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INTERVIEW

IN FLAMES

2014.12.25UPDATE

IN FLAMES

Member:Anders Friden(Vo) Bjorn Gelotte(Gt)

Interviewer:村岡 俊介(DJ ムラオカ)

-日本に到着したのはいつですか?

Anders:昨日のお昼ぐらいだよ。

-寿司と日本の酒が好きだとAndersが前回のインタビューでおっしゃっていましたが、すでに寿司と日本酒を味わいましたか?

Anders:真っ先に行ったよ。昨日、コンシェルジュに聞いて英語の通じないところに行ったんだ。英語の通じない店の方が美味しいらしいからね。すごく美味しかったよ!

-今回の来日はちょうど記念すべき10回目ですね? 初来日が1998年でしたがまだ記憶にありますか?

Bjorn:もちろん覚えているよ。すごく不思議な印象が残っているんだ。東京と大阪に行ったんだけど、思った以上に街が大きくて『ブレードランナー』っていう映画みたいにスクリーンが街にたくさんあったから、印象に残ってたね。あと、オーディエンスがすごく礼儀正しいのにもびっくりしたよ。俺たちのMC中には、じっと黙って聴いてくれて、演奏になるとガーって盛り上がってくれて、最初は何か間違えたのかと思ったよ(笑)。

Anders:夢が叶ったような気分だったね。文化も全然違うところから来たから。たぶん初来日の頃だと思うんだけど、仕事帰りのスーツを着たお客さんとバリバリのパンクのお客さんと両方同じところにいて。ライヴ会場外のことをみんな忘れて、ただ音楽を楽しむだけに来てくれているっていうのがわかってすごく嬉しかった。あとは、日本の入国管理の人が俺らに気付いて"ライヴに行きます!"って言ってくれたんだよ(笑)。それもとってもクールだったね。アメリカなんかだと、入国管理の態度が悪かったりしてイラつくこともあったりするんだけどね。そういうこともあって、歓迎してくれてるっていうのがすごく伝わったよ。

-まだ初来日の頃、これから先10回も日本に遠征に行くことになるなんて想像していましたか?

Bjorn:本当に初来日は夢のような感じだったんだ。昔から日本のことをテレビや雑誌で見ていたからね。日本はまだメタルが生きている国なんだなって印象があるよ。あとは、他の国では人気が廃れていってるバンドでも日本ではまだ人気だったりとかして。もちろん、初来日のときにこんなに来れるなんて予想はしていなかったよ。でも、また行きたいと思って努力はしていたんだ。

Anders:だから、こうやって来れているのはアルバムを1枚1枚コツコツ作っていた結果かな。でも、これは仕事というよりも音楽が好きで愛を持ってやっていることだから、それがこの結果に繋がって嬉しいよ。実際に日本はドイツとスウェーデン以外で初めて俺たちの音楽を認めてくれた国なんだ。アメリカやイギリスよりも1年早いくらいにね。それをすごく感謝しているよ。

-さて今回が記念すべき日本での初開催となるKNOTFEST JAPANですが、日本に所縁のあるあなたがたにとって出演オファーが来たときは嬉しかったのではと想像しますが、実際にいかがでしたか?

Anders:KNOTFESTが特別というわけではないんだけど、普段俺たちの音楽を聴かない人に俺たちの音楽を届けられるチャンスとしてはとても嬉しいね。あとは、他の出演者にたくさん友達がいるからそこも楽しいんだ。ただ、たった40分のために日本に来たっていうのは本当にもったいない気がするよ。

-LOUD PARKと比較するとKNOTFEST JAPANの方がだいぶ低年齢層でキッズが多いフェスですが、そういった人の中にはまだIN FLAMESを未体験というかたもいると思います。そんなIN FLAMES未体験のキッズに自分たちのライヴを体験してもらうのは楽しみじゃないでしょうか?

Bjorn:ステージの時間が長い短いで態度を変えるっていうことはまったくないんだ。でも、時間が短いから集中的にやらなくちゃだね。どのステージでも、リスナーにいい印象を与えられるようにしているよ。まあ、ふざけたりもしているけど、音楽に関しては本当に真面目にやっているよ。

Anders:たしかに、お客さんは今回自分たちのためだけにお金を払ってライヴに来るというわけではないんだけど、お金を払ってくれている以上俺らには責任というものがあるんだ。その責任があるから、体調管理だったり、酒を飲みすぎたりしないように本当に気をつけている。音楽も大真面目にやっているけど、人生は楽しいものだからね。そこは気楽にやっているよ。