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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

CROSSFAITH

2012.06.07UPDATE

2012年06月号掲載

CROSSFAITH

Member:Koie (Vo) Teru (Panorama & Program) Kazuki (Gt) Hiroki (Ba) Tatsuya (Dr)

Interviewer:ムラオカ

-UKツアーに続いて今度はVans Warped Tour UKへの出演が決まりましたね。前回の激ロック・インタビューでCROSSFAITHの音楽性だと今現在の国内シーンの規模では限界があるから、世界を主戦場にしたほうが良いんじゃないかという話をしましたが、実際に他の国内バンドではあり得ないぐらいの数、海外を回り始めてみてどういった心境なのかな?

Ko:昔から聴いてる音楽も海外の音楽だったので、今はただそれに憧れているだけって状況から抜け出したっていうか、実際に海外に出て結果を出し始めているというのはバンドとして本当に大きい一歩だと思ってます。だから今回のWarped Tourが決まったというのもまた1つ夢が叶ってめちゃくちゃテンションが上がってます。

T:今まで想像でしかなかったものが、この前のUKツアーで現実のものになったんで、今はまだアメリカとかではライヴをしたことがないので、もっともっとたくさんの国々でツアーをして、また曲を作ってということが実現できるなって思いました。

-『ZION』EPは日本国外ではどんな形かでリリースされたりするのかな?

Ko:世界各国のレーベルからオファーをたくさん頂いてます。ぜひどういう展開になるか期待していてください。

-6月のリリース・ツアーでは今までにはあまり例のないCROSSFAITHがMISS MAY I、THE WORD ALIVEという実力派海外バンドをサポートに付けて東名阪公演を行いますね?

Ko:そうですね、テンションはすごくあがってます。俺らが海外ツアーに行っても基本的に他の国から来たバンドってサポートをするのが普通だと思うんですよ。俺らのサポートで呼んだバンドを俺らのお客さんに見せてあげたいってのが俺らの中にあったんです。

-自分たちのツアーでもあるけど、海外にもカッコいいバンドがいるということを日本のキッズに知らせたいという意味も持っているんですね。

Ko:俺的にはそうですね。HER NAME IN BLOODをサポートで入れたっていうのもそういう理由があったからです。俺らは最近いろんなシーンでライヴをしているので、その中でも一番カッコイイと思えるバンドを呼ぼうぜってことでHER NAME IN BLOODを誘いました。CROSSFAITHだからこそ出来ることを考えた結果が今回のツアーです。

-切り口がすごくいいですね。多くの日本のバンドは人気が出てくると出来上がったコミュニティに属してお互いそこのバンドを誘ってみんなで仲良くやっていこうみたいな馴れ合いな感じがするんですよね。もっと外に出てきて欲しいなって思うバンドさんが正直いますね。

Ko:アンパイな感じの組み合わせが多いってことですよね?

-確かにこれなら集客がカタいなっていう組み合わせが多かったり……もちろん集客も大切なことだとは思いますが。

Ko:そういうところも大事やと思うんですけど、俺らやから、CROSSFAITHやから日本でこういうイベントが組めるっていうことがしたかったですね。

-見てる側からするとそれはすごく嬉しいことというか、みんな楽しみにしてると思いますよ。

Ko:確かにどうなるのか見たいって人はいっぱいいると思います。

-最後にお決まりの質問なんだけど、CROSSFAITHのファン、エクストリーム・ミュージック・ファンにメッセージを頂けますか?

Ko:今の音楽シーンには今までなかったようなEPになっていると思うので、聴いてぶっ飛ばされて欲しいです。“ぶっ飛ばしたい!ぶっ飛ばされたい!早くライヴがしたい!”という感じです。

H:そんなに長いものでもないので、全部聴いてもらいたいです。

Ta:今までより更に進化したCROSSFAITHを体感して欲しいです。

Ko:全6曲なのでペロッと食べれるような作品だけど、でもガッツリ喰らわせられる作品でもあると思うのでぜひ聴いてみてください!