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INTERVIEW

SILHOUETTE FROM THE SKYLIT

2012.10.12UPDATE

2012年10月号掲載

SILHOUETTE FROM THE SKYLIT

メンバー:SeshiroX (Vo)

インタビュアー:TETU★KID

-まずは1stフル・アルバム『Arche』を完成させた今の気持ちを教えてください。

そうですね……“制作が終わったのに、なんでこんなに忙しいんだ、くそったれ!!”って感じです(笑)。っていうのは冗談として、ほんとに僕らの精魂尽き果てるまでこだわって、全てを出し尽くしたアルバムになったと思うので、今はもう、みんなの感想を聞くのが楽しみでフワフワした心持ちです。

-SILHOUETTE FROM THE SKYLITが持つスケール感がさらにパワー・アップしていて、非常にバラエティにも富んでいる作品だと感じました。バンドの持ち味を決して殺すことなくいろんな切り口の曲が揃っていますね。アルバムを作る上でのテーマはありましたか?

ありがとうございます!まさしく言っていただいた通り、いろんな曲を入れようっていうのは最初からみんなで話していて、とにかく今のシルエットの引き出しを全部1回吐き出しちゃおう、と。これまではシングルだったりミニ・アルバムだったりで、どうしても幅が出しづらかったので。曲のラインナップが決まったときはなんかもう、“カードダス全種類揃えたった!!!!”的な満足感がありましたね。

-完成まではどれくらいの時間を要しましたか?またアルバムを制作する中で1番時間がかかった作業はなんですか?

先行シングル「Seek My Way Out」だけは、2月下旬くらいから作り始めましたけど、他の曲は全部4月以降で書き下ろしました。「Seek~」はめちゃめちゃ時間かかって。それこそ「Seek~」が完成したのは5月末だったんで他の曲はもうそれは光の速さで仕上げていきました(笑)。だから2月~8月の半年、かかったことになるのかな……長い(笑)。

-曲単位で聞いていきたいと思います。まずはアルバムの冒頭を飾る「Seek My Way Out」ですが、この曲はPVも制作されているリード曲ですね。コーラス・ワークがとても綺麗で、サビのフックも効いていてまさにリードに相応しいと思いましたが、この曲はどのように生まれたのでしょうか?

確かRockwellがギターのイントロのフレーズをスタジオに持ってきて、そこから前奏とか作っていった感じですね。でもそのフレーズにはさらに元ネタがあって、2年前まだ福岡にいた時に、山小屋で作曲合宿をやったことがあったんですけど、その時に作った“軽トラ”っていう仮タイトルの曲から持ってきてるんです。ちなみに仮タイトルは、俺が外を散歩しながら元となるビートを考えたんですけど、その時に目の前に軽トラがあったから(笑)。

-その「Seek My Way Out」のPVですが、光と影のコントラストをうまく使ったとても曲にあったPVですね。また曲のイメージがリスナーに伝わる素晴らしいPVだと思いました。このPVに関してはメンバーさんの意見なども盛り込まれているのですか?

ディレクターのLandonとはいろいろアイデアを出しあったんですけど、照明のフレアとかを入れるのは彼のアイデアですね。全体的な明るさのイメージとか、途中で画面が縦に分割されたりするんですけど、そういう見せ方とかは俺たちからのアイデアだったり、うまくコラボレーションできたんじゃないかと思います。

-また撮影時のエピソードなどもあれば教えてください。

後ろに立っている照明がかなり映像にインパクトを与えてるんですけど、これは実はローホリっていう舞台照明で、本当は横向きに床に置いて使うものなんですよ。それを、なんの支えもなしに立てています(笑)。地震が来たり、ちょっと間違って押したら倒れちゃう状態で、さらにレンタル機材だったので怯えながら撮影しました(笑)。

-「Parallel Lines」ですが、SILHOUETTE FROM THE SKYLITの代表曲とも言える「Fake and Going to Fade」に匹敵する名曲だと思います。疾走感に溢れていて、エッジの効いたギター・リフもヘヴィなんですが聴いていてとても気持ちが良い曲ですね。この曲はどうやって制作されたのでしょうか?ギター・リフから作られたのかな?と個人的には思っています。

ご名答(笑)。Aメロのリフからですね。Rockwellがなんかリハーサル中に、“おっ、いいのできた、録音しよ”って言ってiPhoneに録音してたのを覚えています。俺は最初は4つ目のコードが気にくわなかったんで、ボツにしようと密かに思ってたんですけどね(笑)。あとは全体の構成を俺とRockwellがチャットでいがみ合いながら作って、まあなんとかほとんど完成までいったところで、イントロが残っていて。ここが1番大変でしたね。最初はAメロのリフがイントロにもあったんですが、シンセも入りまくってるしインパクトがないと思ってとにかく音を削いでいきました。フレーズも前奏とかサビと統一にするようにどんどんシンプルになるように注文していって、最後はお互い大納得の出来になりました(笑)。