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INTERVIEW

MEDUSA IN MY KNICKERS

2015.10.07UPDATE

2015年10月号掲載

MEDUSA IN MY KNICKERS

Member:Nicolas Gasparotto(Composer/Gt) Ludovic Mornand(Vo/Rap)

Interviewer:山本 真由

-バンド名を冠した今作がMEDUSA IN MY KNICKERS にとって1stアルバムとのことですが、NicolasとLudovicふたりのこれまでの活動について教えていただけますか?

Nicolas:俺はバンドでギターをやっていて、Ludovicとは16歳のころに高校で出会ったんだ。ちょうどそのころヴォーカリストを探していてね。それ以来いろいろな音楽を作り続けているよ。ニューメタル、ハードコア、デスメタルとかね。

Ludovic:俺たちはメタルコア・バンドから始まっているんだ。ニューメタルにも夢中だったな。いろんなバンドでプレイもしてきたよ。KORN、LIMP BIZKIT、OTEP、DEFTONESが大好きだったよ。

-"MEDUSA IN MY KNICKERS"という名前にはどんな意味があるのですか?

Ludovic:それはドランク・パーティーからきてるんだ! 俺たちが泥酔しているときに海の生き物について話をしたんだ。なんでかって? それはわかんないだけどね。そのときに女の子が言ったんだ"あなた半ズボンの中にクラゲ入れてる?"ってね。それで俺たちはこのクレイジーな質問について考えたんだ。そこから意味がきているよ(笑)。よくわからない奇妙な名前かもしれないけど、俺たちは最高に気に入ってるよ!

-なぜバンドという形式ではなく、打ち込みを利用した、最小限のふたりで活動しようと思ったのですか?

Nicolas:俺たちはバンドで活動することに疲れてたんだ。バンドでの出来事は複雑だからね。バンドはみんな同じ目標をもって活動するべきだと思うんだけど、これはバンドで生きることのひとつの戦いでもあるよね。Ludovicと俺はもっと自由を求めてたんだ。音楽のジャンルにとらわれないプロジェクトを作りたくて。メタルコアなどにとらわれるだけじゃなく様々な音楽のジャンルが好きだったから、それを実行するために2人編成にしたんだ、俺たちは最高の家族であり、長い付き合いの最高の友人でもあるんだ!

-MEDUSA IN MY KNICKERSの音楽性は、今のトレンドでもあるメタル/ハードコアとエレクトロの融合という括りの中でも、非常に個性的だと思いますが、結成時から音楽性は固まっていたのでしょうか?

Ludovic:ありがとう! 俺たちの信念は"ルールなんてクソ食らえ!"てことだね。あとは常に新しいことに挑戦していくことかな。

Nicolas:俺の場合、"ダブステップにスクリームやシャウトを乗せるとどうなるんだろう"っていう単純なことが最初かな。みんなも音楽のジャンルや境界線に縛られないでくれよ。

-ハードコア・テクノやダブステップのようなEDM、そしてメタルやハードコアのようなロックなど、様々な音楽ジャンルを呑み込んだ現在の音楽性に辿り着くまでに、それぞれどのような音楽を聴いて育ったのでしょうか?

Nicolas:俺はいろいろな音楽が好きなんだけど、今はポスト・ハードコア、ハードコア、ブラック・メタルやフォーク・ソングが好きだね。ただ、目覚めさせてくれたのは90年代のニューメタル・シーンだね。KORN、DEFTONES、STAINDにOTEPとかを聴いたときに人生を変えられたね。素晴らしいメロディと絶望的なスクリームにギター・サウンドの組み合わせは最高だよ!

Ludovic:俺はブラック・メタル、デス・メタル、ヒップホップ、フォーク、ポスト・ロックだね。いつでもいろんな音楽を聴いてるよ。

-以前にKORNのリミックスを制作されていますが、もともと激しいサウンドの中に独特のダークなイメージを持ちつつ、近年エレクトロ・サウンドも積極的に取り入れている彼らの音楽性には、共感するところがあるのではないでしょうか?

Ludovic:KORNは俺がティーンのときに好きだったバンドのひとつなんだ。このリミックスはオマージュみたいなものだよ!

Nicolas:Jonathan Davisさん! これを読んでたら俺たちに連絡をください(笑)!