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INTERVIEW

TONIGHT ALIVE

2012.03.06UPDATE

2012年03月号掲載

TONIGHT ALIVE

Member:Jenna McDougall (Vo)

Interviewer:ムラオカ

-1stアルバム『What Are You So Scared Of? 』リリースおめでとうございます。すでに10月にリリースされていますが、リスナーの反応はいかがですか?

ありがとう!このアルバムは、私個人として、バンドとして、そしてソングライターとしてのネクスト・ステップ的なアルバムだと思っているの。私たちは常にファンと共に成長していきたいと思っていて、私たち自身もまだ若いから、彼らと同じような考えを持ったり経験をしたいと考えているわ。今回のアルバムは私たちにとってネクスト・ステップであったように、ファンにとってもネクスト・ステップの手助けになるアルバムだって言ってもらえたことが一番うれしかったわ。今までのサウンドやスタイルを特に変える意識はなかったんだけど、それら2つや個人としての成長がアルバムのサウンドに繋がったと思っているわ。

-今作はメジャーのソニーミュージックからのリリースですね。ソニーミュージックからのリリース決まったときの気持ちを教えてください。

みんなものすごく興奮したわ!こんなに経験豊富で卓越したチームとタッグを組めるなんて夢の様なことだもの。

-メジャーからのリリースということでプレッシャーは感じませんでしたか?

プレッシャーっていうものはまったくなかったわね。私達は常にリアルで等身大の自分でいる事を意識していていて、周りの状況にバンドの方向性とかサウンドを左右される事がなかったから、メジャーと契約をしたからといって、特に心境の変化はなかったわ。

-前作はポップ・パンクと呼べる音楽性でしたが、今作はより普遍的なロックへと音楽性が変化したことが感じ取れます。意識的にサウンドの方向性を変えたのでしょうか?

いや、意識的にサウンドの方向性を変えたってことはないわね。私たち自身、今作と前作のサウンドの違いをそこまで感じないんだけど、違った風に聴こえるのはきっと私たちのサウンドが成長したんだと思うわ!

-あなたの声質、歌い方も深みが増して少し大人っぽくなったように感じましたが、前作を制作したときと比べて自分自身ヴォーカリストとして成長したと感じていますか?

その通りよ!楽曲制作とかレコーディングとか長いツアーを経て、私の声は成長したと思うの!常日頃、様々な声の使い分けとか歌い方を意識していたんだけど、自然に深みがある歌い方ができるようになったの。今は以前より歌っていてすごく楽しいわ。

-歌詞はどのような題材が多いのでしょうか?また特に気に入っている歌詞をピックアップして説明していただいても宜しいでしょうか?

私が書く歌詞は様々な物ごとに挑戦して、それらをいかにして乗り越えていくかっていう歌詞が多いわね。「What Are You So Scared Of? 」はその中でもかなり特別な想いがある歌詞なの。様々なことを恐れずに立ち向かうっていうこの曲のテーマは私も常に意識していることで、色んなことに直面した時にもこの曲の歌詞は私に勇気をくれて背中を押してくれたの。だからこの曲を聴く人にとってもそうであって欲しいと願っているわ。

-BLINK-182などを手掛けたことで有名なMark Trombinoをプロデューサーに迎えていますが、彼を選択した理由を教えてください。また彼との作業はいかがでしたか?

私達は中高生の頃から彼がプロデュースしたアルバムを聴いて育ったから、私達の記念すべきメジャー・デビュー・アルバムのプロデュースをお願いすることはすごく自然な流れだったの。BLINK-182を始め、私たちが尊敬するバンドを手がけた彼と仕事をするなんて夢のようだったし、とても誇らしいことよ!彼との作業は大変だったけど、学ぶことが多くてすごく楽しいものだったわ。彼とは約3カ月をかけてレコーディングを行ったんだけど、私たちが目指したい方向性を理解していて、私たちの良さを最大限に引き出してくれたわ。彼とは是非また一緒に仕事がしたいと思っているの!

-アルバム・ジャケット(輸入盤)が非常にダークなデザインですね。今までのTONIGHT ALIVEから受けるイメージとは異なっていたので驚きました。今回ダークなデザインのイラストを起用したのは何故でしょうか?

特にダークさをイメージしたわけじゃないんだけど、今回のアルバム・ジャケットでは臆病さと勇敢さっていうのを表現したかったの。アルバム・タイトルの『What Are You So Scared Of?』の意味は、恐怖や困難に立ち向かうのが怖くて躊躇しているんだけど、自分の中にそれらに立ち向かう勇気や信念を見つけて恐怖を克服することによって更に良い人生をおくるっていうテーマなんだけど、そのテーマとアルバム・ジャケットのデザインはすごくマッチしていると思っているわ。