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INTERVIEW

丹下眞也(OUTRAGE)×TAKUMA(10-FEET)

2011.01.14UPDATE

2011年01月号掲載

丹下眞也(OUTRAGE)×TAKUMA(10-FEET)

メンバー:丹下眞也  10-FEET : TAKUMA

インタビュアー:ムラオカ

この対談はUOTRAGEに密着したロックドキュメンタリー・ムービー『SHINE ON-TRAVELOGUE OF OUTRAGE-』のポスタグラム掲載用に取材させていただいたものであるが、丹下眞也氏、TAKUMA氏、お二方のフィーリングが絶妙に合い素晴らしいものとなったので、ポスタグラムで掲載仕切れなかった一部を掲載させていただけることとなった。

-TAKUMAさんがOUTRAGEに出会った後、OUTRAGEに惹かれていった理由を教えてください。

TAKUMA:中学のジャリの頃ですけど、洋楽と邦楽のバンドの差って、聴いてて音の厚みとか、所謂、音楽のセンスというかフィーリング、底力みたいなものまで、洋楽にルーツがあるものって、日本は10年以上遅れてやってきたから、なかなかやっぱりそういうところの説得力みたいなもんが出えへんのかなみたいなイメージがあったんですが、それが全部OUTRAGEを聴いたらひっくり返って、全員OUTRAGEがやっつけてくれるとか思ってました(笑)。それが始まりでしたね。
で、バンド組もうって言われて、最初は、ハイハットとスネアを渡されて、お前はドラムをやれって言われて、ずっと練習してて。で、その次に、同じ友達に今度はギターを渡されて、一応ギターも練習しとけって、よく分からない、聞いたこともないメーカーのギターだったんですけど、黒いレスポールで、ヘッドにジャスティスって書いてあったんですよ(笑)正義って…。で、それで、OUTRAGEの音にどうやったらなるのかいろいろ計算してやってましたね。

丹下:ジャスティスで(爆笑)。

TAKUMA:ドラムもめちゃくちゃツーバスを練習してて、OUTRAGEとかも真似してたんですけど…。ドラム・セットって一番最初ってどんなんやったんですか?

丹下:一番最初は普通のワンバスですね。次に、買ったのはツーバスのセット。高校生の時に買ったのはツーバスですね。

TAKUMA:もう何から何まで真似しまくってましたね。

丹下:俺が初めて買った頃ってツイン・ペダルってなかったですね。途中からツイン・ペダルが出てきて、だから練習スタジオにバスドラ一個、自転車の後ろに乗っけて持ってって。あと地下鉄とか。そしたらスタジオのお兄さんが、そんな苦労するんだったら、もうかわいそうだから、倉庫貸してあげるから置いておきなさいって。そこから持っていかなくてよくなったんです。

TAKUMA :『SPIT』でしたっけ、あのアルバムのあれのギターの音、みんなでいろんなエフェクター重ねまくって、真似しまくってましたね。どうしてもあの音にならなくて。

-TAKUMAさんが始めて聴いたOUTRAGEのアルバムは?

TAKUMA:後ろでシルエットで写真写ってる…『BLIND TO REALITY』。アレが最初だったんちゃうかな。

-結構たくさんの曲をカヴァーしていたのですか?

TAKUMA:やってましたね、かなりやってましたね。この間OUTRAGEの俺ベストを作ってたんですけど、ほぼ全部やってました(笑)。

-10-FEETさんが企画された『メタル一家』というメタリカのカヴァー・アルバムを作りましたよね。OUTRAGEも参加していますが。

TAKUMA:OUTRAGEに関してはちょっと、説明が難しいというか。一番どきどきしてましたね、誘う際には。もちろん出会ってなかったらオファー出来なかったと思いますね、絶対。ただ、なんていうんだろう…OUTRAGEとMETALLICAの関係、METALLICAに対してどういう風に個々が思ってはんのかっていう情報は自分にはなかったので。でも、そういう匂いを僕は感じてたし、ほんまにどういうリターン・パンチが来るのかほんとに分かんなかったんですよね。いろいろ想像してたんですけど。とにかくあれを聴いた瞬間に、うちのレコード会社の担当者とメンバー全員、スタンディング・オーベーション(笑)。

丹下:アレンジのやりようがないっていうか。最初TAKUMA君から話を頂いたときに、METALLICA当然好きなんだけど、好きなものって逆に踏んじゃったらいけないような感じもあって、だからといって断るということもないけれども、どうやってやるべきかなみたいな。まずどの曲やるべきかみたいな。で、ちょっとひねった曲やれば、なんとなく通り過ぎていけるような気はしてたんだけど、それじゃなんか誰も許してくれないんじゃないかなと思って。もう、どうしていいか分かんなくて、まぁだったら直球で、そのまま全部コピーでいいじゃないみたいな。

TAKUMA:あれ選べないですよ。僕達。出来ないですもん、まずあの曲を。笑いましたもん。まずあれ聴いたとき。もう万々歳でした、みんなで抱き合うくらい盛り上がりました。

丹下:完コピしかないなと思って。楽譜まで買ってきて、それはちゃんとやらんとまずいなと。だいたい僕達の世代って楽譜使わない世代で、耳でなんとなくコピーできるけど、耳でコピーして間違ってたりすると、これはいかんなってことになって。

TAKUMA:でも楽譜通りにやっても、何故か同じにならない時多くないですかMETALLICAとか。…完璧でしたね。

丹下:確かに難しかったけど。大丈夫かなって。
自分達では出来上がった音がいいかどうかっていうのは、全然分かんないけど、とりあえずなんとなく形になったんじゃないっていう感じには思ってたけど。まぁそれぐらい自分たちのハードルが高いっていうかMETALLICAとかMOTORHEADとか、IRON MAIDENとか、子供の時に憧れていたものって普通にスタジオでコピーするだけだったらなんていうことないかもしれないけど、いざ、ものにするとなると、やっぱり緊張しちゃうんだよね。