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INTERVIEW

SECRET 7 LINE

2015.04.17UPDATE

SECRET 7 LINE

Member:TAKESHI (Dr/Vo) SHINJI (Ba/Vo) RYO (Gt/Vo)

Interviewer:荒金 良介

"シクフェス"の愛称を親しまれているSECRET 7 LINE自主企画イベント"THICK FESTIVAL"が、今年4回目を迎えることになった。初年度こそ1日開催だったが、2年目から2日間に切り替え、毎年熱い盛り上がりを見せている。パンク/ハードコア/ラウド系バンドを主軸に、意外なアーティストもブッキングするなど、主催者の"こんなフェスを観たい!"を具現化した熱狂空間を作り上げている。今年も川崎CLUB CITTA'で2日間、バラエティに富む魅惑の出演バンドが出揃っている。爆音轟音に加えたサプライズを含め、5月が待ち遠しい!

-最初に基本的な質問からさせてください。"THICK FESTIVAL"をやろうと思ったきっかけから教えてもらえますか?

SHINJI&RYO:自分たちが行きたいと思うフェスを自分たちで作りたいと思ったのがきっかけです。

TAKESHI:大きなフェスに出たいけどそんなに呼んでもらえない、なら自分たちでやろうと思い立って。あと自分たちでやるなら痒いとこに手が届くようなものがつくれるだろうと。

-今や大型フェスはもちろん、全国各地で様々なフェスも開催されています。もちろん、SECRET 7 LINEのような形でバンド主催のフェス/イベントも以前と比べて増えてきている状況でもあります。その中でも"THICK FESTIVAL"は他のフェスとはここが魅力、ここが違うという点を挙げてもらえますか?

RYO:バンドの同士の繋がりが強いバンドが多く出演していること、全バンド時間被りなしですべて観られることですかね。

SHINJI:たしかに、以前よりもフェスという形のイベントは増えたと思います。出演するバンドも似たり寄ったりになっている、という現状もあるとは思いますが。よほどの大規模のイベントでない限り、主催する人・団体によって、そのフェスの色っていうのはすごく出てくると思います。"THICK FESTIVAL"はSECRET 7 LINEのメンバーが主に意見を出し合って、いろいろ決めているし、当日もメンバー3人がオープニングの挨拶をしたり、来場者へのプレゼントを配ったり、楽屋のケータリングを用意したり(笑)、SECRET 7 LINEとしての色というのがハッキリ出ていると思います。それが1番他のフェスとは違うところだと思います。

TAKESHI:基本ノンジャンルではありますが、ほぼパンク/ハードコアに特化したバンド主導のものだという点と、お客さんがその気になれば全バンド楽しむことができるという点だと思います。

-3年前に第1回の"THICK FESTIVAL"を開催してますね。このフェスをやり始めてから自分たちのバンドに対する姿勢、音楽への向き合い方、音楽シーンの中でも自分たちのバンドのポジョンなど、考え方が変わった点があれば教えてください。

RYO:バンド主体のフェスをやりたいという気持ちで始めたところから、今はむしろシクフェスに支えられてバンドを続けられている感じもあります。

SHINJI:毎年ある意味で、活動の軸というかそういうのがひとつできたことで、1年の動き方っていうのが少し変わりましたね。あとは変わった点というわけではないですが、ジャンルも年齢も幅広いバンドに、仲良くしてもらってるんだなっていうことは毎年実感させられます。

TAKESHI:バンド活動の1年の中でひとつの大きなポイントであり、軸になっていると思います。あと、他のバンドにシクフェスというものが大きく認知されてきているなとも感じます。

-"THICK FESTIVAL"の出演ラインナップに関してですが、ブッキングするうえで考慮していることはどんなことでしょう?

RYO:今までの繋がりと新たな繋がりとどちらも出していきたいです。

SHINJI:自分たちが好きなバンド、カッコイイと思うバンドっていうのが1番ですね。あとは一緒にお酒を飲んで楽しい人たちっていうことも考えます(笑)。

TAKESHI:基本的に自分たちがかっこいいと思うバンド、若手・後輩・ベテラン・先輩関係なく呼んでいます。このバンドをこのバンド(若しくはそのファン)に見せたい、とかそういうのもあるかもです。

-今年、"THICK FESTIVAL"は第4回目を迎えます。今回開催するうえで何か考えたことはありますか? また今回のブッキングで意識したところなどあれば教えてください?

RYO:こちらも同様、今までの繋がりと新たな繋がりとどちらも出していきたいと思いました。

SHINJI:去年よりも、より良いイベントになるようにということで、いろいろ意見は出し合いました。バンドのブッキングに関しては、去年までよりも、さらに幅広い色のバンドにオファーをしました。

TAKESHI:お客さんを喜ばせたいというより、ビックリさせたいと思ってわりと意外なバンドもブッキングしたつもりです。"意味わかんないくらい楽しかった"と思ってもらいたいですね(笑)。