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INTERVIEW

THA ALBATROSS

2015.02.09UPDATE

2015年02月号掲載

THA ALBATROSS

Member:Ryuichi (Vo/Ba) Shinsho (Gt/Vo) Shunshi (Dr/Vo)

Interviewer:山本 真由

-1stフル・アルバム『When the Fall Dawn, Show a Twilight』の完成、おめでとうございます! 激ロック初登場なので、まずは簡単にバンドの紹介をお願いします。

Ryuichi(以下Ryu):九州福岡を拠点に活動するロック・バンドです。メロコアだとか、歌モノだとか、各地で言われることは違ったりしますが、ジャンルは気にせずカッコイイと思ったことをやっています。

-バンド名の"ALBATROSS"とはアホウドリという意味の英語ですが、このバンド名にはどんな意味が込められているのですか?

Ryu:そのまんまです! メンバーみんなアホなんで。

Shinsho(以下Shin):見た目もカッコイイと思って。

Shunshi(以下Shun):響きがよかですよね。"アルバトロス"って。

Ryu:まあ単純なんです(笑)。

-現在のメンバー3人での活動は2011年の8月からとのことですが、メロディック・パンクを主体とした今の音楽性を確立したのはいつごろからですか?

Ryu:結成当初からですね。当時から自分が曲を作ってるんで、基本は変わってないと思います。

Shin:確立したいっ......! なんか、こう、ずっとこの感じよね。

Ryu:俺の中では確立できちょんつもりなんやけどな......(笑)。

Shun:まあRyuichiの感性が色濃く出てる部分はありますね。

-THA ALBATROSSの楽曲は、メロディック・パンクを主体としながらも、JIMMY EAT WORLDやMINERAL、THE ATARISなど90年代の初期エモの要素も感じられます。メンバーそれぞれの音楽的なルーツはどのあたりにあるのでしょうか?

Ryu:んー......。なんでしょう(笑)。バンドを始めるきっかけは青春パンクです。GOING STEADY、STANCE PUNKSとかですね。洋楽だとGOOD CHARLOTTEとか。ルーツではないかもしれないけど、THE GET UP KIDS、THRICE、FINCH、THERE FOR TOMORROWとかはジャンルは違えど似た雰囲気持ってるし、すごく好きなんですよね。元々ハッピーな曲よりエモの方が感情移入できるんだと思います。

Shun:自分も青春パンクには大きく影響はされていますねー。やはり中学高校の多感な時期に聴いていた音楽なので。もちろん洋楽も。

Shin:ガキのころ、おかんに塾や習い事の送り迎えをしてもらってて、その車の中で聴いてたカセットテープでした。今でいう懐メロだと思います。

-なるほど。今作は、そんなTHA ALBATROSSのメロディの美しさや多彩さが全編に渡って発揮されていますが、アルバム全体を通したテーマやコンセプトなどはあったのでしょうか?

Ryu:まず"THA ALBATROSSのテーマ"として"愛"があるので1番は"愛"です。続いて、"誰が聴いても親しみやすい曲"をテーマにしています。自分らがあまり複雑なことはできないから、わかりやすいサビだったり、比較的キャッチーなメロディの曲が多いですね。それから全体を通して振り幅のあるアルバムになるように頑張ったつもりです。似たようなテンポ、リズムの曲が続くと自分が飽きちゃうんで(笑)。

Shun:普段のライヴから心がけていることでもありますしねー。

Shin:ステージでよく告ってます。"好きだー! 愛してるー!"って。初めて聴く人も観る人も、誰ひとり置いてけぼりしないような優しい楽曲たちだと思います。

Shun:男前発言ですね(笑)。

-(笑)ところで、歌詞は全編英語詞なのが特徴的ですが、どなたが書いているのですか?

Ryu:自分です。

Shun:Ryuichiまかせの部分が大きいですね。書けと言われても書けません(笑)。

Shin:いや、俺の歌詞も入ってるよ。少しだけ......。書き留めてた歌詞をRyuichiに渡しても採用された試しがない! おい! きしゃーん!

Ryu:こればっかりはしゃーねーやろ(笑)。気持ちがな。気持ちが。

-アルバムのテーマは"愛"とのことでしたが、個々の歌詞のメッセージはどういうものが中心となっているのでしょうか?

Ryu:当然"愛"です。広い意味で。純粋なラヴ・ソングもありますけど、友人や家族、その他身近にいて支えてくれる人たちに向けての内容が多いです。