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INTERVIEW

CANNIBAL CORPSE

2012.03.08UPDATE

2012年03月号掲載

CANNIBAL CORPSE

メンバー:Alex Webster (Ba)

インタビュアー:TxOxMxOx

-通算12枚目となる『Torture』リリースおめでとうございます。完成した今の気持ちを聞かせてください。

俺たちみんなアルバムの出来栄えには、かなり満足しているよ。このアルバムには俺たちが今まで書いた曲の中で最高レベルのものがいくつか入ってると言えるだろうね。

-アルバムを聴かせていただきましたが、デビュー当時からもっていたブルータル極まりない王道のデス・メタル・スタイルをブレることなく継承し続けていますね。やはりそこはこだわり抜いているのでしょうか?

そうだね。俺たちは常にバンド結成当初からの考え方でもある“ホラーな歌詞の純粋なデス・メタル”というコンセプトを貫き通している。俺たちみんな他のジャンルの音楽も聴くし、好きなんだけど、そういう要素や影響は一切CANNIBAL CORPSEに反映させたくないんだ。俺たちは常に100%デス・メタルでないといけない。

-1曲目からあなた方の真骨頂といえる超高速の2ビートで攻め立てるアグレッシブな曲で始まったかと思えば、蛇のようにうねるリフが印象的な邪悪な曲、思わずヘッドバンギングしてしまうグルーヴィでスロー・テンポな曲までバラエティに富んだ内容となっていますが、あなた自身は今作をどのような作品にしようと心がけていましたか?

うん、俺たちは今回純粋なデス・メタル作品で、且つバラエティを持たせるためにはどうすればいいかということを考えていたんだ。そしていろんなテンポやリズム、そしてスケールの曲を書くことで、今回のような作品が出来上がった。このアルバムが凄くブルータルでヘヴィで、とても興味深いアルバムに仕上がっていると感じてもらえると嬉しいね。

-あなた方の曲調は最近のデス・メタル・バンドのように複雑すぎることなく、印象に残りやすく、いい意味でキャッチーさを兼ね備えていると感じました。この意見には同感できますか?

俺自身は複雑なデス・メタルも好きなんだけどね。でもCANNIBAL CORPSEでは常に先ず作曲を大事にしている。俺たちの曲にもそこそこ複雑で演奏するのが大変なくらいの曲もあるけど、作曲において大事なのは“ヘヴィかつ印象に残る曲を書くこと”だというのが常に頭にある。“良いミュージシャンであること”の1つの要素として技術的に高度なことを曲の中で聴かせていくというのももちろんあるし、それによってみんなが曲に興味を持ってくれるということがあるのも事実なんだけどね。例えそのリスナーがミュージシャンじゃなかったとしても。もしかしたら高い能力を見せることよりも作曲そのものを大事にするっていうミュージシャンが少ないのかもしれないね。俺たちは曲全体を大事にしているんだ。

-曲を制作する上で気を付けていることはありますか?

一番大変なことは、純粋なデス・メタルという枠の中で、個性や特徴のある曲を書くことだと思う。俺たちは長年活動してきてたくさんの曲を書いたから、新しい曲を書く度にそのハードルは上がっていく。過去のアイディアを再利用して作曲するのはイヤだからね。例えば俺が曲を書くときは、常に完全に新しいアイディアを出すようにしているんだ。もしかしたら成功していないかもしれない。でも常にその努力はしている。他のCANNIBAL CORPSEのメンバーが曲を書くときも同じようなことを心掛けているはずだよ。

-『Torture』(拷問、苦痛の意味)という、いつにも増して残忍なアルバム・タイトルですが、今作のコンセプト、テーマがありましたら教えてください。

このアルバムはコンセプト・アルバムではないんだけど、収録されている曲の内容は拷問や死刑執行といったものが多いんだ。だから全体のテーマには沿っているだろうね。

-例えばGeorge Fisherの早口で吐き出す、極悪かつ個性的なデス・ヴォイスが他のデス・メタルバンドにはないあなた方の特徴の1つですが、あなた方自身が考えるCANNIBAL CORPSE ならでは特徴とは何だと思いますか?

そうだね。Georgeの声もCANNIBAL CORPSEの大きな特徴のひとつだと思う。そして同じように他のそれぞれのメンバーもCANNIBAL CORPSEならではの独自のサウンドを持っていると思うんだ。例えばPaulのドラミング・スタイルも聴いて直ぐにCANNIBAL CORPSEだと分かるものだと思う。そういう意味で他のメンバーもCANNIBAL CORPSEサウンドを持っているんだ。一番の特徴というか、強みっていうのは俺たちがチームとして素晴らしくまとまっていることだろうね。

-2006年リリースの『Kill』以降の作品はすべてErik Rutanがプロデュースを手掛けていますが、プロデューサー、Erikがあなた方を惹きつけるものはどのような点でしょうか?

Erikは俺たちの親友でもあるんだ。そして彼は凄く熱心に働く。さらにデス・メタルの音作りを熟知している。俺たちは常にErikのスタジオでの決断を信頼しているんだ。俺たちのアルバムを最高にヘヴィに仕上げるためにね。