"JACK IN THE BOX"(※MAVERICK DC GROUP主催のライヴ・イベント)とか、そういう事務所のイベント感、ファミリー感を久しぶりに感じられたかな。

-それは楽しかったでしょうね。ツアー中に起こった面白いエピソードがあったら教えてください。

ミヤ:とにかく、AKiでサポート・ドラムをやってるMOTOKATSU(MIYAGAMI/THE MAD CAPSULE MARKETS)さんがお酒好きで(笑)。毎回打ち上げで一緒に飲ませていただきました。とにかく優しい人なんですよね。昔から音楽シーンにいらっしゃって、ずっとライヴをやり続けている方なので、いい意味で極端にわかりやすいんですよ。酒が好きで"飲むぞー!"って飲んで、次の日は二日酔いで(笑)。"ダメだぁ~"とか言ってるんですけど、いざドラム・セットの前に座ったら、その瞬間にいつものMOTOKATSUさんに変わるという。

逹瑯:MOTOKATSUさんは後輩に囲まれていて、どう接していいかわからない子たちもいるだろうし、ひとりくらいMOTOKATSUさんにぶっ込んでいった方がいいかなって思って、いろいろいじっちゃいました(笑)。めっちゃかわいいし、優しいし。後輩からガンガンいじられることもないようなので、楽しんでくれてましたよ(笑)。

-(笑)ちなみにホール・ツアーになると、音作りが難しいと言われていますが、そのあたりはいかがでしたか?

ミヤ:ライヴハウスでは響く音も、ホールだともっとしっかり演奏しないと音が飛ばないことがあるんですよ。ライヴハウスで誤魔化せていたものを、そのままやってしまうと客席の後ろまで響かないという。すごくシビアな環境だったから、すごくためになりましたね。

-いつもよりさらに演奏に力を込めないといけないんですね。

ミヤ:どこの会場に行っても同じ感じで響くように演奏することを心掛けて、観客との距離があるから、雰囲気でやるより音で勝負していきました。それから、ライヴハウスではできない派手な演出もできるので、そこにちゃんと音がついていくようにしましたね。

-5月1日には茨城県常総市災害復興支援イベント"Dappe Rock's"に出演されましたが、いかがでしたか?

逹瑯:めちゃくちゃ楽しかったですね。

ミヤ:すげえ楽しかった。

逹瑯:MUCCはそんなに復興支援イベントに積極的に出演するバンドではないので、あのメンツで、あのイベントで、あの場所で。声をかけてくれたのがTOSHI-LOWさん(BRAHMAN)じゃなかったら出てなかったと思うんですよ。なんか、意味はあったのかなって思います。

-MUCCのメンバーの出身地でもありますしね。

ミヤ:茨城にゆかりのあるバンドだけでしっかりやるというコンセプトが明確にあったので、"俺らができることなら全然やりますよ"って言って出演させてもらいました。で、意外に茨城のバンドが多いなと(笑)。

逹瑯:THE BACK HORNの松田(晋二)君とかが、"他のメンツはフェスでよく一緒にやってたし、そこにMUCCが出ることでひと味違う感じになったからすごく面白くなった"と言ってくれたのもすごく嬉しかったですね。

-ミヤさんは5月11日に開催された北陸新幹線開業1周年記念イベント"石川ロックサミット"の"ロック×OEK スーパーセッション"に参加されましたね。オーケストラと、LUNA SEAのメンバーを始めとしたそうそうたる顔ぶれのアーティストとの共演はいかがでしたか?

ミヤ:最高でしたね! フル・オーケストラとロック・バンドが同時に生演奏することがなかったし、一緒にやった"オーケストラ・アンサンブル金沢"がすごく音の強いチームだったので本当に面白かったですね。イベントの構成は、間に休憩があったりして、クラシック・コンサートの流れではあるんですよ。で、それを聴きに来ているお客さんは、LUNA SEAのファンもいれば、昔のロックが好きな人もいるし、クラシック音楽が好きな人もいました。