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INTERVIEW

BLUE ENCOUNT

2015.01.22UPDATE

2015年01月号掲載

BLUE ENCOUNT

メンバー:田邊 駿一 (Vo/Gt) 江口 雄也 (Gt) 辻村 勇太 (Ba) 高村 佳秀 (Dr)

インタビュアー:荒金 良介

-2日前に終わった"TOUR 2014 ROOKIE'S HIGH"ファイナル公演(12月13日TSUTAYA O-EAST)を観させてもらいましたが、最初から最後までものすごい盛り上がりで、素晴らしいライヴでした! 今回のツアーを振り返っていかがですか?

高村:今回は今までのワンマン・ツアーの中でも1番悩んだというか。考えに考えすぎて、前回のツアーを越えたくて越えたくて、どうしたらいいんだろうって。その自分たちの葛藤がいい面でも悪い面でも出て、ちょっと成長できたツアーでした。

-そうなんですね。話を訊かないと、わからないものですね。

高村:全ヵ所違う絵があって、その度に悩んで"次はこうしよう""もっとこういう景色を見たい"そういう欲がどんどん出てきて、そのためにはどう表現すればいいかなと。O-EAST公演に向かって右往左往しながら、やっと最後に見えたというか。新しいBLUE ENCOUNT(以下ブルエン)らしさを見せられたかなと。

-新しいブルエンというと?

高村:今まではガムシャラで......今もそうだけど、ガムシャラの中にもさらに上を目指したい気持ちがあるし、キャパを広げるための見せかたも考えなきゃいけない。例えば1000人いたら、目の前の500人だけじゃなく、1000人びっちりまで音を届けるにはどうすればいいか。950人でもダメだし、1000人全員に届けてこそ、次のステージに行けるなと。

-自分たちのハードルがどんどん上がっていると。

田邊:ブルエンとしてどういうバンドになりたいのか、それを考えました。僕ら今回のワンマンで(観客を)引っ張っていきたいと思って。初日の仙台公演も楽しかったけど、もっと俺ららしくやりたいと思ったんですよ。

高村:お客さんとの距離が若干遠くて、突き放しちゃった感じがしたんです。終わった後にもっと一体感を出せたんじゃないかと反省しました。

辻村:俺らの提示の仕方が曖昧で、お客さんも様子を伺う感じで、その探り合いになっちゃって。そこからエンジンがかかっても遅いし、お客さんと擦れ違いが発生して。ワンマンはお客さんも最初から待ち望んでいるから、1曲目からそれに応えたかったんですよ。

田邊:だから、キーワードは"初速"、いかに最初からフルスロットルでいけるか。仙台公演が終わった後、さらに自分たちを見つめ直して、セットリストをガッツリ組み替えたんですよ。僕らの戦いかたを考えて、広島公演からさらに挑めました。でも挑めば挑むほど、一体化したい気持ちが強くなって、毎ヵ所そういう光景を見たいなと。僕自身もヴォーカリストとして何が言えるのか、何を言って楽しませたいのか......そこにも葛藤がありました。今回は楽しいだけじゃ終わらないツアーで、ステージに立ってるときは楽しいけど、自分はこんなに熱くなりすぎていたんだ、こんなに突っ走っていたんだって、ライヴ後に冷静に分析して軌道修正しました。メジャー・デビューして、ワンマンをソールド・アウトしても、僕らの不器用さが出てしまうんですよね。

-なるほど。

田邊:ただ、O-EAST公演は全員と一緒にライヴができたんですよ。ほんとに自分たちが1番好きなライヴがやれました。円陣組んでるときは"いつもの俺らでいこうよ!"という魔法の言葉を使っちゃうんですけど。

全員:はははははは。

田邊:いい意味でそれを鵜呑みにしない4人がいたから。最初はすげえ固かったけど、それをお客さんがほぐしてくれて、ほぐれたからこそ次は何をしなきゃいけないのか。会場が楽しくなりすぎて、ヘンな方向に転んでしまった場合、僕らがそのときに何を言えるのか。だから、楽しいだけじゃないMCも自分の中では初めてできたから。