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INTERVIEW

GOOD4NOTHING

2015.10.14UPDATE

2015年10月号掲載

GOOD4NOTHING

メンバー:U-tan(Vo/Gt) TANNY(Vo/Gt) MAKKIN(Ba/Cho) SUNE(Dr)

インタビュアー:荒金 良介

大阪・堺が誇る"オッサン"ことGOOD4NOTHINGが今年結成17年目に突入した。2代目ドラマー、SUNEとのバンド・グルーヴ感も高まる一方で、ここ数年の彼らのライヴ・パフォーマンスは観ているだけで、元気をもらえ、腹の底から力が沸き上がるような途轍もないエネルギーを放出している。"オッサン"なんて自分たちでは言っているけど、歌や演奏はデビュー時から変わらない豪快なメロディック・パンクを叩きつけている。ただ、キャリアを経て、年々自由度が増したオープンな空気を発しているのはたしかだ。それが作風にも反映され、グッフォー節はそのままに今までになかったテイストも柔軟に取り入れ、懐の深いアプローチを見せている。この10thフル・アルバムを聴けば、誰もが笑顔になり、彼らの魅力にグイグイと引き込まれることだろう。

-前作フル・アルバム『Four voices』から約1年8ヶ月ぶりになる10枚目のニュー・アルバムが完成しました。まずちょっと振り返って聞きたいんですが、前作から今作の間に BBQ CHICKENSプロデュースの『Japanese Katana Soundtrack』に"マッキン&来来キョンシーズ"名義で参加し、そのレコ発ツアーもやりましたね。そのレコ発の東京公演も最高に楽しくて、腹が捩れるほど笑わせてもらいました。GOOD4NOTHING......いや、マッキン&来来キョンシーズのハジけまくったステージングも衝撃的でした。今さらではありますが、あの音源に誘われた理由は? 誘われたときにどんなことを思いましたか?

U-tan:Ken Bandのツアーに呼んでもらって、そのときに変名バンドでやるって縛りがあったんですがすごく楽しくて、音源のお話もらったときも、"メチャやってみたい!!!!"って思って参加させてもらいました。

MAKKIN:個人的には前回のBBQ CHICKENSのツアーにGOOD4NOTHINGで参加したときに結果を出せたのかなと(笑)。そのときからチャイナドレス着てたし(笑)。誘われたときは"えー!なんでー?"って感じでした。ずーっと緊張してました。

TANNY:そうですね~。大の大人が楽屋でちん〇ん触って何やってんだシリーズ延長戦です(笑)。PIZZA OF DEATHから僕らへの素敵なプレゼントです(笑)。僕らにとって新たな時代の幕開けだと思いました(笑)。

-あのレコ発ツアーの印象や面白いエピソードがあれば教えてください。

MAKKIN:やっぱりライヴ開始直後にチャイナドレスが破れたことですかね。ちょっと怖かったです。

U-tan:いや、 ホンマに客席にダイヴしたら、一瞬で身ぐるみはがされる感じがマジでヤバかったです(笑)。

TANNY:それ以上はここでは言えません(笑)

SUNE:BBQのライヴでのがなりパートでKenさんからまさかの僕が指名されて、ややウケになった苦い思い出があります(笑)

-前シングル『Raise Your Hope』』(2015年5月20日リリース)収録の「LIAR(feat.マッキン&来来キョンシーズ)」で不思議なクレジットが見かけられ(笑)、自分たちの楽曲にもあの音源に参加した経験が反映されたわけですけど。あの音源とツアーに参加したことで、GOOD4NOTHINGというバンドに対する姿勢や向き合い方が変わった部分もありますか?

U-tan:ない意識で今までやっていたつもりやったんですが、やっぱりどっかで自分たちらしさみたいな囲いを作ってたと思うんですよ、良くも悪くも。そういった部分を崩せたことによって音楽的にもステージング的にも幅が広がりましたね~。

MAKKIN:ホンマにそれで、今まではGOOD4NOTHINGの曲作りのときに"この部分マッキン歌ってみる?"って言われても、"絶対無理"とか"嫌や"とか言ってたのですが、楽曲の幅が広がったり面白くなるならアリやなと思うようになりました。貴重な体験をさせていただきました。

SUNE:かぶっちゃうんですが、僕もマッキン&来来キョンシーズを通して自分のバンド名義では崩せなかった部分をもう少し崩していってもいいのかもって思いました。

TANNY:バンドへの向き合い方自体は以前と変わらず、全力で楽しむ! ただ、音の面で、よりラウドでヘヴィなものもやるっていう意味では幅は広がりました。

-そして、今作の話に入りたいんですが、結成17年目に突入し、10枚目のアルバムになりますね。今回10枚目というのは作品を作るうえで意識しましたか?

U-tan:曲を作って行く過程で、なんとなく"10枚目か"ってことは感じてきていました。イメージ的には10枚目の1stを作りたいなって意識はありましたね。なんてったってKAWAJINと5枚、新しく入ったSUNEと5枚ですからね~。感慨深いものはありました。

MAKKIN:僕は特に意識はしていませんでした。でも、アルバムが完成して改めて"10枚目ってすごいな"と感じました。バンドが続いていかないとアルバムも出せないわけやし。

TANNY:いや、ホンマにありがたい話です。うっすらとした意識はあったかもしれないですね~。アルバムの随所に思いが散らばっているように思います。

-Track.3「STOMPING STEP」は、ちょっと今までのGOOD4NOTHINGにはなかった色合いの楽曲だなと感じました。わかりやすいサビといい、まさに観客に飛んでくれ!とストレートに訴えかけるようなキャッチーな曲調ですね。この曲はどういう経緯で生まれたんですか?

U-tan:ここ最近、ホンマに曲作るのが楽しくて、今回も倍くらいの曲を作ったんですが、僕らのルーツの3コードで分厚いシンガロングな曲を入れたくて作りました。DOWN BY LAWとかRANCIDのシンガロング・ナンバーとかマジで大好きで!!

-Track.8「R310」はレゲエ・フレイバーを効かせたスロー・ナンバーですね。SUBLIMEを彷彿させるようなサウンドで、3.6MILKに通じる遊び心のある歌詞にもクスッとさせられました。あの"TAKOYAKI"のフレーズのアイディアはどこから出てきたんでしょうか? ちなみに"R310"とは?

U-tan:今作もシングルに引き続き、アンドリュー(※Andrew N.F./FUCK YOU HEROES / BBQ CHICKENS / FULLSCRATCH)のところでレコーディングしたんです。まぁライヴも常に一緒にできているってのも大きいんですが、ホンマにスムーズで。2日くらい余っちゃって遊びでボーナス・トラック作ろうと思って作ったら意外と気持ちよくて、そのままブッ込みました。"R310"と"26"ってのは地元のメイン・ストリートで他愛もない歌詞やけど大阪の匂いがする歌にしたくて"TAKOYAKI"を入れてみました。

-Track.11「Blank Letter」はアコースティックを用いた弾き語りのようなシンプルな小品ですね。アルバムの後半にあることで、いいアクセントにもなってます。この曲を入れようと思った理由を教えてください?

U-tan:さっきの来来キョンシーズとかぶるんですが、いろんなことに挑戦することで、自分の幅が広がるというか......ここ最近はアコースティック・ライヴとか弾き語りをやったりとかもしていて、アコギで曲を作っていたらすごく気持ちいいメロディで、なんか短いアコースティックもありやな~って思っていれました。