MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

PIERCE THE VEIL

2010.12.10UPDATE

PIERCE THE VEIL

Member:Vic Fuentes(Vo&Gt) Mike Fuentes(Dr)

Interviewer:MAY-E

-初来日おめでとうございます。VERSUS TOUR 2010はいかがでしたか?

Vic Fuentes(以下V):このVERSUS TOURでは素晴らしい経験がたくさん出来たよ。日本の文化にも触れることが出来たしね。夢がかなったって感じさ。日本には随分前から来たいと思っていたんだよ。
M:そうだね。僕もバンドを結成してから「どの国にツアーに行きたい?」って聞かれる度に「日本に行きたい!」って答えていたんだけど、来られるかどうか分からなかったからさ。だから今回こうして夢が叶って本当に嬉しいよ。

-そうですね。日本のオーディエンスを前にして、如何でしたか?

V:来日する前に、日本のオーディエンスの特徴は他のバンドから聞いていたんだ。曲と曲の間が静かになる事もね。だけどそうやって曲間が静かになるのって、きっとバンドをリスペクトしてくれているからなんだよね。それも日本の文化の一部だと考えているよ。だから僕らもそれをふまえて、なるべくシンプルにプレイするよう心がけたんだ。僕らがどれだけ日本に来ることができてハッピーなのかを伝えるためにね。

-なるほど。私は東京公演にお邪魔したんですが、PIERCE THE VEILがベストアクトだと思いました。ライヴで重要視しているポイントはどこでしょうか?

M:ありがとう。僕らは、もともとライヴを念頭に置いて曲つくりをしているんだ。だから出来るだけ楽しく、エネルギッシュにしようと努めているよ。ライヴに足を運んでくれたファンに「今日は最高のライヴだった!」って思ってもらえるようにね。かっこいいイントロを用いたり、カバー曲をプレイしたり、クレイジーなセットにしたり・・・どれも全てファンに楽しんでもらうためさ。

V:ただ、ツアーによっては僕らよりもっとヘヴィな音楽性のバンドとまわることもあるから、いつもよりもっとロックな感じでプレイすることもあるよ。今回のツアーは、エネルギッシュなバンドばかりだったから、僕らもエレルギッシュなショーにするよう心がけたんだ。

M:僕らのショーには毎回テーマがあるんだよ。今回は、メキシコの伝統「Day Of The Dead」を取り入れたんだ。ショーの最初に出てきた骸骨みたいなお面もそのひとつさ。

-へぇ、そうなんですか。とてもユニークな演出だと思いましたよ。

M:「テイルズ・オブ・ザ・クリプト」っていうホラー番組があるんだけど、アメリカのショーではそのコスチュームを取り入れたこともあったよ。それを見て、泣き出しちゃった女の子がいたくらい怖いやつさ(笑)僕らは、ショーの中でショーをやるのが好きなんだよね。

-なるほど。そういう演出だけでなく演奏そのものも素晴らしかったです。変則的であるのに一体感があって。VicやMikeはBEFORE TODAYで98年からバンド活動していますが、TonyとJamieもPIERCE THE VEILの前に音楽活動していたんでしょうか?

V:TonyとJamieは、以前はもっとヘヴィなメタル・バンドで活動していたんだよ。TRIGGER MY NIGHTMAREっていうバンドなんだけど。PIERCE THE VEILのファースト・アルバムは、僕ら二人だけで作ったものなんだよ。だけど、ライヴでプレイするのにメンバーが必要になって、彼ら二人をバンドに迎えることになったのさ。