DRAGONFORCE| 激ロック インタビュー

2012.04.07UPDATE

2012年04月号掲載

Member：Marc Hudson (Vo)　Herman Li (Gt)

Interviewer：米沢彰

－では最後に日本のファンへのメッセージをお願い致します。

M：日本のファンにニュー・アルバムを届けられてうれしいよ。今回初めて日本に来たけど、優しくしてくれてみんなありがとう。

H：激ロックの表紙を飾れてうれしいよ！『The Power Within』のことをチェックしてくれな！

: DRAGONFORCE

『Warp Speed Warriors』
amazon TOWER RECORDS TOWER HMV

音楽のジャンルを問わず、自分たちのスタイルを保ち続けることも変化させ続けることも決して容易いことではない。特に一聴してそれとわかるほどの強烈な個性を持ったバンドであればなおさらなのだが、DRAGONFORCEは自らの成すべき音楽を骨の髄まで理解しているということは、このアルバムを聴けば誰もが理解できるはずだ。前作から5年、コロナ禍を経て放たれる本作は新たなベーシストとしてAlicia Vigilを迎えてから初となるアルバムでもある。バンドを取り巻く環境の変化はあれど、すでに述べた通り彼らの音楽性の基本軸は不変であり、超絶テクニックの応酬はもちろん、80年代のカルチャーに（前作『Extreme Power Metal』（2019年）の路線を踏襲したアートワークを見よ）インスパイアされた楽曲群はとびきりキャッチーで耳に残るフックも満載だ。徹頭徹尾貫かれるDRAGONFORCE節をご堪能あれ。井上光一