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INTERVIEW

Crystal Lake

2015.09.19UPDATE

2015年10月号掲載

Crystal Lake

Member:Shinya(Gt) Yudai(Gt)

Interviewer:米沢 彰

-大きなフェスの舞台なども含めて様々なライヴやツアーをしてきたみなさんですが、今でもステージに上がるときは特別な感情や高揚感はありますか?

Yudai:高まってますね。"かますぞ!今日絶対かます!"って言って空回りすることもあるんですけど。でもそういう気持ちは常にあって。でも結局そういう気持ちがなくなったらライヴって終わりなんじゃないかなって思います。人が出すパワーとか気持ちって1番大事だと思いますね。ダサくてもがむしゃらにやってたら伝わる気持ちってあると思うし。そういうところは落ちたりしてないです。緊張はしなくなってきました。高揚感とか、今日はどうしようっていうワクワク感とか、もっと滾りたい!

Shinya:俺は逆に今になって緊張する(笑)。

一同:(笑)

Shinya:そういうの本当になくなったら、バンドってなんかね。

Yudai:いい意味での緊張感はありますよね。ドキドキってよりは、自分たちのバンドの中で"今日は絶対ここ決める"みたいものがあるので。そういうポイントってすごくライヴで観てもらいたいと思っていますね。

-ライヴでの反応が制作も含めて影響を与えていたりしますか?

Yudai:ライヴでやったときに、お客さんのリアクションに"はいコレ!ありがとうございます!それが正解!"みたいな、こちらから求めてしまうところはありますけどね。ただお客さんってストレートで、ノれないところはノらなくなるし、違うレスポンスを見せてくれると"こういうのもあるんだ"っていう面白さもありますね。実際このジャンルの良さって実はユニティなんじゃないかって。バンドとバンドが繋がるとか、お客さんとお客さんが繋がるとか、みんなでひとつのシーンみたいな考え方があると思うので。

-年末までのツアーそして、"Ozzfest Japan 2015"の意気込みをうかがってもよろしいでしょうか。

Shinya:『CUBES』でRyoが入ってから、流通する音源としては初音源だったんですけど、名刺替わりになる音源でツアー回るので。そこで知って、YouTubeだったりとか、CDをもちろん買ってくれた人だったりとか、ライヴだったりとか。今回で知る人がまた絶対増えると思うので。そういう人たちからしてみれば、僕ら『THE SIGN』で"はじめまして"じゃないですか。だから、そういういろんな人に届けたいという気持ちと。あと、新しい歌詞にもありますけど。"新しい世代の勢いや兆し"というのを、ツアーを重ねて見せていけたらいいなと思います。

Yudai:RyoがよくMCで言ってるように"カオス"とか"パッション"とか、ドカン、グチャってなってすべて発散して、みんな気持ちよくなりたいっていう思いは変わらずですね。ただ、ストーリーを意識した作りになっているので、それを早くライヴのツアーのセットで表現したいですね。音源では届かない部分があるので、そこを観て欲しいなって思います。今回のツアーでひとつのカタチとして『THE SIGN』をショーとして見せるので、そこを楽しみにして欲しいですね。"Ozzfest Japan 2015"に関しては1年経った自分たちが、同じステージでやったとき、もっとヘヴィになって帰ってこれたらなと。自分たちの良さが出るショーをできたらと思います。

-激ロック読者へ、そして今後聴くであろう海外のファン、未来のファンへのメッセージをひと言ずつお願いします。

Yudai:激ロックを通じて見てくれてる人っていろんな日本のバンドも知ってるし、激ロックが呼ぶ海外のバンドも知ってるし、DJで流れるようないろんな音楽の良さを知っていると思うけど、Crystal Lakeの『THE SIGN』っていうアルバムは、ヘヴィ・ミュージックのひとつのベースになるように、音楽のレベルを底上げするとか、音楽の力とか活動の場所が膨らんでいくってことを考えて作っていたので、ぜひサポートしてもらいつつ、友達に紹介して欲しいです! 今まで通りライヴやイベントに遊びに行って、みんなで騒ぐのが1番いいと思ってるんで、とにかく楽しんで紹介して欲しい。自信を持って紹介して欲しい。あと、海外の人たちでコンタクトが取りたい人は自分たちに直接連絡くれればと。僕らの等身大というかバンドとコミュニケーション取れるみたいなのは意識してて。、わかんないことがあればいろんな友達紹介するし、いろんな世界の人がたくさんいるので。音源はインターナショナル・バージョンもたくさん出るんで、そっちもチェックしてもらえたらと! ライヴにも行きますよ(笑)!

Shinya:激ロックを通じて見てくれている人は、僕らのことを知ってもらってる人が多いと思うんですけど、今作でいい意味で期待を裏切れるんじゃないかっていう思いがあって。また新たにヘヴィな音楽にのめり込んで、身を委ねて、みんなで盛り上がってくれたらいいんじゃないかって思っています。あと、僕らもいろんなバンドに興味持ったらコンタクト取っちゃおうかなって思ってるので、せっかくこの時代なので、もっといっぱいコミュニケーションとりたいです。だから何かあったら、WEBサイトでもFacebookでも、SNSとかで連絡ください!