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INTERVIEW

SABANNAMAN

2016.04.08UPDATE

2016年04月号掲載

SABANNAMAN

Member:與那城 直記(Dr) 糸数 航平(Ba) 吉田 涼(Vo) 上田 雄(Gt)

Interviewer:荒金 良介

-昨年6月に1stアルバム『MAGIC MUTANT』発表以降、"FUJI ROCK FESTIVAL '15"の"ROOKIE A GO-GO"、"京都大作戦"の前夜祭"牛若ノ舞台 宵山 2015"、"BAYSIDE CRASH"など様々なフェスにも出演し、初めて観るお客さんの前でライヴをやることも多かったと思います。その中で何か思い出に残っている出来事や、バンドの意識が変わってきたなと感じる出来事はありますか?

吉田:どのイベントも出演できて嬉しかったんですけど、"もっとやれたのに"という悔しい思いが強くて、もう一度リベンジしたいなと思いました。バンドの意識もCDをリリースしたばかりのころよりいい意味で変わってきたなと思います。

上田:単純にたくさんの人の前でライヴをやれてめちゃくちゃ楽しかったです。でもフジロックで海外アーティストのライヴをひとつも観られずに移動したことが心残り、且つ、思い出です。

與那城:多くの方々にSABANNAMANを知ってもらい、活動する場所も全国いろいろと増えました。

糸数:やっぱり野外のステージは気持ち良いし、大勢の人の前で演奏することも最高だなと思いました。大小かかわらずこういうイベントの常連を目指していこうという意識の変化がありました。

-改めてデビュー作『MAGIC MUTANT』(2015年リリースの1stフル・アルバム)を聴き返したのですが、いい意味で初期衝動が爆発しているなと。バンド的には今振り返ってみて、デビュー作に関してどんな印象を持っていますか?

吉田:今聴いても最高だなって思いますね(笑)。でも実は、もっといい作品が作れると思ってもいます。

上田:ツアーを経て、"ここをもうちょっとこうしておけばよかったなあ"と思ったりもしましたけど、そういったことを含めて作品全体に勢いがあって最高です!

與那城:とにかく自分たちが持っているものを最大限に引き出そうと一生懸命だったと思います。今のバンドを作り上げている核になる曲もたくさんできたので大事にしたいです。

糸数:やっぱり初期衝動です。自分たちの音源を作れることになって、そのときにできることを全部やろうと必死になっていた中で生まれてきた作品です。今でも気に入っています。

-そして、今作『Jesus My Teacher』は約10ヶ月ぶりの音源になりますよね。最近はインディーズ・バンドでシングルをリリースする人たちがめっきり減っている印象もあるのですが、今回はシングルというCD形態を選んだのには何か理由があるのでしょうか?

吉田:曲ができたから出すっていうシンプルな理由です。

上田:ライヴに必死であまり曲ができていなかったので(笑)。

糸数:今までSABANNAMANを聴いたことがない人もシングルだと手を出しやすいかなと思います。

-今作収録のオリジナル曲のTrack.1「Jesus My Teacher」、Track.3「Sabanna Funk Generation」は、いつごろからあったものなのでしょうか?

吉田:前作のツアー(2015年8月から開催された"SABANNAMAN presents MAGIC MUTANT TOUR")中に作り始めました。すごく大変でした。

上田:レコーディング前にギリギリでできた曲もあります。