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INTERVIEW

STONE SOUR

2013.04.11UPDATE

2013年04月号掲載

STONE SOUR

メンバー:Corey Taylor (Vo)

インタビュアー:KAORU Interpreter:Rei Shishido

-『House Of Gold And Bones Part II』のリリース、そしてOzzfestへの来日決定おめでとうございます!去年は私を含めて『House Of Gold And Bones Part I』を年間ベストに挙げていた人はとても多かったので、今から待ち遠しいです。ファンにとってLOUD PARK 12の出演キャンセルは残念でしたが、その後Jim Rootの体調は完全に回復しましたか?差し支えなければ、Jimはその時どのような容態だったのか教えてください。

彼は元気だよ!あの時彼は盲腸になったんだ。それで入院して手術しなくてはならなくなった。そのせいで色々スケジュールの変更もあったけど、手術は成功したよ、彼は今とっても元気になっている。そして日本に行くのをとっても楽しみにしているんだ。STONE SOURとしてだけでなく、SLIPKNOTとしてもね!

-また、1日目はSLIPKNOT、2日目はSTONE SOURとしてのショウとなるのも興味深いですが、そのようなことはこれまでにもありましたか?気持ちの切り替えが大変ではないですか?そして、結果的にですが、『House Of Gold And Bones Part II』がリリースされた後に日本でショウが観れるのはとても楽しみです!

一度あったよ。ちょっと前かな、南アメリカでのROCK IN RIO FESTIVALだ。なかなか楽しいもんだったよ。2つのバンドのファンが一緒に交流たりして、それをさぁもう一度やろうかって感じだ。きっと楽しいよ、日本初のOzzfestだしね!出演できるのをとても光栄に思っているよ。DEFTONESやTOOLもいるだろう?きっとめちゃくちゃ楽しいフェスになるな!凄く楽しみだ。

-『House Of Gold And Bones Part II』は、Part Iと一緒の時期にレコーディングは終えていたとのことでしたが“やっぱりここのアレンジは変えよう”というような変更はなく、リリースに至ったのでしょうか?

うん。なかったよ。このアルバムの素晴らしいところは、アレンジに苦労しなかったところなんだ。曲のスムーズな流れのために何をすべきか、俺達は最初からわかっていたんだ。俺たちはただ最初に感じた情熱とエネルギーをうまく捉えてプレイすることに集中すればよかった。2つのアルバムは別々だけど、同じ情熱と繋がりを持たせたかったんだ。矛盾なき一貫性を大事にしたかったんだ。

-2枚組の大作が完結されましたが、曲の並びの順番がとても大切ですよね。ただならぬ工夫が感じられます。

この順番にした理由はたくさんあるよ。曲がストーリーを追いかけ、同時にストーリーの一部となって語りかけるんだ。ただの曲の寄せ集めではなくて、流れのあるアルバムとするためにも曲順には気を使ったよ。変にぎこちなかったり、不自然にならないようにするにも流れはとても大事だ。自然で心地よい流れを作りたかった。一度自然なグルーヴとアレンジが見つかったら、後は全てがするするとうまく決まっていったんだ。

-今作はコンセプト・アルバムですので、歌詞の物語性も非常に重要視したと思いますが、あなたの中での歌詞の付け方の方法を変えたというようなことはありましたか?

ストーリーへのアイディアがまず頭に浮かんだんだ。それをただ繰り返しているだけには見せたくなかった。キャラクターの精神と、心に何が起こっているのか、その成長と変化も含めて伝えられるように慎重に取り組んだよ。どうやったかというと、まず最初に、一気に頭に浮かんだ言葉を書いた。それからレコーディングが始まって、たまに書き直したりした。ストーリーの1番良い部分を引き出せるようにとても努力したよ。俺は基本的に歌詞を書き直すのは嫌いなんだ。だから、最初に心に浮かんだことを大事にするよ。今回は特にそれがうまくいったと思っている。

-「The Conflagration」では「The Traveler」のリフレインが使用され、そこからラストの「The House Of Gold And Bones」までの間に“RU 486!”と、これもPart Iの楽曲の名前のコールが挟まれていますが、これからのライヴでのコールを想起させますね。

その通りだね!この2つのアルバムの素晴らしいところは、2枚のアルバムに渡ってテーマやヒントが散りばめられているところだ!繰り返されるヒントに気付けばこれらがコンセプト・アルバムだという実感がもっとわくはずだ。リスナーをぐっと引きこみたかったんだよ、気付けば見入っていた映画のようにね。多くのリスナーがこのアルバムを俺が気に入っているくらい気に入ればいいなぁ!

-Part IIも想像を超える劇的なサウンドで、物語の完結へと向かっていく高揚感がたまらなかったです。中だるみも全くないですし、リスナーそれぞれが、それぞれの楽しみ方でじっくりと堪能出来る作品ですね。ダークな作品ではありますが、ラストにはSTONE SOURらしいへヴィなロックンロール・ナンバーの「The House Of Gold And Bones」で終わってくれて嬉しかったです。この終わり方については、どのタイミングで決まりましたか?あまり暗く終わらせないということに意味があるのではと思ったのですが。

ストーリー自体の終わり方がとてもドラマティックだよね。人が決定を下す時だ、彼の人生を良くも悪くも変えるという、正にその瞬間だよ。ポイントは、最後の部分をストーリー的にもオープンにしたところだ。この曲こそがパーフェクトに最後を飾り、ストーリーの意味があらわになるんだ。