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INTERVIEW

ROACH

2013.10.07UPDATE

2013年10月号掲載

ROACH

メンバー:taama (Vo) くぼっち (Gt) 勝也 (Ba) Daisuke (Dr)

インタビュアー:荒金 良介

-随分前の話になりますが、今年の下北沢SHELTERのワンマン・ライヴ(4月12日)でtaamaさんが"沖縄の借りてたアパートを解約して、実家に戻って、久々にお父さんと会話した"みたいなMCをしてましたよね?

taama:ああ、そんなこと言ってましたね。今年はあまり沖縄に帰れてなくて、1、2月は沖縄にいたけど、3月からはこっち(東京/本土)でずっとツアー、制作、レコーディングという状況が続いたんです。沖縄はライヴがあった4月と6月の2回しか帰れなくて、次に沖縄に帰れるのは12月です。

-えっ、次に帰るのは12月ですか。沖縄が恋しくなったりしませんか?

taama:そうなると、沖縄料理屋に駆け込んでます(笑)。骨を埋めるときは、地元に帰りたいですけど。そういう考えある?

くぼっち:とりあえず今はこっちで......いずれはって感じですね。

-勝也さんとDaisukeさんは?

勝也:まあ、時々帰れたらいいですかね。

Daisuke:今すぐ帰りたいです。沖縄が神奈川ぐらいの距離だったらいいですね。

taama:えっ、そうなの?いままで逆だったんですよ。どちかと言えば、帰りたくないって言ってたのに。

Daisuke:自分は車を運転するのが好きで、それができないのがストレスで、それが理由っすね。だから、車を持って来ようかなと。

taama:マジ?車持ってくることまで考えてる?

Daisuke:駐車場も見つけて、いつでもOKみたいな。

taama:そこまで考えてるの(笑)!

-沖縄よりもこっちにいる時間が長いというのは、ライヴがさらに増えているからですか?

taama:そういうわけでもないんですけどね。前はこっちにツアーをやるために来る感じだったけど、今年は沖縄にライヴをやるために帰るというスタンスに変わりました。何が変化したかと言うと、気持ちの問題だけですね。

-それって大きな気持ちの変化じゃないですか?

taama:めちゃめちゃ大きいっすね。いままでは沖縄以外の場所にいると、フワフワしてたんですよ。自分の居場所がない状態だから、ストレスを感じることもあったけど、今年に入ってからそれがだいぶなくなりました。今年の1、2月に沖縄に帰ったことが自分の中で大きくて。ずっと旅芸人みたいな生活を送ってると、自分のサイクルがわからなくなるんですよ。どこでも心地良く生活できるように、気の持ちようを改めようと思って。勝也さんはどうなの?

-インタビュアーになってますね(笑)。

taama:くぼっちはバイクがあるし、勝也さんはチャリがあるからね。

Daisuke:(勝也は)1日平均50キロぐらいチャリで走るらしいですよ。

勝也:それ話をだいぶ盛られてる(笑)。それはこれまでの最高です。

-沖縄、本土という境目の意識をあまり持たないようにしている?

taama:そうっすね。

-そして、今回はEPという形ですけど、ここ数作は作品の間隔も短くなってましたよね。今回は1年ぶりになるので、通常ならミニ・アルバムでも良かったと思うんですが、EPにした理由は?

taama:単純に間に合わなかっただけです(笑)。作りながら煮詰めていくうちにレコーディングの日が近づいてきて、気付いたらEPになってたみたいな。

-最初はミニ・アルバムの予定だったんですね。

taama:そうですね。いままでは沖縄に帰って来て、ウチナンチューとしてのアイデンティティを作品に込めたいという気持ちが強くあったんですよ。それを『OKINAMERICA』でやり切っちゃったので、次はどうしようかなと。これまで沖縄で感じたことを作品にしていたけど、逆にこれだけ全国をツアーで回って、日本という国にもお世話になって、いろんなものを吸収したから、そういう経験も出してもいいんじゃないかなって。沖縄人というよりも、日本人としての意識が芽生えてきた。

-冒頭で聞いた話と関連してますね。

taama:そうですね。だから、今回のジャケットも手の中に"?"が描いてあるんですよ。現時点で見えてきたものもあるし、このツアーが終わる頃に自分の中でその"?"がどうなるんだろうって。ライヴを通して、お客さんの反応をダイレクトに感じるから。それでこの"?"がどうなるのか、楽しみですね。

-ジャケットの絵は"?"だったんですね。言われて気付きました。

taama:はははは。

くぼっち:それが狙いじゃない?モロわかるというより、ああ、なるほどという絶妙なラインだと思う。バンド的にも『OKINAMERICA』で音が1周してるんですよね。やり切った感は確かにある。今回はライフ・スタイルというか、自然と出てくるもので作りたくて。

taama:そうなってくると、今度は出てくるまで作業にならないんですよ。フンフンって鼻歌からスタートする感じだったから。

勝也:曲の作り方は変わりましたね。